脳を味方につける生き方 (知的生きかた文庫)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837979197

感想・レビュー・書評

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  • ――――――――――――――――――――――――――――――
    「人は毎日生まれ、毎日死んでいる」140

    夜死んで朝生まれる。輪廻転生と同じです。141

    今日の仕事がうまくいくかどうかは、すべて朝にかかっているといっても過言ではありません。159

    ほんの5分でいいですから、シャワーを浴びながら行動を設計する時間をつくりましょう。

    また、余裕があれば何ひとつ、その日にチャレンジする課題を決めます。161
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    何が文化だというのでしょう。我も我もと衣・食・住を追いかけているだけです。文化以前のレベルです。脳にいい食事とは、それとは対極にあるものです。

    自分の命をつなぐことだけを目的とする、質素な食事です。191
    ――――――――――――――――――――――――――――――

  • 「脳を味方につける生き方」4

    著者 苫米地英人
    出版 三笠書房

    p189より引用
    “けれど煩悩にとらわれた人々は、満たされることを知りません。
    お金がなくて衣・食・住に追われるのではなく、お金があるから
    衣・食・住を追いかけているのです。”

     脳機能学者である著者による、自分を変えるための頭の使い方
    を記した一冊。
     脳と心のリセットについてから脳に良い習慣まで、力強い文章
    で書かれています。

     上記の引用は、脳に良い習慣・悪い習慣について書かれた一文。
    足るを知ることの大切さは、脳にも影響が強いようです。
     p193に著者の服装について書かれています、同じ服を何着も持
    っていて着回しているそうです。確か映画「ザ・フライ」の中で、
    主人公の科学者が服装について同じ考えだったように記憶してい
    ます。頭の良い人は同じ考えに辿り着くことも多いのかも知れま
    せん。

    ーーーーー

  • 前半の演技をする話はつまらなくて飛ばしました。
    あれをやったら自分らしく生きられず、本当の幸せを得ることができない気がしました。
    後半はおもしろかったです。
    後半だけ再読する予定です。

  • ほとんど忘れていたので、久々に再読。
    読むだけで面白い。実践すればなお良し。

  • 「なりたい自分になる」「理想の自分になる」
    その決意と裏腹に「無意識の抵抗」がそれを邪魔する。

    自己洗脳によりいかにしてその「無意識の抵抗」(変わろうとしない自分)を打ち破るか。

    基本は自分自身で「理想の自分」を演じるところから始まる。

  • 苫米地さんの本は、潜在意識に関心のある人には お勧めです。


    難しそうな分野ですが、比較的読みやすい文章で書かれています。

    自分を変えるには、演技を楽しむのも効果的という主張は、とても参考になりました。

    ただ少しボリュームに欠ける内容で、苫米地さんの偏重な意見もあったので、星4つが妥当と思います。

  • ここに書いてあることがマスターできれば、もうなんか何も枷になるものはない!みたいな完全無敵モードになるんかな、なんて思ったり。一つ一つはそれほど難しくないしな。演技したり、夢の先を考えたり。

    確かに抽象化能力を身につけることは突き抜ける為の一つのキーとなるかもしれんね

  • 嫌煙家に成る方法や休憩時間を上手く取る方法がのせられている。

  • なりたい自分を演じることが大切

  • 2009年に発刊された単行本の文庫落ち。自己暗示という以上のやり方で周囲を巻き込んでいくという発想はすごい。著者は時々とんでもないことを言い出すのだが、この本に書いてあることを実践したら、少なくとも自分を変えることは確かにできそうだ。ホメオスタシスに関する部分は要注意。後半は、なるほど「脳を味方につける」方法だと思う。それにしても、相変わらず紙一重な感じだ。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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