マムシのanan

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838714919

感想・レビュー・書評

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  • キラーフレーズがたくさんあり、比喩も秀逸
    男女の関係を鋭い視点からユーモアたっぷりに描く

  • 台風と選挙じゃねw

    ってな事で、リリー・フランキーの『マムシのan·an』

    an·anで連載されてたキョンキョンの『パンダのan·an』をパクった企画物みたいね。

    じゃが、リリーさんの人間洞察力と言うか人類解説学と言うかw

    人類に於ける恋だの愛だの嫉妬だのをリリーさんの暴力的過ぎる下ネタ混じりの持論解説で教授して貰える有難いバイブル

    ニーチェに匹敵する位の哲学書ではないかとw

    恋に悩む子、モテないモテたいで悩む子、男女間の揉め事で悩む子、全ての悩みの答えはこれ一冊で解決してくれるはずっ!

    リリーさんの様な漢に成りたいもんじゃ。

    2017年42冊目

  • この人の才能とセンスを感じる

  • "「女心がわからない」という理解力のない奴もいるだろうが、そんな程度の女心はバターでもぬって犬にナメさせとけというのが、グローバルスタンダードである。"(91頁より引用)

    女性にまつわる突き抜けた内容のエッセイ。バカにしているようでバカにしていない。大好きだけど深追いしない。下ネタばかりなのにいやらしくない。皮肉を言っても嫌味じゃない。
    線引きを間違えるとただのスケベおじさんなのに、ロマンチックな下ネタをいいタイミングで入れてくるから、なんだかとてもカッコよく感じてしまった。

    リリー・フランキーとか高田純次のふざけたカッコよさはなんと表現すればいいんだろう。一般人にはマネのできない間合いの良さを感じた。

  • 「東京タワー」後半と重なる時期のコラムだと思うのだが、そう面白いとも思えないし、文章も下手だと思う。申し訳ないけど。語句についても確認不足というか、何か基礎的なものが欠けている印象。

  • リリー・フランキーやっぱりモテそう。

  • 男の素直な 「毒」を知れた感で とてもとても勉強になります。

    そして最高に笑える。
    読んで損はぜってぇない。


    パクリ具合も、グッド

    2015/11/17 何年も放置していたダンボールから救出。再読。二児の母になり酸いも甘いもない私が、いま読んでもまったくもって古臭からず笑えました。湿気たのか、扱い雑なのか、経年劣化か、マムシの切り込みのところがピロピロしてます!それが読むときに手に引っかかりイライラしてしまいました。

  • 死んで貰います。
    ここでのリリーさんは、『唐獅子牡丹』で左右田組に討入りに向う高倉健のよう。
    斬鉄剣を携え、魑魅魍魎、百鬼夜行と化した悪の枢軸(an・an)に殴り込み、勘違いオンナどもをバッタバッタと斬り倒す。
    その舌鋒は鋭く、爽快であり、含蓄に富む。

  • 「an・an」に連載されていた、リリー・フランキーのエッセイ。
    今まで何冊か氏のエッセイ読んだのですが、「an・an」向けだけあってお下劣さはかなり低め。

    けっこう心に残ったテーマがあったので、いくつかご紹介したいのですが、まずは「身だしなみとファッション」。身だしなみを整えてこそファッションが生きる。服だけに気をとられず、細部(例えば背な毛)にまで気をかける。確かに背な毛がふさふさだったら服が素敵でも幻滅(;´・`)>。これは是非心に留めておきたい。
    あと、もう一つ。「男が好きな女性のタイプと聞かれて”優しい人”と答えないのは、女が優しい生き物じゃないことを解っているから」という説。これは逆に異論があります。女は優しいのが当たり前だと思ってる男が大勢いるから!と言いたい。

    その他、いろいろ男女のことなど書いてありましたが、なかなか楽しめました。

  • この人の言説はブレることがないから、面白い。「人それぞれ」なんて言葉は絶対使わないだろう。
    雑誌の連載を知っていたら、欠かさず読んでいたと思う。

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著者プロフィール

1963年生まれ、福岡県出身。 武蔵野美術大学を卒業。 俳優業のほか、文筆家、小説家、絵本作家、写真家、アートディレクター、作詞・作曲など幅広く活躍。自身初の長編小説『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』(扶桑社)が06年、本屋大賞を受賞。200万部以上の大ベストセラーとなり、映画化をはじめ、ドラマ化、舞台化された。著書は『美女と野球』『エコラム』など。初のひとり芝居に挑んだ映画『その日、カレーライスができるまで』が公開中

「2022年 『細野晴臣 夢十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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