ソーシャルメディア・ダイナミクス ~事例と現場の声からひもとく、成功企業のソーシャルメディア戦略~

  • 毎日コミュニケーションズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839937751

感想・レビュー・書評

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  • 当社でもセミナーやったりと、まさに今が旬のソーシャル・マーケティングの本です。
    事例やインタビュー記事なども豊富でとても読みやすく、分かりやすいです。
    100人1000人に一気に伝えちゃうんだから、今の「くちこみ」ってすごいです、企業が戦略的に取り組む必要があるけどどうしてもその企業の姿勢が出ちゃうんだなと。

  • 企業がソーシャルメディアを使ってマーケティングを行う場合の導入事例・導入方法、ソーシャルメディア自体の構築方法など、非常に実践的な内容。

  • CHAPTER-01 ソーシャルメディア・ダイナミクス
    1 世界は、共感社会へ進化し始めた
    2 マーケティングの概念も大きく変化する
    3 顧客は企業にとってかけがえのないパートナーとなる ]
    4 ソーシャルメディアに共感される会社とは    
    A 自社の価値を見直すこと    
    B 顧客に対する貢献姿勢を明確にすること    
    C 社会に対する貢献姿勢を明確にすること    
    D 信頼される企業になること    
    E 生活者と対話・交流すること
    5 ソーシャルメディアの活用事例    
    A 商品開発にソーシャルメディアを活用する    
    B ソーシャルメディアで商品を販売する    
    C ソーシャルメディアで、販売後の顧客サポートを行う    
    D ソーシャルメディアでブランディングする
    6 最新のソーシャルトレンドを取り入れる    
    A リアルタイム動画ストリーミング    
    B フラッシュマーケティング    
    C チェックインサービス(位置情報連動)    
    D ソーシャルゲーム
    CHAPTER-02 ソーシャルメディア活用、5つのポイント
    1 ソーシャルメディア活用の動機について
    2 ソーシャルメディアの類型とその特性について    
    A マイクロブログ    
    B ブログ    
    C SNS - 国内3大SNS    
    D SNS - Facebook    
    E 動画・写真共有サイト    
    F ネット掲示板    
    G 特化型コミュニティ    
    H Wiki    
    I ソーシャルブックマーク    
    J 位置情報サービス
    3 ソーシャルメディアの活用パターンについて    
    A モニタリング    
    B 対話エンゲージメント (ブランディング)    
    C 商品企画・開発(コラボレーション)    
    D 商品販売・プロモーション    
    E 顧客サポート
    4 統合的なクチコミ導線の設計について
    5 メディアミックスについて    
    A ペイドメディア(Paid Media、買うメディア)    
    B ソーシャルメディア (Earned Media、評判などを得るメディア)    
    C オウンドメディア(Owned Media、所有するメディア )    
    D 協業型ソーシャルメディア 6 ソーシャルメディア・プロモーションにおける集客施策について    
    A 既存顧客、特にロイヤリティや購買頻度が高い顧客を中核とする    B 同好サークルと連携する    
    C メガSNS上で集客する    
    D インターネット広告で周知する
    CHAPTER-03 ソーシャルメディアを活用せよ!
    1 顧客満足度を向上せよ
    2 さらば、古きよき商品開発
    3 切れ者沖田とコンサルタント灰島秀樹
    4 ブログコメントを封鎖せよ
    5 ソーシャルメディアよ、永遠に
    6 事前調査と現状把握?提案書を作成する前に
    7 企画の考え方?提案書を作成する前に    
    A 「導線」と「動線」に基づく企画の進め方    
    B AISASに基づくの企画の進め方
    8 提案書作成    
    A 提案書と企画書の違いについて    
    B 提案書の必要性について    
    C 提案書のストーリー
    9 運用ガイドライン
    10 プロ

  • ソーシャルメディアについて、網羅的に説明している一冊。

    ネットの普及で、消費等において主導権が消費者にとかれこれ10年以上言われていたけど、twitterやFB等で、具現化されているんだなと感じた。

    学生時代の時に調べた、「60年前のラジオ&テレビの登場」と同じ様なパラダイムシフトがおこりつつあるのかなとふと思う。

    あと、知名度が圧倒的に低い、当社がこれを使ったらどうなるのだろうかと思った。一歩間違えたらNDAだらけだから、メディアの先にいる生活者への浸透が早い、「緩いアカウント」はムリだろうな。

  • 網羅的にまとまってて良い本だと思います。踊る大走査線のパロディーは読んでて恥ずかしくなってくるような内容だけど。最後の対談は貴重。っていうか、斉藤さん最近本出し過ぎじゃない?

