「母神」に包まれる方法

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  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838721894

感想・レビュー・書評

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  • 「母なる神」と言われても私にはピンと来ないのですが、年初には初詣に行き参拝するときに、それらしきものを少し感じることがあります。

    以前「ひろさちや氏」の本を読んだときに、神様はわけへだてなく愛を与えるが、それは「でたらめに」与えるという内容を読んで驚いたことがあります。分け隔てなくとは、それを必要としている人には、差別することなく与えるということなのでしょうか。

    この本には「母なる神」に包まれる方法が解説されています、何事を成すにも自分の努力は必要ですが、最後は「神頼み」のようなものもあると思います。この本に書かれていることを参考にして、それを呼び込む方法を身に着けていきたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・大切なのは目標を立てることではなく、ハンドルを手放して「母なる神」が導いてくれる運命の流れに身を任せること(p29)

    ・理想を掲げ目標に向かって突き進む融通のない人たちは、それだけ早く老けるかもしれない(p40)

    ・仙人の修行では、山頂すなわち目標に向かって努力してはいけないとされている(p42)

    ・子供の心を完全に取り戻すと、心身ともに歳をとらなくなる、それには自分が5歳くらいだったころの写真を見ながら瞑想して、当時の気分や出来事を思い出す(p44)

    ・男性よりも女性を下に見ている父性的な西洋社会に対して、男女が平等で水平的な関係になっている東洋社会は母性的(p49)

    ・陰陽思想とは、世界には「陰」と「陽」があり、そのバランスが大切だということ(p50)

    ・行動するときに、理由や大義名分を必要とする男性に対して、女性が理屈抜きで行動することが多いのも、陰の無意識の力が強いせいかもしれない(p51)

    ・五行説には、親子のような「相生(そうせい)関係」と、天敵のような「相剋関係」がある、木は火を生じる、火は金を剋する等(p54)

    ・色や季節の場合、木:青(春)、火:赤(夏)、土:黄(春夏秋冬の各3か月の最後の月)、金:白(秋)、水:黒(冬)(p56、137)

    ・生まれ変わりの村の調査から、地獄の存在と因果応報は否定された、悪いことをしても死んでから地獄に落ちることはないし、来世でひどい目にあることもない、逆に天国もない(p66)

    ・還暦で人生はリセットされる、後半に向かって運がよくなっていく人は、還暦を意識しないほうが良い(p123)

    ・男性が恋愛運を上げるには、女性を示す左側に空の花瓶を置くと良い、女性は逆(p129)

    ・いいエネルギーは人間と同じようにドアから家の中に入ってくる、入口である玄関をきれいにする(p152)

    ・家の中のラッキースポットは、猫がよく寝ている場所(p154)

    ・自分が気持ちいいと感じる場所、リラックスできる場所である「ラッキースポット」に水を置くと良い(p155)

    2012年6月24日作成

  • この本を読んで外応を意識するようになりました。確かに時空の女神が問いに答えてくれることがあります。

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著者プロフィール

1951年東京都生まれ。上智大学電気電子工学科卒。富士通(株)を経て、コンピュータソフト会社を経営。1996年に社内に不思議研究所を設置。「時空」と「私」の謎を解くため、不思議現象を探究し、世界中を取材する。

「2016年 『生まれ変わりの村 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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