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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
川上さんの本はセンセイの鞄が好きで、蛇を踏む、や、溺れる、はあんまりついていけなかった。
タイトルに惹かれて久しぶりに図書館で借りてきました。
22編の短編集で、それぞれの話は短い。何編かの話を挟んで、さっき出てきた登場人物がもう一度出てきたりしておもしろい。
最近読む本はあたり続きで読書が楽しいです。
淡々としているのにやわらかで、切ないのにあたたかい。
最近ぎすぎすしていたけど、落ち着いた優しい気持ちになれた…かも。
一日に一編ずつ読めば良かったなあ。
原田誠子とコロポックルの山口さんの話をもっと読みたい。
雑誌「クウネル」連載の短編集。 表題作のパスタマシーンの幽霊が一番好きだった。 唯子ちゃんの料理上手な女=「パエリア女」(そのへんの日本の道具でスペインのパエリアを作ってしまう女)という命名とか、そのパエリア女と彼氏がもしかしたらイチャイチャしてるかもしれないのに、いきなり「たのもう」って乗り込んじゃうところとか思わず笑ってしまう。また、隆司くんのばあちゃんがかっこいい。パスタマシーンの所有者っ... 続きを読む »
クウネルで連載の短編小説集。
この人の書く文章すごい好き。せっかく図書館で借りてタダで読んだのに、手元に置いときたくて買ってしまいそうだ。
気持ちが沈むほど重くなくて、でもしんみりと少しだけ切なくなって、でも端々にクスリと笑える表現があって。結局微笑んで読み終えてしまう。
食べ物や花、いやもう何でも、輪ゴムですらこの人の手にかかれば感情と結び付けられる。黒豆のしわみたいに、どか。ばりばり、と深く刻まれた恋。くすぐられるわー。
なんだかすべてがたんたんと過ぎていく、そんな感じがした。物語の輪郭が曖昧なのだけど、このひとがたまに落とす言葉で突然輪郭がはっきりと浮かび上がる。それはとてもさびしいものだったり、かなしいものだったり、ほの暗いものだったり。きゅうと胸がしめつけられる。 このひとが書いた物語を読むと、現実だとすごくつらいことやありえないことでも、何枚ものオブラートで包まれたひとつの円を静かになぞっているような感じ... 続きを読む »
川上さんの話はあたりはずれなく
からだにぴったりとひっつくかんじ
いつだってとてもすてきです
22編の短編集。
透明感があって、不思議な話もあって、長野まゆみに似ているなとも感じたけれども、川上作品は確実に現実の話な印象がある。
どこか切ない恋愛短編。
不倫の恋に悩む女・杏子とオカマの修三ちゃんてなんか知ってるなぁ、と思ったら『ざらざら』に出てきた好きな2人でした。まだ続いてたのね、杏子ちゃん。
とびきり奇抜な話があるわけでもなく、たまに小人の山口さんが出てきたり、たまに幽霊が出てきたりする話が淡々と詰まってる本。こういうの大好きです。
短編がたくさんの1冊。
おもしろかったですねぇ。表題の作品も良かったし、どの作品もさらっと読めるし、寂しい気持ちや、なんだかやるせない感じとかちょっとうれしい感じとか。共感できました。
著者の他作品はあまり好みではなかったけれど、こちらは好きです。
等身大と言うか、すうっと心に入ってきました。
少し切なくて、ちょっとゆるい(だらしないとも言うw)、私の好きな川上ワールドがギッシリ詰まった短編集。
手元において時々寝る前とかに読み返したくなる一冊です。
うーん、なんか普通。
可もなく不可もなくって感じかな。
修三ちゃんが出てくる話はわりとすきだった。
あと山口さんかわいい。
図書館で借りたけど、やっぱり読まないでもいいや、と思って一度返しかけた。気まぐれで読み始めてみたら面白くて止まらなくなり、一気に読みきってしまいました。
きちんと丁寧に不思議でひねった短編集。
タイトルに惹かれて購入。最初の海石について行けず失敗したかなと思っていたらあっという間に読んでしまいました。不思議な話なのにすっと入ってくる。ふんわりと余韻を楽しめました。山口さんがかわいい。
切ないような、ちょっといいみたいな、そんな感じ。
「ブイヤベースとブーリード」「きんたま」なんかが、好き。
修三ちゃんとか山口さんとかも、好き。
前作より全体に好き。なんとなく。
現実と向こう側の境界線がない。
ので、突然、海の中で暮らす事になったり、ちいさなちいさな人間(公務員。口笛が巧い)に恋をする羽目に陥ったりする。
今回は特に、同じ登場人物がちらりと出てきたりして愉しかった。
誠子ちゃんと山口さん、どうにかうまくいくといいのにな。

一篇が10ページ前後の短篇が22篇収められている。
なにしろ川上弘美のこの短篇群の面白さは驚嘆に値する。「おひまなら一篇だけ立ち読みしてみてください」と言うしかないのです。
若い女性の一人称の作品...





