日本企業への成果主義導入: 企業内「共同体」の変容

著者 :
  • 森山書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839420000

感想・レビュー・書評

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  • 短期的には優秀(すぐに企業に利益をもたらす発想と行動)とは言えないが、長期的にはユニークなビジネスを生み出すような社員が総合商社にはこれまでたくさんおり、そのような人材が環境や風力発電といった今日の商社の利益に一翼を担うビジネスを育ててきた。

  • 成果主義導入を巡る日本企業の擬似共同体組織(企業内「共同体」)の解体については、論評的には様々な報告書、著作、雑誌において書かれたものが散見されてきたが、これまで、理論的・実証的に解明がおこなわれてこなかった。そこで、本書では、成果主義導入によって、企業内「共同体」がどのように変容・崩壊しているのか、またどのような条件によって、企業側の意図によって企業内「共同体」の存続・維持がはかられつつあるのかについて理論的・実証的に解明を試みている。

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著者プロフィール

*2018年11月現在
立命館大学経営学部教授

「2018年 『価値創発(EVP)時代の人的資源管理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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