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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「ほんの少し気合入れて、鳥肌立ちそうな言葉を吐くって大切なのよ。そういう言葉が人付き合いを円滑にしていくの。」
・・・・略・・・
「七生の母さんがね、刑務所に入る前に七生に伝授したんだって。
『そんな年には見えない。すごく若く見えますねぇ』この言葉さえ使えば、だいたいどこへ行っても大丈夫って。」
― 139ページ -
「どちらも好きだよ。女か男かに決めてしまうと、人を好きになれる可能性が半分になってしまうから」
― 152ページ -
次の日僕はやっぱり学校を休んだことを後悔した。算数の授業が進んでいてさらにわからなくなってしまったからだ。そのことを告げると、母さんは「私は育生のそういうとこが好きなのよ」と笑った。
― 56ページ
みんなの感想・レビュー・書評
初瀬尾まいこ
2つのお話が収録された中編集
どっちも血の繋がりや絆に
スポットを当てた家族の話でした
7's blood
の方がじんわり寂しくて良かったな
腹違いの姉弟が
絆を深めていく話だったんだけど
弟の七生がかわいかったし
表題の卵の緒も良かったんだけど
お母さんのキャラが
あんまり好きになれなかったかな…
ちょっとしたエピソードは
ほんわかしてて好きでした
にんじんブレッドとか
日々イケメンになってく育太郎とかw
これがデビュー作だそうで
他の作品も読んでみたくなりました
夕暮れでも海でも山でも、とことんきれいな自然と一人じゃないって確信できるものがある時は、ひとりぼっちで歩くといいのよ。
ポケットの中で猫のおはじきをそっと握りしめて、僕は雨を連れて家に向かった。
立体的に見るのにはコツがあって、絵をじっと見ててもだめなんだ。絵の向こう側を見るつもりで見ないと。その絵を通り越して、その向こう側に焦点を合わせると隠れたものが浮かび上がってくるんだ。
大人になって意思を持ち始めると、手は引かれるものじゃなくつなぐものになっていった。
すごいよかったー
ほんわかじわーんだけどちょっとどこか切ない
ななおとななちゃんは二度と会わないのかなとか思うと、
切なくて悶える
この人のお話は、いつも何ともいえず優しくってさみしくって、読み終わった後、しばらくぼーっとしてしまう。ソフトな語り口なのに、世界を引きずるパワーがある。いいな。この世界の人とお友達になりたいな。
初めての瀬尾まいこさん作品。
2つの短編が描かれており、どちらもほっこりする内容。
まずは「僕は捨て子だ。」で始まる母と子の絆を描いた『卵の緒』。母が小学生の息子に語る言葉がほのぼのとして面白い。「育生(息子)は卵で産んだ」や「理屈っぽいことばかり言ってると禿げるわよ」など。
終盤にかけて訪れる母の告白にほんのり涙してしまった。
もうひとつは高校生の姉と小学生の弟(父と愛人の子ども)が二人で生活する中で徐々に家族愛が深まっていく『7's blood』。
どちらの物語も、またこの作家の別の作品を読んでみようと思わせる、そんな作品でした。
欠損する家族たちを癒す物語。 アダムとイブの子孫たちへ。 すべての子は遺伝学上の母と父を持つ。 たとえ今はただひとりで生きていても、 人は母と父から生まれてきた。 このことは疑いようがない事実だ。 だからこそ、そうであるからこそ。 PCを使い込むと 次第にファイルがハードディスクのあちこちに書き込まれ、 速度が遅くなるように。 家族も現代社会の中で断片化していく。 7... 続きを読む »
初 瀬尾まいこ
昔は手の込んだ一癖ある文章が好きだったんですが
最近は有川浩といい瀬尾まいこといい
さらっと読後感の軽い作家に惹かれています
なんともない描写でぐっと引き込む力のある作家さんですね
読み終わった瞬間にまた読みたくなりました。素敵な言葉がたくさん。デビュー作ですか。ほかの作品も読みたいです。
卵の緒のほうで僕が「何をおっしゃいますやら」と言う場面と、最後の卵の場面は机をバンバンたたきながら爆笑してしまった。
もう一作一緒に入っていたものも読んで作者に興味がわいた。短編じゃいまいち掴みが甘いのでこの人の長編も読みたいと思った。
僕は捨て子だ。なぜなら家には『へその緒』がない。母さんは僕を卵で産んだと言って、『へその緒』の代わりに卵の殻を見せてくれた。
血の繋がりの無い親子と半分だけ繋がっている姉弟。二つの家族の物語。
この話を読むと、血の繋がりなんてどうでもいいようにもとても大切なことのようにも思える。でも、やっぱり一番大切なのは心の繋がり・・・それと食事?出てくるご飯が皆美味しそうで。特に『にんじんブレド』は食べてみたい。
それと男の子が皆さりげなくかっこいい。やっぱり女の人が書く男の子だなという感じ。
2つの短編が入ってます。
1つは母子の愛情のはなし、もうひとつ子と愛人の子との話で、どちらも血のつながっていない関係ですが、それでも相手のことを想い共に生活していくなかで愛情が育まれていく姿が書かれています。
「卵の緒」で母親が息子に対して話す愛情のこもった言葉はじぃんとしました。
瀬尾まいこさんは本作がデビュー作。この本から彼女の作品はみつけ次第全部読んでます。
ふんわり温かい。理想の母と息子のありかた。血は繋がっていても、こんないい関係を持てないな~。反省。
瀬尾まいこさんの本は読んでいるつもりでしたが、なぜか読んでなかった・・・。
7's blood に出てくる弟がとてもケナゲでかわいいです。
すっかり弟がほしくなってしまいました。
「図書館の神様(瀬尾まいこ、2003)」に出てくる「弟」の印象とも共通するものが・・・。あの本の感想も「弟、かわいい~!」でした。
違う人ですが、綿谷りさの「インストール」に出てくる女子高生と小学生男子が織りなすサックリした世界とも似ています。
わが子(女子)にこんな弟(男児)を産んでやりたいわぁ・・・
もう分娩はコリゴリなんですけどね~
もう一回読みたい!!読み終わった瞬間に思いました(笑)2作品とも、大好きです。読んでる間しあわせな気持ちでした。でも、読み終わったとたん、切ない。。すごく好きです。
すごくいい本◎読んで良かった、と思える。
日常的だけど非現実的で、おもしろい!
読み終わった後、胸が温かくなる*
血のつながらない人たちで構成される家族の物語。
「卵の緒」と「7's blood」のどちらも、暖かくて切ない話だった。
育生も七生も血のつながらない家族であるが、境遇は全く異なり、普段の様子も対称的だった。なのに、2人とも家族を幸せにしていて、読んでいて羨ましくなった。

『捨て子だと思っている小学校4年生の育生、妙ちきりんな母親、そのとぼけたボーイフレンド、不登校の同級生、血の繋がらない親子を軸に、「家族」を軽やかなタッチで描く。坊ちゃん文学賞大賞受賞作に書き下ろし1...





