空想科学読本 3

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
3.35
  • (9)
  • (24)
  • (57)
  • (8)
  • (0)
本棚登録 : 271
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840101165

作品紹介・あらすじ

これまでと少々趣向を変えて、空想科学の世界で行われてきた様々な「行為」を科学的に検証してみたのが本書である。これによって、具体的な数値の設定が明らかでない事象についても、大いに研究が進むこととなった。その結果、純粋無垢な少女は、実はトンデモない野生児であり、東京を救ったヒーローの善行が、代わりに千葉に滅亡をもたらし、快適そのものに見える宇宙鉄道は、本当は凄まじく迷惑な存在だった-などなど、驚愕の新事実が次々に判明する!あまりにも意外な空想科学世界の実態が、目からウロコの感動を呼ぶ爆笑必至のシリーズ第3弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • このシリーズは、5~6冊読んだけど、よく、こんな馬鹿馬鹿しいことを真剣に検証するものだと感心する。

  • 2.5点です。
    だいたい60〜70年代の作品が多かったかな?
    相変わらず面白いんだけど個人的にちょっと知らない作品が多かった。マグマ大使とか海のトリトンとか宇宙猿人ゴリの作品は聞いた事もないさっぱりだった。早く自分世代見たいな。
    ・ハイジのブランコ時速79㎞
    ・ハイジ運動神経抜群、ブランコ乗るまで100m以上の木登ってはず
    ・ガラスの仮面の北島マヤ6時間で120件走って出前、3分で一軒走るペース
    ・北島マヤ女子マラソン優勝レベル、10kgのそば庫持ちながら100m18秒ペース。
    ・『未来少年コナン』のコナン、ラナちゃんお嬢様だっこして降りた着地速度390km。シビレ程度
    ・ラナちゃんはロープ食いちぎる事ができるが、人間は70kgぐらいの噛む力だがラナちゃんは18t
    ・ラナちゃん多分車は食いちぎれる
    ・ボルテスⅤがキックしたら足担当の女、60×30(キックの速さ×身長遠心力)1800㎞
    ・キングギドラはアホ、敵が後ろにいると顔だけ振り向いてビームすれば良いのに体ごと向く。その為ゴジラ達にやられる
    ・赤影は凧に乗っているが、風速40mないと飛べない
    ・キン肉マンのステカセキング空想上最強
    ・ステカセキングの音の威力、ゼットンの1兆度の炎の2000倍の威力
    ・ウルトラマンタロウの荒技『ウルトラダイナマイト』怪獣に抱きついて自爆して復活、カスリ傷一切ない。危険な技だから20年寿命が縮む。でもウルトラマンの平均寿命15〜20万だから何回使っても大丈夫。
    ・ウルトラマンタロウに出てくる視力奪う怪獣目つぶし星人カタン、宇宙旅行行きたくても『目つぶし星』には行きたくない
    ・ルパンの五右衛門は銃弾を斬るが、顔と剣の間が1m離れてないと顔に当たる。
    ・五右衛門は走ってる車も斬るが斬ったあとひかれる
    ・ライトセーバーはレーザー光線の為映画では光と光でぶつかり合ってるけど、実際ライトセーバーぶつかる様になってるが実際通り過ぎてルーク瞬殺
    ・『帰ってきたウルトラマン』津波怪獣シーゴラスの技の津波高さ50m出す。ウルトラマンはバリアで東京湾で受け止めるが、した場合千葉滅ぶ。
    ・スターウォーズのデス・スターは計算上1万1千階ある、エレベーター速度で行くとノンストップでも1時間13分かかる。敵が来てみんなで最上階駆けつけるには5日間7時間かかる。その前に兵士飢え死。警備超弱い




  • 2000年刊行。◆「帰ってきたウルトラマン」シーゴラスによる大竜巻が起こした大津波。これはウルトラマンの身長を超える津波の高さだったが、これをウルトラマンが逆転させた結果、東京は守れたけれど……。というのがなかなか振るっている。◇ただし、科学・人智を超越した暗黒怪獣バキューモンと、地球人の概念の所産である「かに座出身」というだけで甲羅型である怪獣ザニガは取り上げるべきではない様に思うが…。これは大法螺とまで言わずとも、お伽話でしかないのだから。

  • ワークショップ「はじまりの瞬間(とき)」:ゲストのおすすめ本

  • 脱帽せざるをえない。

    相変わらず少年たちの夢と希望を打ち砕く結末の数々に僕の腹筋は鍛えられました。

  • 文章が面白い。注釈も面白い。ネタが分からなくても笑えるところがたくさん。ホントに創作の世界は非科学でできていると思う。

  • これまでと少々趣向を変えて、空想科学の世界で行われてきた様々な「行為」を科学的に検証してみたのが本書である。これによって、具体的な数値の設定が明らかでない事象についても、大いに研究が進むこととなった。その結果、純粋無垢な少女は、実はトンデモない野生児であり、東京を救ったヒーローの善行が、代わりに千葉に滅亡をもたらし、快適そのものに見える宇宙鉄道は、本当は凄まじく迷惑な存在だった――などなど、驚愕の新事実が次々に判明する!あまりにも意外な空想科学世界の実態が、目からウロコの感動を呼ぶ爆笑必至のシリーズ第3弾。

  • まあまあ

  • SF映画や特撮の類をよく見ているので楽しく読み始めたこのシリーズですが、スター・ウォーズが取り上げられた章で何だか貶られたような気分になりました。本当に好きな作品を馬鹿にされたような不快感。ウルトラマンに関してはそういった感情は沸き上がってこなかったんだけどなぁ。
    コアなファンは読むべからず。

  • 怪獣の強さと弱点からウルトラマンの必殺技、
    ハイジのブランコの長さから、ガンダムの宇宙コロニーの問題点まで、空想科学世界の疑問点を科学的視点から検証した爆笑シリーズ第3弾。

    どうせ作り物のお話でしょ、ありえないことが多くてとーぜん

    いやいや、そんな風にはなっから否定してはいけません。そんな実際にはありえない現象を、実に真面目に、ばかばかしく検証しているのがこの本なのです。ちなみに、当然1.2もありましたが、取り上げている作品が古すぎて分らないのと、本自体もよれよれだったので、第3弾から手にとった次第です。

    実に人間離れな北島マヤ(ガラスの仮面)の年越し蕎麦配達や、非常に無駄の多いガッチャマンの必殺技、トリトンの過酷な旅(漂流)などなど、笑わせてもらいました。いやほんと、ヒーローってばかだよな~

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1961年鹿児島県種子島生まれ。東京大学中退。学習塾の講師を経て、96年『空想科学読本』を上梓。99年、空想科学研究所を設立し、マンガやアニメや特撮などの世界を科学的に研究する試みを続けている。

「2021年 『空想科学学園 理系脳を育む4冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柳田理科雄の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
柳田 理科雄
柳田 理科雄
山田 悠介
柳田 理科雄
さくら ももこ
綿矢 りさ
柳田 理科雄
柳田 理科雄
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×