  • 昨今、急に広まって来たtwitterやfacebookを、商業の面から分析し、分かりやすくまとめてくれている。

    twitterの使い方だとか、Facebookの活用方法といった類の書籍では無く、あくまでビジネスの面から、どういう風にソーシャルメディアの特性を活かしていけばいいのか、という部分に焦点が当てられている。

    ところどころ複雑で読みにくい部分もあったが、全体的にはとても読みやすく、比較的新しい情報を使用してくれているので読んでいて楽しい。
    これから、ソーシャルメディアを使用、活用していくのにずっと側に置いておきたいとても素晴らしい本だった。

  • ソーシャルなサービスのマニュアル、いわゆる「twitterの裏技」とか、極意、とか言うタイトルのものは名前負けしてるただのマニュアルな事が多いけど、この本はちょっと違う。

    え?そこまで書いていいの?

    と思える内容がてんこ盛り。
    一社だけの事例であれば参考程度にしかならないが、これでもか!というくらい、ソーシャル戦術が書かれている。その中のどれかを自分に当てはめたら恐らくは大成功出来る人がかなり登場するんじゃなかろうか。
    素晴らしい。

  • 分厚い本ですが、事例が多くとてもわかりやすい内容です。

  •  ソーシャルメディアを使った企業のマーケティング向けのとても素晴らしい教科書です。提案書、企画書の書き方から、システムの選択、運用そして評価まで懇切丁寧に説明されています。また、企業内でのソーシャルメデイア活用を巡るショートストーリーはマスコミ向け広告担当者と新興するソーシャルメディア派の対立がいかにもありそうなお話で思わず笑ってしまいます。
     また、国内各社のソーシャルメディアへの取り組み事例なども、ベネッセコーポレーション、ユニクロ等と豊富です。また、Apendexの「企業におけるソーシャルメディア活用状況」に関する調査結果はとても貴重なデータです。

     Google(検索)からFacebook(ソーシャルメディア)へ、最近よく言われていることです。これはSEO対策用のサーバーからリンクを張って、ある意味、検索エンジン(その実はユーザー)を欺いてサイトやビジネスを目立たせるマーケティング2.0的な方法から、透明性を担保した上で、正直かつ思いやりのあるコミュニケーションを行うことで信頼や共感を集めるマーケティング3.0へと向かっていると言えます。
     各方面で素晴らしいとの話が絶えない「ザッポス」も本書でも何度となく取り上げられています。これは、社会に対する貢献を明確にすること。商品・サービス を親兄弟親友にも自信をもって進められること。そこで働くことを従業員1人1人が誇りに思えること。当たり前のことを当たり前に経営者そして社員がきっ ちり行うことですね。

  • ソーシャルメディアの実用書。
    企業の担当がソーシャルメディアを活用するための方法を
    心構えから上司の口説き方まで含め手取り足とり教えてくれる。
    またソーシャルメディアそのものの生みだし方まで記載されている。

    また、DELLやユニクロなどいち早くソーシャルメディアを取り入れ成功した事例が整理されているのもありがたい。
    なかでも再三再四登場するザッポスが印象的だった。

    最後にはmixi、GREE、DeNAの幹部から、さとなおさんや須田さんのインタビュー、さらには代理店の提案書に含まれていそうな企業へのアンケート結果まで詳細に載っており、ソーシャルメディアについての知見が整理されたとても質の高い「実用書」だと思う。

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著者プロフィール

さいとう・とおる
1958年生まれ。1982年西武百貨店入社。
流通産業研究所、パルコを経て
1997年大手広告会社入社。
現在、研究部門で生活者・トレンド研究、消費・流通などの
分析を行っている。
著書『吉祥寺が『いま一番住みたい街』になった理由』、
編著書『超高齢社会マーケティング』ほか。

「2017年 『ショッピングモールの社会史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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