BRUTUS特別編集 合本・今日の糸井重里 (マガジンハウスムック)
- マガジンハウス (2012年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838787128
感想・レビュー・書評
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糸井重里という人の凄みを、たぶん、ほんとうにはわかってないと思うんだけど、その獏とした感じが、まるまる一冊かけて見えかけた気がしました。気がしただけだろうけども。
3.11の後、どうしたものかさっぱり判らず、ただじりじりと痛がっていた時。助けてもらったのは、いくつかのブログの飾りのない言葉と、それぞれの一生懸命と、「ほぼ日」だった。
じたばたしよう。
落ち着いた声で、そう言われたような気がして、なんだか、とても助かったんだった。
同じ時代に生きているからといって、どう考えても逢えるはずもないし、関わることもないんだけど、愉しそうだなーと羨ましがりながら「ほぼ日」を読みにいくことはできるわけだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっぱり糸井重里が好きなんだなぁ、と思う。
こんな風になりたい!と素直に思える自分にとってのロールモデル的存在。
自分の感性を大切に生きる上で、とても勇気づけられる1冊。 -
糸井さんは考えることを楽しんでる人だなぁ。
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世界で一番尊敬してる人
吉本隆明特集も含めるとだいぶ傑作 -
これを読んで「ほぼ日手帳」を使ってみたくなって愛用し始めて2年。手帳の下に書いてある、厳選された言葉にいつも励まされています。糸井さんの言葉は浸透力が高いというか、一度読んだらなかなか忘れられない。そんな糸井さんの言葉や過去のコピーがたくさん詰まった本なので、教科書的な存在となった本です。悩みがあるときはまずコレ見ます。
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終わってしまっても、motherのことを語ってくれるだけでうれしい。
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ふう。
いま読み終わりました。
大好きな糸井さんのムック本。
雑誌BRUTUSが糸井さんに2ヶ月の間密着した物です。
まず、その読みごたえにビックリ!
普通の雑誌ならパラパラと1日2日で終わりそうですが、これは違いました。
ここまで読みごたえのある雑誌は初めてです!
糸井さんの会社での言葉からTwitterでの言葉、ちょっとしたQ&Aから対談など。
(対談内容はほぼ日のサイトで見れるものもあります、糸井さんと羽海野チカさんとの対談とか)
とにかくこの内容でこのお値段は安いと思います。
もし、購入を迷ってる方がいたらオススメします。
今回、この雑誌を読んで吉本隆明さんにも興味を持ちました。
思想家=難しいというイメージだったんですが、ちょっと吉本さんの思考に触れてみたいです。
あと、今後はBRUTUSにも注目していきたいです。
いい買い物したなぁ~。 -
企画を通すのに上司からの指摘を如何にかわすかを考えているという指摘にドキッとしてしまいました。論理は必要だけど、「コレ、何だかおもしろい気がする」という瞬間を殺さないようにしたいと思います。
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「優しい目線に溢れた一冊」その目線の主は、糸井さんやほぼ日クルーの皆さん、文章を寄せている著名人の人々や、この一冊を作った編集者の方たち。
隅から隅までその目線を感じられるから、読了後胸一杯になった。スクラップにするには惜しい、まるごと永久保存版にしたい。 -
「「なごみ系」という強み」
参考
『BRUTUS特別編集 合本・今日の糸井重里』
職場やサークルに1人はいると思います。
なぜかいると場がなごむ、「なごみ系」。私の周りにもいました。
特に何か、すごい資格や目に見えるスキルがあるわけではないけれど、なぜか不可欠な人材に思えるんです。
それは、なぜか。
人間は機械ではない。機能のみではなく、感情など、不合理な部分があるから、嫉妬や馬の合わなさから来るトラブル等不合理な原因で諍いが起こることもあります。
そこで登場するのが、場をなごます「なごみ系」な人。こういう人が出てくると、「お前に言われちゃしょうがないな」と、みんな矛を収めてしまう。
組織を構成する"内面的な部分"の脆弱さをカバーできる、それが「なごみ系」な人の強みなんだと思います。
強みは、目に見える資格や特技だけではない。
頭をガンと殴られた気がしました。
なるほど、どこかの転職サイトで、「ひとがら」をウリにできる機能がありましたが、もし、「なごみ系」のような見えない価値にフォーカスを当てて考えていたとしたら、すごいです。