彼女の夢みたアフガニスタン

著者 :
  • マガジンハウス
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838714971

感想・レビュー・書評

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  • 彼女たちの笑顔が見たい!!!
    アフガニスタンの人々や、営みを撮った写真に言葉が添えられた写真集です。
    言葉を読み、写真を見ていくと、心が重く沈んでいく。これは大変だ……と思った。
    再度、言葉を読まず写真だけ見ていくと、少女たちの微笑みが……美しく。
    そして荒涼とした大地、戦争の傷跡、貧困な生活、難民の流出……重く苦しい。
    この国は大丈夫か?

    【読後】
    中央アジアと南アジアの交差点に位置する山岳地帯の内陸国であるアフガニスタンは、シルクロードの「東西文化の十字路」として栄えた地域であったが。今は荒涼とした大地に戦争の傷跡が残る。やっとアメリカが撤退した。彼女たちの笑顔が見たい!!!

    彼女の夢みたアフガニスタン
    2004.03発行。字の大きさは…中。2021.10.15読了。★★★☆☆
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    【バックナンバー】
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  • 4-8387-1497-1  118p 2004・3・18 初版1刷

  • ベールやブルカの向こうにいる人。
    それは会ったこともない人。
    そして、もしかしたら私であったかもしれない人。

    活気があり、風吹きすさぶ国に住むわたしに会いに行きたくなる。

  • 戦争中はひっきりなしに報道されるが、戦争が終わると報道されず忘れ去られていく。
    写真は戦前の美しい風景から始まり、戦時中の国民や難民の姿を捉える。
    一人の少女が戦争を生き抜き、医者になりたいという夢を叶えるために学校へ行っているところで本は終わる。
    アフガンの状況を知り、その中で尚夢に向かって行きようとしている子ども達に何かできることはないかと考えさせられた。

  • すべての文化がアフガニスタンに集結していた。
    馬とともに生活し、牧畜をして、肉を売る。
    アフガンとはペルシャ語で活気があり、騒がしいということ。もう一つの意味は吹きすさぶ、ということ。
    アフガニスタンが平和になることを祈願する。

  • 子どもの笑顔が、写真がすき。

  • 構成が素敵な写文集。最近非常によく見かける英文対訳付です。アフガニスタンの雄大な自然や子どもたちの笑顔から、地雷や難民といった戦争の影響まで、幅広い内容をうまくまとめています。

    妹を亡くし、それでも、いやそれゆえ命を救う職業である医者を目指す…。著者の山本敏晴さんがイランの難民キャンプで出会い、偶然アフガニスタンで再会したザグネの話が印象的です。

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著者プロフィール

1965年生まれ。宮城県仙台市出身。医師・医学博士・写真家・国際協力師。1978年、南アフリカにて人種差別問題に衝撃を受ける。中学校の頃から数十か国を撮影。「本当に意味のある国際協力」について考え続ける。1990年医師免許取得。1996年医学博士取得。2000年より数々の国際協力団体に所属、アフリカや中東で医療援助活動を行う。2003年より2年間、国境なき医師団・日本理事。2004年、都庁からNPO法人の認証を受け「宇宙船地球号」を創設。「持続可能な世界」の実現を目指し、世界に目を向ける人々の育成を行う。

「2013年 『お母さんへ、世界中の子どもたちからプレゼント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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