- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840103701
感想・レビュー・書評
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幽霊というものには、会ったことがない。
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目に見えない、いろんな物ごとに関するお話。不思議なお話だけれど、心が温まるような、安心するような気持ちになりました。ランディさんのお祖父さんのことを書いた文章は、とても気に入りました。
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現実の入り口から精神世界に入っていく感じ。
不思議現象は興味深い。
文章の世界を全部捕らえようとしてみるけど捕らえきれない。
ふわふわと漂う世界にハッとする一文が静かに居る。 -
うさんくさいな、と思いつつ読み進めると、
突然はっとするぐらいきらりと、ことばが光る。
だから、読まずにはいられない。
心からのことばって、時々、怖いぐらいに胸に迫る。 -
誰の日常にもあるような不思議だけど深く考えずに終わるような出来事をオカルトに解いていてなんとも興味深い。
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<font size="3">「気配」とは、神の衣擦れの音なのかもしれない。神はこの世界の細部に宿る。</font>
0404-0404
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母はいちごあめの瓶を抱きしめて、嬉しそうに笑っていた。母の魂だったのだろうか。暗くなった山道を漕ぎながら、私はなぜかおろおろと泣いていた―。ぎゅっと、畏怖を、抱きしめるもうひとつの世界との交感。散文35篇。
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短篇の様な、随想の様な、自由詩の様な…
嫌悪感は無いけれど、時折歯ざわりが良いだけで特に何も思わなかった。
しかし『世界には何でも落ちている』『いちごあめ』『混線とコンセント』『青い炎』など、特に第二部は結構好き。
「オカルト」というよりは「いのち」のお話だと思います。 -
2008.1.23
2〜3ページで完結する短編集。彼女の思考・文章には惹かれるものがあります。 -
現実と虚構の中間地点をふよふよと。
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母はいちごあめの瓶を抱きしめて、嬉しそうに笑っていた。母の魂だったの
だろうか。暗くなった山道を漕ぎながら、私はなぜかおろおろと泣いていた―。
ぎゅっと、畏怖を、抱きしめるもうひとつの世界との交感。散文35篇。
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タイトルは自記筆らしい