奥様はネットワーカ

著者 :
  • メディアファクトリーダ・ヴィンチ編集部
3.10
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本棚登録 : 604
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840106047

作品紹介・あらすじ

スージィこと内野智佳は、某国立大学工学部化学工学科の秘書。彼女の勤める大学周辺で暴行傷害事件が多発する。智佳の周辺でも不気味な出来事が続き、友人のルナも被害に遭ってしまうが…。大学の工学部を舞台に、それぞれに秘密を抱えた6人の視点で連続殺人事件を追う、ちょっとフーガな新感覚ミステリィ。

感想・レビュー・書評

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  • 大学が舞台の小説を探していて、この本が談話室で上がっていたから読んでみた。
    各登場人物の視点で描かれていて、イラストもそれに倣っていてとても読みやすかったけど、ページ数が残り少なくなっても犯人が誰なのか想像できず・・・
    まさかの!でした。
    途中の登場人物外(いや犯人)の思いなんだろうけど、ちょっと難しかったな。
    森さんの作品、もっと読んでみたい。

  • スージィこと内野智佳は、某国立大学工学部化学工学科の秘書。彼女の勤める大学周辺で暴行傷害事件が多発する。智佳の周辺でも不気味な出来事が続き、友人のルナも被害に遭ってしまうが…。大学の工学部を舞台に、それぞれに秘密を抱えた6人の視点で連続殺人事件を追う、ちょっとフーガな新感覚ミステリィ。
    「BOOK」データベース より

    狂気は妄想の産物か、飼いならされたペットか.

  • うーん、森ワールドについていけない。
    話の内容は好みだっただけに残念。
    「超再現!ミステリー」で見た方が良かったかも…。
    それとも、見ないで読んでたら違ったのかな?

    最後の『アンコール』は少し面白かった。

  • やはり狂人であったか…。
    タイトルはなんかしっくりこないですね。
    司書が出てくるけど、司書らしいことは特にしません。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00040306

  • サクサク進む物語。
    途中で挟まれる詩のような文章は少し難解だが、挿絵はポップだし、ストーリー展開のテンポはいいので、比較的ライトなミステリ。

  • 6人の登場人物の一人称視点で語られるミステリィ。
    大学内で起こる連続暴行事件。
    そしてついに殺人が。
    個性的な6人のキャラクタと、詩的な文章、個性的なイラストで幻想的な気分を味わえた。
    一風変わったミステリィ。

  • 大学勤務の6人視点で事件が語られていく。劇団風?
    ミステリとしては簡単。
    C0093

  • スージィこと内野智佳は、某国立大学工学部化学工学科の秘書。彼女の勤める大学周辺で暴行傷害事件が多発する。智佳の周辺でも不気味な出来事が続き、友人のルナも被害に遭ってしまうが…。大学の工学部を舞台に、それぞれに秘密を抱えた6人の視点で連続殺人事件を追う、ちょっとフーガな新感覚ミステリィ。,"
    某国立大学工学部の秘書・内野智香こと


    スージィ


    彼女の勤める大学の近くでは暴行傷害事件が多発していた


    そして、ついには殺人事件に発展してしまう


    友人のルナこと鈴木奈留子までもが事件の被害者に


    なぜ、こんな事件が起きるのか


    秘密をもった6人がそれぞれの視点で事件を語る




    きみちゃんお薦め


    微妙


     6人の語り手によって話は進んでいくのですが


    もう、2人でいいような気がする


    あとの4人はミスリードの人たちなんでしょうか


    それなら、そのリードはイラン気がする


    だまされたくても騙されれないよ


    難解すぎて


    頭がパーな私にはなかなか難しい


    けど、結末はああって感じでした


    ああ、分かりやすいのが読みたい

  • 以前、日テレ系の番組『超再現ミステリー』で紹介されたときに存在を知ってから、ずっと読んでみたかった作品。
    各登場人物の視点が交互に入れ替わるのがおもしろいですね。
    コジマケンさんのイラストもいい味出してる!

    メインの語り手・スージィが、ちょっと狂気的な感じなのがたまらなく好きです。
    『少女地獄』(夢野久作)の姫草ユリ子とか、友成トミ子を思わせる感じ。クレイジーガール大好き。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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