卵の緒

  • 1499人登録
  • 3.80評価
    • (254)
    • (296)
    • (406)
    • (15)
    • (6)
  • 315レビュー
著者 : 瀬尾まいこ
  • マガジンハウス (2002年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838713882

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

卵の緒の感想・レビュー・書評

  • 血の繋がらない母と息子、異母姉弟の二編。

    重松清さんの『幼な子われらに生まれ』の感想にも同じような事を書いた憶えがありますが、血が繋がっていようが、いまいが家族というものは勝手に出来るものではなく、一つ一つ丁寧に作って行くものだと思います。家族は一番小さい“族”だから。

    二つの少し変わった家族構成は普通じゃない?普通というのは多数派の事だと思いますが、自分を解き放った方が良い、頑なだと言われても、自分の役割を責任を持って果たしたい。家族の形は一つじゃなくてもいいし、この本の家族を否定するのでもありませんが、あまりに一人一人が自由過ぎたり、大人が感情のまま行動した事で、子供にいらない苦労を背負わせたりするのは、たとえそれ以上に得るものがあったとしてもいや。

  • 血の繋がりのない家族のお話ふたつ。
    家族とはなんなんだろう。大切なものはだいたい目に見えないものなんだと。少年と少女の日常の話で、どちらかといえば淡々と進んでいくのに、どうしてこうも心に響く文章が書けるんだろう。瀬尾さんは本当にすごい。
    目に見える確かなものでなくても、お互いがお互いを想い合っていることが溢れるように伝わってくる。どこか切なくて、あたたかい一冊

  • あぁ、良かった!
    すぐ読めるのでゼヒ!

  • 289

    2016年では69冊

  • 「ほっこり小説」で紹介されており手に取った
    ------------------------
    おいしいものを食べた時思うことは二つ。
    ・生きてて良かった!
    ・あの人にも食べさせたい
    この食べさせたい人が今一番好きな人。
    ------------------------

    これは真理だ
    誰に美味しいものを食べさせたいのか!

    温かいけれど、ふわっとした感じ。
    「大切」ということは
    がんじがらめではなくて
    遠くないけど近すぎない
    ぽわっとした距離感

  • 七生と七子のはなしがよかたー

  • へその緒ならぬ「卵の緒」心に響く話だった。瀬尾まいこさんの本は初めて読んだが、もっといろいろ読んでみたい。

  • 心が温かくなるというのは本当で、表題作である卵の緒を読んで、親子の絆を感じたァ!とか、母の愛がァ!みたいなことではなくて、なんか良いな・・・と思うことだらけだった。
    フィクションなんだけど、フィクションということをわかっているけど、現実に投影した時に何も違和感を感じないように書く瀬尾まいこの才能よ・・・・
    現実世界、きっと育生のような小学生はいないだろうし、母君子のような母もいないけど、いるように思えてしまいますね。

    朝ちゃん登場までのもってきかたとか、本当に母、天才かと思いました。

    次の7s bloodの七生と七子の話も最後、すてきでした。
    『「元どおりになるだけだよ」七生は言ったけど、それは違う。元どおりになるものなど、この世には一つもない。』
    単純にこの一文だけ見れば、クサい台詞のようですが、七生と七子はこれからずっと会うことはなくても、一緒に過ごした時間がなかったことにはならない。とても大切なことだ、と冷めていた七子の胸の内の集大成の言葉のようで、とてもじゅわーんという気持ちになりました。

    最後あとがきを読むと、瀬尾さんのことが少し分かった気になれます。

  • 会話が多いせいもあって2時間で読みきれた作品
    そしてやっぱり瀬尾まいこの書く話はすばらしいと思う

    タイトル作の「卵の緒」は、こんな親子ってすごく素敵だなって思ったし
    もう下方の「7's blood」も心の動きと変化が
    すごく自然にかつ巧みに描かれていました

    相手を愛しいと思う気持ちは血のつながりに関係ないということか

  • 共に支え合って生きていくことの難しさを改めて思い知らされた一冊。
    物語として進展はないものの、軽く、深く読めたのが不思議。

  • 「卵の緒」と「7's blood」の短編2つ。「ななちゃん、ななちゃん」と七子に懐く七生が可愛い。七子と七生が夜にパジャマで旅に出るシーンが良かった。今まで強い子だと言われ、人から頼られることが多かった七子が、6歳年下の七生に手を引かれて歩いていく。頼ることができる幸せ、無防備でいられる安心感。母が遺してくれた、確かな繋がり。

  • うおっ
    めっちゃよかった
    やっぱすきだわ瀬尾さん
    最近読んでなかったから楽しかった

    血がつながらない母と息子のはなしと
    お父さんの浮気相手の息子との姉弟のはなし

    どっちも好き

    こどもと暮らしたくなる

  • 2度目。何度読んでも瀬尾まいこはいい。

  • 中短編2編
    「卵の緒」のお母さんも,「7's blood」のお母さんもどちらも,シングルマザーだからこその揺るぎない強さで子供を愛している.そして子供達(主人公というべきだろう)の友達関係も,絶妙の距離感でいい.

  • 2014.12.18 読了

    久々に この作者さん 読んでみました!

    いままでのは なんとなく。。。だったので、
    ちょっと 遠ざかってたんてすが、
    この話は 好きかも!

    2つの話が収録されているんですが、
    どちらの話も よかった。

    どちらも共通してるのは、
    ほんとの家族って なんだろう?
    血のつながりって??。。。てとこです。

    この人の また読んでみよーっと。

  • 表題作の「卵の緒」が短編だったことにまず驚いた。抱き合わせの「7's blood」の方が、長さ的にその2倍ほど。そのせいもあってか、後者の方が印象も強い気が。
    2作品とも、意外としっかりしている優しい小学生の男の子が登場して、とても印象的。育生も七生もこのまま真っ直ぐ育って欲しいけれど、いい子過ぎて疲れることのない様、不安定な反抗期もしっかり過ごして、時には大人に甘えて、いろいろ経験して成長して欲しいなと、描かれていない登場人物たちの将来を案じてみたり。
    どことなく、よしもとばなな的な空気の漂う、読みやすい2作品と言う印象。

  • あったかい・・・七子と七生も

  • 卵の緒はすごく優しい物語でほんわかした
    お母さんのキャラが好き
    7’s bloodはちょっと病んでる感じが(・∀・)イイ!!

  • 育生も七生も優しくていい子。
    こんな弟がほしいわぁ。

  • イクオもナナコもナナオも、
    みんないい子たちだな。
    ほっこりできる一冊。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“文壇レシピ”で登場。
    http://nestle.jp/entertain/cafe/


    本の中に登場するあの美味しそうな一品を
    実際に再現してみよう!というこのコーナー。

    第26回目に紹介されたのは、瀬尾まいこの「卵の緒」に登場する『にんじんブレッド』。

    ―にんじんブレッドは甘くて濃厚で、なのに優しい味で、とろけそうにおいしかった。


    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/teaser.php

  • 一番好きな小説。

  • 家族って
    血が繋がっているだけじゃない

    家族って
    作ることが
    できるんだ

    2014.3.21

全315件中 1 - 25件を表示

卵の緒を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

卵の緒を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

卵の緒を本棚に「積読」で登録しているひと

ツイートする