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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「そうだ、人が目的地に着く直前には常に深い暗闇が訪れるんだ」と一人で勝手に肯き省察し、『サウンド・オブ・サイレンス』の出だしの一節、Hello darkness, my old friends を口ずさんでいた。
― 84ページ -
ところが実際には「ちょっと臭い」なんてものじゃない。冗談抜きでとことんナマ臭い。「朝目が覚めたら身体の上に大きなあざらしが一匹乗っかっていて、どうやってもはねのけられず、無理やり口をこじ開けられ、生あたたかい吐息とともに、湿った舌をぐいぐい中につっこまれてきた」くらい臭い。
― 152ページ -
ピアノの発表会じゃあるまいし、「すみません。間違えました」と言って、もう一回あたまからやり直すわけにもいかない。
― 180ページ
みんなの感想・レビュー・書評
ゆるいのに、どうにも一気に読むと疲れてしまうという。なぜだ。おもしろすぎるからか。
毎日少しずつ読みました。一日一笑して終わり。
ふとした時間に本棚から出して、ちょろっと読みたい感じで。
挿絵もすてきです。
村上さんは長編も短編もエッセイも好きだなあ。
文章のテンポが気持ち良いです。また、しっくりくる例えが多く(あざらしの匂いなど)、楽しく読みました。
ananに連載されていた村上春樹のエッセイ集。
村上氏のエッセイは、そんなに自己主張が強くなく、良い意味で、割とどうでも良い事が書かれているので、疲れた時に読むと何となく幸せな気持ちになれる。
世界の色々な町での暮らしの様子も楽しいし、小さなこだわりには
「大人の男の人の可愛らしさ」を感じてしまう。
大橋歩さんのイラストも、その雰囲気にピッタリで手元に置いておきたい素敵な本。
ささやかな哲学と考察に満ちてた。(^ ^)
お気に入りは医師なき国境団、ハンバーガー、ちょうどいい。
今週の村上が秀逸!
村上春樹エッセイ集。村上春樹ならではの視点で食べ物、音楽、文学などを解釈している。特に、食べ物に関する文章は巧みな比喩を駆使して、思わず食欲が湧いてくる。小説同様、エッセイも読み応えがある。
安定した脱力ぐあいで脳神経をいい具合に弛緩させてくれる。
流石である。
しかし、アンアンなんかに連載されるとタイムリーに読めん。
「(あなたにとっては)どうでもいい(事柄)ですよね?」と前置きしながら、訥々とした彼の口調(書き方?)が好きだ。
まぁ極端な話をしてしまえば、エッセイなんていうものは、書いている本人以外の他人から見たらどうでもいいような事をツラツラ書いてくのがソレなわけで。
肩ひじ張らずに「しれっ」と読めちゃって、なおかつ「ふふっ」となるところもあって、読んだ片っ端から忘れても問題ない(笑)、そんなエッセイって、ありそうで無かった。
アンアン連載のエッセイ。
ゆるく読める。
少し気になったフレーズをひとつ。
”人はときとして、抱え込んだ悲しみやつらさを音楽に付着させ、自分自身がその重みでばらばらになってしまうのを防ごうとする。音楽にはそういう実用の機能がそなわっている。
小説にもまた同じような機能がそなわっている。心の痛みや悲しみは個人的な、孤立したものではあるけれど、同時にまたもっと深いところで誰かと担いあえるものであり、共通の広い風景の中にそっと組み込んでいけるものだということを、それらは教えてくれる。”
いい音楽といい小説は私たちを成長させてくれるだけでなく、癒してくれるのだ、と思う。
ジョンとポールを描いた大橋歩さんのイラストが素敵だったのでスキャンして保存。もちろんエッセイも面白かった。 http://t.co/SMUCHkLd
大好きな春樹さんのエッセイ。
くたびれていて、でも活字に触れたい時に手にとると、心が回復します。
春樹さんのあたたかさ、視点の確かさに、ぐらついた心が救われました。
やっぱり、春樹さんの文章が大好きです。
村上春樹のエッセイおもしろいですね。それは読みてをかなり意識しているからかもしれないし、小説に比べ素直であるかもしれないし、本人が短かに感じられるからかもしれない。
この人は文章が好きで、書くことも好きなんだなぁ。
この人細かいこだわりが、すきになれないけど素敵。
本屋で見つけて一目惚(ぼ)れ。ああ、最近ぼくには村上春樹が足りていなかったんだな、と思う。「村上作品は文庫本で」と頑(かたく)なに心に決めていた僕であったが、その衝動にはとうとう敵(かな)わなかった(結局、『1Q84』は文庫版で読むことになりそうだ)。 この本の中でも言ってるけど、村上さんのエッセイってキホン、主義・主張の強いものではない(だから「壁にぶつかる卵」的なものを期待している人は、肩す... 続きを読む »
ゆったりといつまでも読んでいたくなるような、何気ないことを題材にしているのに味わい深いエッセイ。村上春樹の小説に苦手意識があってなかなかすんなり読めなかったけど、エッセイの所々から、天才というよりもすごく真面目に小説を書いている人なんだなぁというのが伝わってきて、もっといろんな作品を読んでみたい気持ちになった。大橋歩の版画もステキ。
すごく面白かった。今昔物語の蕪の話にはびっくり大笑いだ。
私も音楽と本が自分自身を取り戻すための大事なものである。それと花。村上ラヂオを読んで、共感する文章にウキウキし、様々な海外での生活にうっとりした。面白い。あー面白かった。
週末の散歩途中にカフェでゆったりしながら読むのに最適です。
間違っても通勤途中の満員電車の中でなんて読んじゃいけませんよ。

アンアンで連載中のエッセイ。10年前にも連載してたそうだ。その本も読んだことあったよな。村上朝日堂の連載はどこでしてたんだっけ? 村上春樹はエッセイも非常に読みやすい。しかしこの人はなぜ世界的にファン...





