45分でわかる!イスラムの真実と世界平和。 (MAGAZINE HOUSE45MINUTES SERIES # 9)

著者 :
  • マガジンハウス
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838720477

作品紹介・あらすじ

欧米の対イスラムの視点では、本当の姿は何も見えてこない。高校生に向けた講義をまとめました。だから、わかりやすい。

感想・レビュー・書評

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  • NDC(9版) 167 : イスラム

  • 大学の授業で内藤先生が言ってたことがそのまま超コンパクトにまとまっている。(結果は神様に丸投げとかイスラム教では他のムスリムを裁くことのできる聖職者はいないとか)
    マスコミの人は全員これを読んでから報道してほしい

  • 美容室の先生に教えてもらった本。イスラム関係の本は何冊か読んだがいちばんす〜っと腑に落ちた。

  • イスラムの生活観やイスラムの社会を、偏見や先入観なく知ることができます。
    本来のイスラム社会が持つ、ひとが生きていくための支え合いやひとの弱さをフォローする考え方がわかる一冊。

  • 例えばボストン爆破事件についても、相変わらず西欧社会側からの解説が垂れ流されているが、テロや派閥対立、ジハード等理解不能ととらえがちなイスラムについて、先ず我々の誤解を知り、理解と受容の必要性を平易に教えてくれる書。

  • メディアに躍らされて「イスラームは怖い」と思っていたけど、この本でちゃんとイスラームに対する理解を深められて、考えを改めることができました。情報はなんでも鵜呑みにしない大切さがわかりました。イスラームって素敵な宗教だなって思えるようになりました。

  • 2012/9/12たまたま図書館で目が合った一冊。
    「イスラム」
    ニュースや新聞でよく触れる名前だけど特別意識をしたこともない。
    異国のいち宗教であり常に戦争しているというくらいの認識で流していたけど、少しでも知ってみようと思えば、イスラムに対するたくさんの誤解や歪んだ報道の存在に気づくきっかけを見つけられるんだ。
    あっという間に読めてしまうこの本で、私はそのきっかけを見つけ世界を広げるチャンスも手に入れた。
    関心を持つことって、大切。

  • 2年前に購入して読み、本日再読しました。
    高校生向けの講演をまとめたものなので、
    45分で読めるというコンセプトに違わず。
    イスラムという、一見して、遠くて複雑、
    理解を越えたもの、と思いがちな世界が、
    親しい言葉で語りかけてくるようです。
    筋が通っていて、温かい宗教なのだと。

  • 簡潔でわかりすい。
    メディアから得たイスラム教の知識は実に薄いことに気づく。
    メディアは大国有利の報道に偏っていることを再確認した。

  • 「イスラム教(徒)」について、簡潔に紹介した本。
    確かにイスラムって「厳しい」「怖い」というイメージしか思い浮かばないが、これを読んで180度違うことを知った。
    それと同時に、異文化・異宗教を受け入れる=自分とは「違う」ものだと理解し、決して押し付けてはいけないことを再認識することができた。

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著者プロフィール

1956年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学文科卒業。社会学博士。専門は多文化共生論、現代イスラム地域研究。一橋大学教授を経て、同支社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に『イスラームから世界を見る』(ちくまプリマー新書)『となりのイスラム』(ミシマ社)『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?』(集英社)ほか多数。

「2022年 『トルコから世界を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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