- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838725823
感想・レビュー・書評
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2013/9/29読了
己の英語力のなさに対して危機感をあおられる本 -
学校で英語を6年学んでも話せない日本人。オンライン英会話やフィリピン留学で、英会話の基礎力を身につける方法を教えてくれる本です。オンライン英会話、始めてみようと思います。
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この本は、近年急増しているオンライン英会話と、セブ島留学について書かれています。実際に高城さん達がセブ島に出向いて、スクール等の調査をしたり、たくさんのオンラインスクールを実際に体験して書いています。
この本の良いところは、高城さんという常に世界中を飛び回っていて、生きた英語ができる人が、英語教育について判断しているところです。世の中に溢れている情報は、英語ができない人が、英語をマスターするために体験した情報ばかり。そういった人達では、客観的な判断は下せないのです。そういった点からも、非常に価値のある1冊だと思います。
英語教育というのは、非常にお金のかかる教育なのに、そこにお金を注ぎ込んでも、全然英語ができない日本人。しかし、技術の進歩で、場所や時間の制約を受けずに格安でレッスンが受けられるようになった。さらに、韓国が国の発展のため、力を入れた英語教育。セブ島留学は、韓国が作り上げた画期的な英語の勉強方法。この2つの新しいシステムで、今まででは考えられないくらい、低コストで超効率的に勉強ができるようになりました。
この恩恵を受けて、ひとりでも多くの日本人が世界に飛び立ってほしい。これこそが、高城剛さんの本当の思いでしょう。 -
内容の濃薄ではないく、これでもかと実用性のある情報だけを詰め込んだ内容になっている。基本的にはスカイプを使ったオンライン英会話とオフライン(セブ島留学)に関する情報だ。それらができた成り立ちとして韓国のIMF危機からなぞって歴史をなぞって紹介している。
実際2年ほど前にここで紹介されているサービスの無料体験をやったことはあったが、講師が適当な感じでフリートークで何を話して良いかわからず英語力の向上には役に立たないと判断して利用を見送っていた。しかし最近ではこの本で紹介されているように前よりも多くのサービスができたようなので、もう一度試してみようと思う。それに、2年ほど前よりも安くなっているように思う。一回25分100円程度で英語が学べるとは驚きだ。もっとも安いのが特徴なところは講師の質があまり良くはないようだが。たしかにオンライン英会話がここまで手軽さになっているならやらない手はないと思った。ただ英会話ができないと今後大変ということが日本で生活していると用意に創造することができず、日本に暮らしている限りは英語ができなければ生きて行けない様な状況とは言えない。もっとも、今後、そういう状況になるのだろうけれど、それを肌で実感することはなかなか難しいことだ。そのへんを上手くイメージできるかどうかが重要だ。それに日本で暮らす外国人の数の少ないこともモチベーションが上がらない理由の一つだ。結局は著者のダイエット本でも行っているとおり、イメージし続けられるかどうかが成功の鍵なわけで、自分が英会話を駆使ししているところをイメージできにくい環境であるということも、日本人が英語を話せない一つの理由であるような気がしてならない。ともかく、英語の勉強のモチベーションを高めるという点では悪くないし、使える実用的な情報が乗っているので勝ってよかったと思う。セブ島留学もしてみたいが、1ヶ月の休みがとれる日本人はどこにいるのだろうか?忙しすぎて休みが取れないのも一つの話せない理由の一つだろう。