- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838711185
感想・レビュー・書評
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先日「陰陽師 1〜13」を貸してくれた友人が、私の好みだろうと貸してくれました。
岡野玲子の漫画 ということで 読み始めます。
「陰陽師」よりむしろ トールキンの「指輪物語」や 上橋菜穂子の「獣の奏者」などをほうふつとします。
もっとも、Act1では、まだ大きな事件は起きていません。(ほんとは起きているんだけれど)
『4代目妖女サイベルは、半ば忘れられた不思議な力をもつけものたち − 黒鳥や竜、隼、黒猫、猪と一緒に暮らしています。 完全無欠の白い鳥、ライラレインに、サイベルがある日、エルドウォルドの夜の闇に向けて呼び声を放つと・・・。』
Act2を読むのが楽しみです。
コーリング (Act1) (Mag comics) マガジンハウス → URLはこちら https://mangapedia.com/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-eherubdcq 『マンガペディア 』 :
パトリシア・A・マキリップのファンタジー『妖女サイベルの呼び声』を漫画化したもの。
妖女サイベルの呼び声 (The Forgotten Beasts of Eld, 1974)、1975年世界幻想文学大賞受賞
パトリシア・A・マキリップ (Patricia Ann Mckillip、 1948年2月29日 - ) - URLはこちら https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BBA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97 『Wikipedia 』 :
アメリカ合衆国オレゴン州セイレム生まれの小説家、ファンタジー作家、SF作家。 → URLはこちら http://amzn.to/2kbxGvT 『著書 』 :
2017/1/27 友人から借りる。2/3 読み始める。 2/4 読み終わる。
内容と目次・著者は
内容 :
コーリング(1991年-1993年、コミックトム)
URLはこちら http://bookboookbook.seesaa.net/article/105285703.html 『コーリング 〜岡野玲子による「妖女サイベルの呼び声」〜 』 :
〜物語のはじまり〜
門の外から叫ぶ若い騎士の声。
戦いの装いをした、コーレンと名乗るその騎士の腕には小さな赤ん坊がいた。
エルド山の魔女、得体の知れぬ不思議なけもの達と暮らすサイベルに赤ん坊を預けるために戦場から駆け抜けてきたと話す。
そして、サイベルの甥にあたるその赤ん坊を、守り愛し育ててくれるよう願う。
サイベルは冷たい美貌を持ち、人との交わりを断って、山の中で伝説のけもの達と暮らしている。
そんな彼女の腕で眠る赤ん坊。それが彼女が人と関わる始まりだった。
目次 :
I 伝説のけものたちを呼び集めている魔術師オガムの娘サイベルが、サールのコーレンに赤ん坊を預けられたこと
II 赤ん坊タムローンはエルドウォルドの王ドリードの子供でした。 12年後にコーレンはタムを引き取りに来ます
III エルドウォルドの王位をめぐって、人の世の争いごとに関わるのはまっぴらと、つっぱねるサイベルの苦悩
IV コーレンの帰郷後、自分の父であるドリード王に会ってみたくなったタムローンのこと
V タムの願いでサイベルは王を呼び、タムを王の許へ返します。王は彼女の美しさと不思議な力に関心を深めます。
VI コーレンはサイベルに呼ばれたと突然訪ねてきます。猪サイリンの奸計にあって物の怪ロマルプに出会い・・・
著者 : 岡野玲子 - URLはこちら https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E9%87%8E%E7%8E%B2%E5%AD%90 『Wikipedia 』 :
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岡野さんは原作があるものの漫画化がお得意なのかしら?
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夏休みにMMで読了。岡野玲子の硬質な絵柄が、ヨーロッパ昔話調のストーリーによく合っていて美しい。機会があれば購入したいかも。
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忠実に漫画化してあって好感が持てた。
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続スピリチュアル。脳みそに染みわたる〜
いろいろ、ひっこみつかなくなることあるけど
間違いに気づいちゃったら、自分に正直に、ぴゃーっと
逃げちゃってもいいんじゃないの。って思えました。 -
原作「妖女サイベルの歌声」
出てくる獣たち、魂の核にある、白い鳥に惹かれます。 -
小説の空気を描き出す作者に脱帽。
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“妖女サイベルの呼び声”を漫画化したもの。原作の雰囲気を壊さず、これ以上無い形で描き出された世界は圧巻。岡野玲子さんはかたちのないモノを絵にするのが上手い。
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作者の原作への愛情がすてきだと思いました。