- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839958374
作品紹介・あらすじ
ドイツではクリスマスの4週間前頃から、
みんなが待ちわびるクリスマスマーケットが始まります。
キラキラ輝くイルミネーションに飾られた屋台には、
クリスマスのオーナメントや雑貨、ホットワイン、焼き菓子にソーセージなど
美しいもの、おいしいものが一堂に集まります。
本書ではクリスマスマーケットの本場ドイツを中心に、
フランス、オランダ、スイス、チェコなど、近隣諸国を含めた
18都市、37ヶ所のクリスマスマーケットを案内します。
ガイドブックとして役立つよう、
楽しみ方マニュアル、マップ、簡単なドイツ語を収録。
さらに、クリスマスマーケットの歴史や、
ドイツ家庭のクリスマスの過ごし方もたっぷりご紹介。
見て楽しめ、読んで役立つ。
この1冊で本場のクリスマスがわかります。
感想・レビュー・書評
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クリスマスの有名な飾りなどはドイツが発祥、というのをTVで見て。
素敵な写真がたくさんでうっとりした。近年、日本でも結構クリスマスマーケットが開催されているけれど、背景となる街の景色が雰囲気作りを大きく左右するんだとこの本を見て思った。ドイツの至る所にある歴史的な大聖堂の建物を前にしては歯が立たないなーと…
一度その時期にドイツに行ってみたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつか本場のクリスマスマーケットに行きたいので、手に取った。写真が多くイラストも可愛く、眺めているだけでも楽しい。いつかもみの木を買ってきて、本場のオーナメントを飾ってみたい。
日本と異なる開催時期、本場ならではのキャラクターが特に印象に残った。
■歴史 クリスマスが家庭で祝われる行事に変化したのは18-20世紀らしいが、マーケットの開催はさらに古く、1310年、ミュンヘン開催が最古。中世の人々の生活の中心だった街の中心の広場に、クリスマスの屋台が建つようになった。
■時期 ヨーロッパのクリスマスマーケットは大体12/24までで閉まってしまうと知り驚き。向こうは日本と違って12/25.26が本番で、その期間は日本の正月のように、家族や親戚と過ごすためらしい。逆に大晦日はパーティーや花火大会で友達と過ごすとか。ただクリスマス自体は、1/6(聖書:東方三博士の日)まで続くので、ツリーは飾っておくとか。
■街の装飾 ゲンゲンバッハで開催される、市庁舎の窓のアドベントカレンダーは面白いと思った。
■キャラクター サンタはプロテスタント家庭にプレゼントを届ける役割を担うが、カトリック家庭にはクリストキント(キリストの子供バージョンを模した金髪金衣裳の女性、本来男性のはずだが現地では女性が担当する)が担当するという。
■フランスのマーケット
ストラスブールで、1570年から続くフランス最古で最大級のマーケットがあるらしい。フランスは踏の地なので気になる。 -
ドイツ語名称のカタカナ表記が多くて、耳なれてないとちょっと読みにくいかなと思います。
写真はとってもきれいで、街ごとにちがう雰囲気も伝わってきて、眺めているだけで楽しめます! -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50173136 -
ドイツを中心にした、ヨーロッパのクリスマスマーケット。
きらびやかで可愛らしくて華やかで、そしてどこか厳かでもあって
ヨーロッパの人々がクリスマスシーズンを過ごす暮らしのひとときには
夢と憧れがいっぱいです。
ドイツ各地の人気クリスマスマーケットと、隣接する他国のマーケットの
全37か所が写真付きで次々と登場する本書。
マーケットに並ぶオーナメントや雑貨や、その街その国の
クリスマスシーズンならではのソウルフードなどについても
写真付きで解説されていて、クリスマス行事についての深い意味あいや
美味しさを知ることの参考としてもおおいに役立ちます。
このたびはミュンヘンを基点に、ニュルンベルクとチェコ・プラハの
クリスマスマーケットを巡って、本書を参考に数種のグリューワインを味わい
伝統工芸品の煙出し人形を記念の一つに購入しました。