結局、女はキレイが勝ち

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838720569

感想・レビュー・書評

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  • 「キレイ」とは外見だけでなく内面も「キレイ」であると著者は仰ってます。
    この本は著者も後の作品でタイトルだけが一人歩きして要らぬツッコミをたくさん受けたとのことσ^_^;

    まあ内面がキレイだったら良いと言うのは言い古されてますが実際のところ良い外見は作れるんですよね。
    著書はその方法を伝えてくれます。

    「セレンディピティ」は著者の本によく出てくるフレーズです。
    意味は「偶然に起こったことの中から幸運を引き寄せる力」です。
    キレイになるとセレンディピティがつくと言うのはよくわかります。
    良いか悪いかは別にしてファーストインプレッションは大切です。
    美人かどうかは別としてキレイにしてるかは目につくポイントです。

    読んでみたら至極真っ当なのでタイトルだけで避けるのではなく開いてもらって目次だけでもみて欲しい本です。

  • おもしろいので読んでみたけど、説得力がないっていう・・・汗

  • キレイにしていれば、いいことの連鎖が起きる。
    キレイといっても生まれつきの顔かたちではなくて、身なりに気を遣い、笑顔でいるということ。
    キレイな人を見れば誰しも気分がいい。優しくされれば自分も優しくなれるもの。
    自分に気を遣わない人は、相手にも気を遣わないだろうなと判断されてしまう。
    すごい美人になる必要はない。洋服と髪型、化粧に気をつければ、誰でもブスではなくなることができるのだ。
    オシャレは自分のためではなく、人のためにするもの。そのことに最近になって気づいて、原由子さんに言ったら「何を今さら」と笑われたとか。
    若い頃は自分のために、着心地のいい天然素材の服であればいいと思っていたとそう。
    デザイナー物の洋服を着るようになったら、売り上げが伸びた。
    オシャレをしていると、頭の固い高齢の男性も話を聞いてくれるようになったとか。

    いくら美人でも不平不満ばかり言っていたら、人は離れていく。
    中身もキレイになっていくことが大事。
    人生におけるリスクを取り上げ、幸福になるための指針をはっきり語っています。
    「ゼロかイチかで物事を考えない」「消費と投資の区別をつけよ」などはどんな人にも参考になる点ですね。

    今の時代、高収入の男性にすっかり頼ろうとしても、難しい。
    モテカワ系を実現して専業主婦になった人も、そのままずっとシアワセになっているとは限らない。
    幸福になるためには…?
    主に20代の女性を対象にした話なので、それなりに現実をわかりやすく分析して、常識をたたき込む効果があるかも。
    35歳以上だと「あら私が思っていたとおりだわ」という人と「何、私はもう手遅れ?」という人と分かれるかも?!

  • 他のメディアにもおおく登場されている勝間さんのイメージ(知的、男勝り、アグレッシブ)から、ちょっとかけはなれた表紙とタイトル(笑)。
    図書館の「ベストリーダー」として紹介されていましたので、読んでみました。

    あたりまえといえばあたりまえの話が多かったかもしれませんが、実際に経済的にも自立し、家庭でも妻として母としてご活躍中の著者が語られると、説得力があるとおもいました。
    また彼女の価値観は、受け入れやすいです。
    「自分を磨く」と言いつつ、外面をかざりたてることにばかり気が向きがちな女性に読んでいただきたいとおもいました。

  • 周りにいる、勉強が良くできる女はどうしてみんなパッと見ぶさいくなのか…
    どうして「女を捨てる」なんてことをするのか…
    きれいに着飾ってもそれで勉強や仕事ができなくなるわけじゃあるまいし…
    女を楽しみながらでも優秀なひとになれないものか…

    なんてぼんやり思っていたところで出会いました。
    同時に「やればできる」も購入したのですが、こちらの内容はずいぶん色が違います。もちろん、仕事が良くできる!とかうまくいく!とか効率的に!みたいな勝間節がベースではありますが。

    勝間さんも若いころは「見た目は二の次。仕事ができればいいんでしょ」なんて考え方だったそう。
    その考えを変化させていく様、実行していく様が描かれています。
    なかなか妙に生々しいです。

    勝間さん、気づくのが遅い!(女性にとって、見た目に気を使うことも一つの戦略、ということに)とも思いますが、むしろよくぞ気がついた!という感じでしょうか。
    遅れて気がついたことを恥ずかしがることもせず、本にしてしまうのがまた、勝間さんらしいですね。

    そこそこ可愛くしてる女の子がクラスで一番成績がいい。
    そこそこきれいなのに仕事もできちゃう同僚がいる。

    なんて状況にイライラしてしまうような、若い女性の方はぜひ読むべきです。勝間本はな…なんて思わないで、読むべき。

  • 表紙が怖くて買う気にならなかった。
    図書館で借りて読んだ。
    前半は著者の見かけに関係なく、私としては納得できることが多かったが、後半は「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」とかぶっていた気がする。

  • 印象に残ったところ。覚え書き。

    ○美容代、使っていいのは収入の5%まで。
    ○収入の2割を貯蓄。その半分を投資に。
    ○給料は稼ぎ高の5分の1

    ○互いに率直、対等、誠実、自己責任で生かし合えるアサーティブなコミュニケーション
    ○50歳になっても時給¥3500程度はもらえるスキルがないと将来は厳しい
    ○スキルアップは1日にして成らず。しっかり身につけようと思えば5〜10年はかかる。やってて楽しいことしか続かない。焦らず気長に。

  • …勝間さん、どこへ向かってるのかよくわからない。
    結構好きだったけど、最近疑問を感じる。もうそろそろブームも、、

  • 綺麗はビューティー。自分が自分らしく、自分の考え方や言葉の使い方、人や仕事に対するどんな姿勢を取ればきれいなのか?
    私も長い人生の中で感じてはいましたが、認められない部分(見た目の美しさも必要)に蓋をしてきましたが。パトロンを探して味方につける話では、共感できる部分も多く、楽しく最後まで読めました。

  • 本書の対象層は仕事や育児や家事で忙しく美容にお金を使ったことがない人・・なのかな?
    つまり、この対象者向けに書かれた内容になっています。
    さらに本書で結婚は35歳までといってるくらいだから、30代前後の女性がターゲットなのでしょう。
    まあ、タイトルのキレイ(見た目と内面)と思うかどうかは人それぞれの美意識によって違うので、ここはスルーします。

    私が少し意外に思ったのは、子供ができたのを機に、投資会社を辞め専業主婦になった途端、夫の給料が20数万円でその中から12万円の家賃を払っていた時期が半年ほどあったことと、また26歳の時に会社に大損をさせて2か月間のトレーダー禁止令が発令されていたことなど、現在のセレブ・カツマーも逆境の時代はあったということです。

    本書の出版は2009年ですが、本書で幸せな結婚と子宝についての言及があったのですが、2018年には女性との同棲をカミングアウト(離婚したようです)していますね。

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著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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