ひよっこ茶人の玉手箱: インターネットでお茶を愉しむ

著者 :
  • マガジンハウス
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838711611

感想・レビュー・書評

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  • 著者がメーリングリストで茶人が交流する輪の中に入り、茶道にはまっていく様子がよくわかる。ははあ、この人が「粗茶一服」の登場人物のモデルだなあ、と思う人もいた。

  • とてもわかりやすく、茶道について書かれています。
    茶道に少し興味を持っている方におすすめ。

  • 弱小茶道家元の若旦那を主人公にした『雨にもまけず粗茶一服』の著もある作者。インターネットを通じたお茶との出会いについての本です。

  • お茶を習っていた時、諸先輩方が恐怖でした。何でも出来て、知っていて、それを表に出しません。只お茶室の静寂さ、釜の音、香の匂い、薄暗闇に光る茶の色は好きだったなあ。インターネットMLの知り合いなら純粋にお茶を楽しめるみたいだ。他流派の人がいるのもいいし。お稽古再開しようかな。

  • この本を読んで、自分もお茶を始めようと思いたった元凶(笑)。インターネットと茶道、という一見ミスマッチに見える取り合わせから、著者がお茶にのめり込んでいく過程がなかなか面白い。
    お茶を嗜んでいる人とのつきあいは気持ちいい、というのは同感。基本的に相手への気配りができる人が多いんだよね。

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著者プロフィール

1990年『僕はかぐや姫』で海燕新人文学賞。92年『至高聖所(アバトーン)』で芥川賞。他に自身の茶道体験を綴った『ひよっこ茶人、茶会へまいる。』、武家茶道を軸にした青春小説『雨にもまけず粗茶一服』『風にもまけず粗茶一服』『花のお江戸で粗茶一服』、古典を繙く『京都で読む徒然草』などがある。

「2019年 『夢幻にあそぶ 能楽ことはじめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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