- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840106047
作品紹介・あらすじ
スージィこと内野智佳は、某国立大学工学部化学工学科の秘書。彼女の勤める大学周辺で暴行傷害事件が多発する。智佳の周辺でも不気味な出来事が続き、友人のルナも被害に遭ってしまうが…。大学の工学部を舞台に、それぞれに秘密を抱えた6人の視点で連続殺人事件を追う、ちょっとフーガな新感覚ミステリィ。
感想・レビュー・書評
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大学が舞台の小説を探していて、この本が談話室で上がっていたから読んでみた。
各登場人物の視点で描かれていて、イラストもそれに倣っていてとても読みやすかったけど、ページ数が残り少なくなっても犯人が誰なのか想像できず・・・
まさかの!でした。
途中の登場人物外(いや犯人)の思いなんだろうけど、ちょっと難しかったな。
森さんの作品、もっと読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん、森ワールドについていけない。
話の内容は好みだっただけに残念。
「超再現!ミステリー」で見た方が良かったかも…。
それとも、見ないで読んでたら違ったのかな?
最後の『アンコール』は少し面白かった。 -
やはり狂人であったか…。
タイトルはなんかしっくりこないですね。
司書が出てくるけど、司書らしいことは特にしません。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00040306 -
サクサク進む物語。
途中で挟まれる詩のような文章は少し難解だが、挿絵はポップだし、ストーリー展開のテンポはいいので、比較的ライトなミステリ。 -
6人の登場人物の一人称視点で語られるミステリィ。
大学内で起こる連続暴行事件。
そしてついに殺人が。
個性的な6人のキャラクタと、詩的な文章、個性的なイラストで幻想的な気分を味わえた。
一風変わったミステリィ。 -
大学勤務の6人視点で事件が語られていく。劇団風?
ミステリとしては簡単。
C0093 -
以前、日テレ系の番組『超再現ミステリー』で紹介されたときに存在を知ってから、ずっと読んでみたかった作品。
各登場人物の視点が交互に入れ替わるのがおもしろいですね。
コジマケンさんのイラストもいい味出してる!
メインの語り手・スージィが、ちょっと狂気的な感じなのがたまらなく好きです。
『少女地獄』(夢野久作)の姫草ユリ子とか、友成トミ子を思わせる感じ。クレイジーガール大好き。