テーブルフォトの撮り方 きほんBOOK ~料理、雑貨、花をステキに撮る。~
- 毎日コミュニケーションズ (2010年2月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839934835
感想・レビュー・書評
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既に構図の本を読んでいるからか、あんまり参考にはならなかった。読んだわりに、という意味であって、新しい知識もいくつかはあったけれど。
というかそもそもテーブルフォトに興味があんまりないことがわかった気がするので、ある意味大きな収穫があったのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1:強い光と弱い光
●光をやわらかくする
レースのカーテンやトレーシングペーパーごしに撮る。
1枚でもまだ光が強い場合はもう1枚追加して撮ってみる。
障子もレースと同じような効果がある。
●レフ板で光を補う
光を反射させるレフ板を使う。(画像参照)
色紙を2枚用意し、立てやすいように角を貼り合わせる。
発泡スチロールのトレイをブックエンドにクリップでくっつける。
色紙で作ったレフ板にアルミホイルを貼った銀レフ。より光を強く反射させる。
2:光の向きで写真の表情が変わる
●レフ板を使って逆光を味方に
逆光の場合はカーテンで直射日光をやわらかくし、レフ板で手前を明るくして撮影。
●光源 長短
「順光」被写体が見やすい。立体感が無い。
「斜光」適度に陰影がついてわかりやすい。
「サイド光」陰影が強く、立体感がもっとも強く出る。影が邪魔になりやすい。
「逆光」インパクトの強い写真になる。細部が見えにくい。
3:光源や時刻による光の色の変化
●朝夕は赤く、日陰は青い。
ホワイトバランスで調整。
4:スタイリング
生活感が出てしまうものが映り込まないように。
4:1 背景の組み合わせ
テーブルクロスやカラーペーパーを敷いてみる。
生成の布、無地のペーパー等は何にでも合う。
被写体と反対色も色のトーンを合わせればバランスが良くなる。
4:2 主役に合わせた脇役
料理なら調理器具、花なら花瓶。主役に関連した小物と組み合わせる。
色や素材のテイストを統一すると、まとまり感が強まる。
4:3 脇役を詰め込み過ぎない。
主役より目立たないようにバランスよく配置。
4:4 アングルを変えてみる
どの角度から撮るか。
斜め上、真上、真横。
4:5 並べ方を工夫する
画面に対して三分割上や対角線上に並べると安定。
手前にピントを合わせて背景をぼかすと奥行きが出やすい。
4:6 余白や裁ち切りを使う
裁ち切り→被写体の一部分をフレームで切ること
5 あると便利な100均アイテム
ランチョンマット、テープ、レース
ビー玉、瓶、カゴ、ブックエンド、ボタン、布
6 被写体との撮影距離
広角で近づくか、望遠で離れるか。
広角で近づくと歪んでしまうので望遠で離れる方がいい。
7 手軽なクローズアップレンズ
マクロレンズのように近接撮影が可能。 -
カメラ初心者の女子に向け、撮影技法の基本を解説した書籍。難しすぎず、ちょっとしたことで出来栄えが格段に良くなるTipsが満載です。
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基本となることが丁寧に書かれていると思う。
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花を撮るときは、背景を花と同系色にすると良いそうです。太陽光やレフ板を使って、光と影を上手くコントロールすることが大切です。
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優しく解説されているが、わりと本格的な写真撮影の本だと思う。自分は機材はスマホとかで、スタイリングや見せ方のサンプルが多くある本を希望していたのでちょっと違ったかなと思う。
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基本中の基本から教えてくれる本なので、専門用語が少なくて読みやすかったです。
テーブルフォトに特化した内容になっているので、お料理blogや小物を販売または作成するようなサイト、あとはフラワーアレンジメントなんかにも使い勝手が良さそうな内容ですね。
初めてデジイチを購入しようと思い、窪田さんの本を3冊読みましたが、サイズが一番小さくて持ち歩きやすいので、バッグの中にしのばせておいて、ちょっと時間のある時に読めるというのが私の生活スタイルには合っていてgoodでした。
見本写真自体も素敵なので、見ていて楽しいです♪ -
専門的な用語は少なめで、実際の写真を見ながら読めるので分かりやすい。
2012/1/30 -
基本的なおさらいをと考えて、気軽に手にとった本(^∇^)
読むとなかなかしっかりした内容の本で、テクニックなども丁寧にわかりやすく書かれていて、とても勉強になりました。良書だと思います(^∇^)