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みんなの感想・レビュー・書評
友人と家出して北海道に来た明治女のつぼみは、101歳であの世に逝った。彼女の孫娘柊子は、会社の上司との関係を断ち切り、祖母の家を利用して「タイム屋文庫」という喫茶店を兼ねた貸本屋を始める。何となくほんわかとしていて癒される作品。
札幌でOLをしている主人公。
祖母の死をきっかけに上司との不倫関係を清算し仕事を辞め小樽に移り住む。
祖母が住んでいた家でタイムトラベル専門の貸本屋を開き、初恋相手の男の子がやって来るのを待っている。
周囲の人の協力を得ながら貸本屋を開き、小樽での生活になじんでいく様子を描いた物語。
他の作品以上に淡々としている。
文章も主人公のキャラクタも。
愛人を妊娠させた夫と離婚し実家に戻ってきた主人公の姉がぷっつんした人で、
主人公の淡々っぷりと対比してイラっとするもののなんだか悲哀を感じるいいアクセント。
登場人物が多くわさわさしているのにあくまでも穏やかな日常。
ちょっと眠い。
正統派な展開、終幕。
うーんだるい、かなあ。
穏やかな物語を読みたい気分のときは癒されそう。
ちょっと今の私とマッチングが良くなかった。
朝倉さんの本が読みたくなって適当に。
いろいろあったけど、貸本屋さんの話っぽかったので、ついこれにしてしまった。
会社を辞めて、亡き祖母の家でタイムトラベルに関する作品の「貸本屋」をすることにした柊子のお話。
きゅんとくる恋愛ものを期待したけどあんまきゅんとこなかった。
話はおもしろかった。
亡くなった祖母の家、昭和の香り漂うその場所で、時間旅行もの専門の貸本屋を営む。
その類の本が好きだった人に会うために。
という話。
主人公の性格もあって、話は淡々と大きな振れ幅もなく進みます。
ただそれは、主人公がずっと薄い夢の中にいたから。
その夢から覚めたとき、主人公は…別に何も変わりませんでしたが。
どこか淡々と、どこから自分を見ているのかよくわからない。
主観的なのか、客観的なのか。その半々なのか。
でも不快ではない。
タイム屋文庫はそれなりに繁盛しているらしいのですが、それはきっとこんな空気に満ちているからなのでしょう。
…
っていうか、貸本屋なのに喫茶側の描写ばかりで本が一冊も貸し出された形跡がない気がする。
すごく良かった‼
ほのぼのとしているんだけど、話のテンポがすごく気持ち良くて、ゆったり読めた。展開も好みでにやにやしてしまった。
樋渡さんかっこいいなぁ。
初めて朝倉さんの作品を読みました。比喩がとても懐かしい感じ、タイムスリップしたような、読後感が心地よい一冊でした。
うーん。。悪くないんだけど・・・って感じ。
なんだろう。詰め込みすぎなのかな~。なんだか惜しい。
「ぱっ。市居柊子は目をあけた。」で始まるのは気持ち悪いな~。一章だけで終わったから良かったけど。
初恋の人が好きだった時間旅行の本の貸本屋「タイム屋文庫」を亡くなった祖母の家ではじめることにした柊子のおはなし。
設定はかなり好き、古い家でとか、黒猫とか、でもなぜか今ひとつ魅力に欠けてた。
死んだ祖母の家で時間旅行にかんする本だけを扱った貸本屋「タイム屋文庫」を開く柊子の物語です。 この本でまず感心してしまったところは、このような特殊な素敵なお店を開く小説というのはいくつかありますが、その店の経営は成り立っているのかという疑問と、好きなこと・やりたいことだけで生計を成り立たせる主人公へのやっかみが解消されたところです。 柊子が店を開くにあたって、彼女は店のビジョンの甘さを指摘... 続きを読む »
おばあちゃん家みたいな貸本屋、行ってみたい。
きっと通っちゃうだろうな。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-338.html
しずかな時間の流れを感じられるタイム屋文庫は素敵だけど、”たったひとりの客”をそれほど待っているようには見えず、また、樋渡氏をそれほど好きにも見えず、それより本がそれほど好きにも見えないのだけど、それでいいのだろうか。
小樽にある亡くなった祖母の家に引っ越してきた柊子は 高校生の頃好きだった吉成くんが夢として語った タイムトラベルの本しか置いていない貸本屋を始めることにした。 これは深い関係にあった上司の妻が妊娠したからでも 義兄の浮気で姉が実家に戻ってきたからでもない。 吉成くんのことを考えたらもう止まらなくなったのだ。 どうせならお茶も出せるようにと考えて 資金集めも兼ねて近くのレストランでアル... 続きを読む »
たったひとりの客を待つ店。それが「タイム屋文庫」…考えなしで抜け作の三十女・柊子が時をまたいで仕掛けた、あの、恋のつづき。注目の著者の最新刊は、ロマンチックが全開。
ほわほわ系。タイムトラベル専門の貸し本屋を始めるお話。でも貸し本屋としては成立してないような…。終盤の展開の速さが残念。もうちょっとひねりがあったらなぁ。なんとなく東京バンドワゴン読みたくなったわ。
「深夜零時に鐘が鳴る」を先に読んでしまって、わからない箇所があれこれあって、期待してこちらを読んでみましたが、やっぱり私には合わないみたい。「タイム屋文庫」が実際あったとしても、私はそこでくつろげないな、と思うし。おもしろくないなぁ。残念。
「ともしびマーケット」よりも好き。初恋の彼に会うために開いた貸本屋というロマンチック設定だけど、そんなロマンチックな展開にはならない。けれどそれが清々しい。さらっと読める小説。
たったひとりの客を待つ店。それが「タイム屋文庫」…考えなしで抜け作の三十女・柊子が時をまたいで仕掛けた、あの、恋のつづき。注目の著者の最新刊は、ロマンチックが全開。【図書館本】
朝倉さんの中ではイタい方の作品ではなく、あったかい方の作品と聞いていたけど、同感で〜す。朝倉さん独特の言い回しが、良い方にいきているし、女心の妙を書かせるとやっぱりうまいですね。時間旅行だけを扱う貸本屋ってそれだけでしびれちゃうし。できれば、朝倉さんには、この作品のように、その方向が負にむかわず、ふうわりと先へ先へと向かっていくことを願います。
実はこの本を読むのは二回目です。同じく朝倉かすみさんの小説、『深夜零時に鐘が鳴る』を購入したのですが、先に読んだ母によると、『タイム屋文庫』の柊子さんが出てくるとのことだったので、読み返してみることにしました。(私は読んだ先から内容を忘れてしまうのです。)
結末は言えませんが、とてもロマンチックなお話でした。周りの人の関係を大切にしている物語だと思いました。読み終わると幸せな気分になりました。

主人公の感情表現が変わってて面白い。





