- Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838104871
作品紹介・あらすじ
事件、事故、自然災害。
現場にかけつけたその時、記者たちは何を見て何を感じたのか。
ある時は手探りで、またある時は確信を胸に真実を探る。
締切との戦い、他紙との攻防。時には怒号が飛び交い、時には涙する。
昭和から平成へ、産経新聞の記者たちの述懐でつづる関西事件史。
感想・レビュー・書評
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年齢や出身地的にあまり知らない事件もあり、読みやすく面白かった
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ふだん表に出にくい「記者」のパーソナリティーが見えて面白い。ただ三菱銀行立てこもりを入れるなら千日デパート火災も入れりゃ良かったのに
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あるイベントで無料で入手。産経新聞の記者が、関西で大事件が起きた際に取った行動の記録。普段私でも、報道にかける記者の命を削るような仕事ぶりに圧巻。それがゆえ、被害者や警察や検察との関係性が崩れる場面も多々あり、そこまで必要か?と思わされる場面も。新聞やテレビはただ起きた事実を伝えるものだと思っていたが、そこに人が入る以上は、どう記載するか、どこまで記載するか、いつ記載するかなど考え抜かれてできたものと痛感した。これまでに起きた凶悪犯罪の全貌もおさらいできたし、満足な一冊だった。
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資料ID:21302264
請求記号:210.76||S -
もともとWeb時代に読んでいたものも、こうして活字になると印象が違うものだ。欲を言えばもう少し記者の声を詳しく聞きたかった気もする。しかし関西で起きた事件のディテールは東京発では発信できないような温度間に溢れていたと思う。