漫画 君たちはどう生きるか

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著者 : 吉野源三郎
制作 : 羽賀翔一 
  • マガジンハウス (2017年8月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838729470

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漫画 君たちはどう生きるかの感想・レビュー・書評

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  • 以前読んだ、同名の小説のマンガ版。
    かなり読みやすくはなっているが、やはり小説版の方がより作品を理解できる。
    当時読んだときより、より「人間分子の関係 網目の法則」や理想主義的な考え方は必要とされているように感じている。いろいろな問題が山積しているからこそ、「誰かのためにっていう小さな意志が、ひとつひとつつながって、僕たちの世界は動いている。」という考え方を、大切にしたいと感じた。

  • 日本に出張する主人に頼んだ一冊。購入予定の本がたまたまなかったので、最近の売れ筋を検索。この本は全く知らず、漫画だったので小6の娘用に購入。予備知識ゼロの状態で味見のつもりで読み始めたら...とんでもない!心して読まなければと思わせてくれました。情報が溢れる現代で、深く考える習慣を置き去りにしてしまった私は圧倒されました。人間の本質や、その存在意義等々。優しい語り口ではありますが、内容は深く、次回は是非原作を読もうと思いました。

  • 【80年ほど前に書かれたものだけど】

    この本は「コペルくん」という男の子が、友人たちとの付き合いを通して経験することを、コペルくんの叔父さんが手紙でアドバイスするお話です。

    テレビでこの本を紹介していたので、一度読んでみようと思いました。

    読んでみて …泣きました。

    原作が書かれたのは、80年ほど前だそうですが、貧困やいじめ、勇気、など、今読んでも十分共感できる内容です。

    広い年代の方に 読んでもらいたい本ですね。

  • 良い本というのはもちろんひとによって物差しが違うからわかりませんが、わたしにとってはスッと入って、最後まで読もうという気になって、それで通勤かばんにはいっているモノは、ひとつの良い本だと思います。
    内容は人生経験豊富な方々には振り返り、これからのひとには教育本という感じでしょうか?
    毎日これだけ、首都圏の電車もとまってしまうご時世、こういう本がひとの一生にプラス、いやマイナス解消になるのだとしたら、いいね! と思う次第です。

    登場するコペル君 と同世代あたりにピタリ! とくる本だなともおもいました、だからそういうお子さんのいる家庭ではいいのかな? 
    というか、この本の代わりのようなことを親のなかにはしてきたひともいるんだろなという気もします。
    元の書がそれはそれはの名著なのでしょうけれども、でもこういう形で世に知らされるということ、とても大事なことだとおもいました。

    我が子にみせてどう反応するか・・・それはそれで楽しみでもあります。

  • コペル君の気付きや体験をおじさんが教訓の形にまとめたものである。
    漫画と教訓の文書が混ざった形式で、サラッと一日で読めた。

    ほとんどの大人にとっては当たり前の内容かもしれないが、なかなか教えてもらえる内容ではないので、子供にとって非常に有益であると思う。大人も読んでいて初心に戻れる。
    子供から大人への移行期に子供に読んでもらいたい一冊だと思う。

  • 評価するというより、この本から学んだこと、忘れないでいたいことを記すのが、本当だろうと思う。

    体の痛みは、傷だったり病気だったりで「故障」していることを持ち主に知らせるために起こる。痛むことによって自分の体が「あるべき状態」にないことが分かる。
    同様に、心が痛む(苦しい、悲しい、切ない)のも、本当は好意を示し合うべき(だと思っている)のにそうなっていない、本当は能力をイキイキと発揮したい(と思っている)のにそうなっていない、本当はこんなこと言うべきではない(と思っている)のにそうなっていない、状況だからなのだ。ときに、見栄や虚栄心から言いたくもないこと言いしたくもないことをしてしまい気持ちがどうにも虚しくなることもある。それだって、「見栄をはるべきではない」のにはってしまっている、その裏腹さに気持ちが痛むんだ。
    大切なのはその痛みに気付いた時に丁寧に見つめて「どうありたいのか」考え抜くこと。そして「どうありたいのか」が少しでも信ぜられれば、言葉にして行動にすることだ。頭の中でいくら考えても一つも外に出さなかったらないのとおんなじだということも覚えておこう。

    モノでも知識でも情報でも、生産して発信している人がいなければ世の中は、つまり私自身も立ち行かない。消費者だけであり続ける人が、何かを生み出せる人のことを尊敬しない理由はない。生み出せる人でありたい、という気持ちはいつでも持っていよう。

    そして貧乏について。
    相対的に貧乏な状況にあるとき、裕福な人よりも下らない下等な人間になったかのように振る舞うことはよしたい。人としての尊厳を示し、「どうありたいのか」を言葉に行動に表し、高潔な態度で人と接するのだ。素直さを忘れずに。
    また、相対的に裕福な状況にあるとき、貧乏な人より高等な人間になった気がして相手を見下したり軽蔑したりするようでは見損なう。ひとり対ひとりの尊重すべき人間同士、素直に接しるのだ。

    もしも「どうありたいのか」に反した言葉や行動を選択してしまった場合、私たちは傷つき、悲しみ、悔しくなり、とんでもない後悔の波に飲み込まれる。「ああすればよかった」「なぜこうしなかった」「きっと軽蔑された」「嫌われた」悔やんでも悔やんでも押し寄せるそれらの負の思考は、自分の力ではもう変えることができないことどもだ。その時は、一度その負の思考を止めること。止めてみると、これからすべきことだけに考えを集中できる。
    後悔の元となった言葉や行動は忘れることなく、次に「正しい」言葉や行動をとるためにどしっと心に置いておく。

  • 失敗したことの後悔や無念は、失敗を繰り返さないことに活用するため!

  • 昔々に文庫本で読んで以来だからとても懐かしい。
    「人間分子の関係、網の目の法則」のくだりは、自分がいろんな人のつながりの中で生きていることを考えさせてくれる。
    自分自身がおじさんになってしまったわけだが、いまだに「おじさん」のノートに学ぶことは多い。久しぶりに文庫本も読みなおしてみよう。

  • 今朝の地下鉄の中で、女の子が熱心に読んでたの見て、読みたくなって買いました。
    漫画のところはするっと入るし、中学生の子が考えてることを、よそじの私も今からでもまだいいよなと思って、考えて生きてみようと思いました。

    岩波文庫版も読みます。

  • ‪永遠の名作と言われる吉野源三郎の小説を漫画化。80年前の原作でありながら普遍的かつ哲学的なテーマと主人公コペル君を現代の姿で描くことで作品の持つメッセージがダイレクトに深く伝わる。安易な漫画化ではない魅力。‬

漫画 君たちはどう生きるかのKindle版

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