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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
登場人物全てに苛々させられた。でも、好きな人の手前カッコつけたくなる気持ちや、テンションが上がる感じはわかる気がする。ただそれが極端。
葉子母の男尊女卑の話はすごく納得。女性の中のどれくらいの人間がそう思っているかわからないけれど、女性が強くなるってそういうことじゃないと思う。テルコに苛々したのはもちろんだけど、他の女性に対しても苛々したのは多分この部分。特に山中さんの「仕向けた」とか「教え込む」とか、何様だと。そういう恋愛をしている女性って、わたしは全然魅力感じないなぁ。その点、そういう描写がなかったすみれさんだけはまだ好きだった。
なんだかすっきりしない内容だったけど、それでも考えさせられる部分はあった。恋愛って難しくてめんどくさいね。
小説。ダメンズに惚れたばかりに自分もダメ女化していく、負のスパイラル物語。多分反面教師にしてリアルに生かせたらお釣りがくるんじゃないだろうか。愛だけでは食べていけない、お金だけあってもむなしい、あわないジグソーパズルを無理やり押し込んでも絵にならない、そんな悲しいかけらたちが行き場を探すおはなし。
恋は盲目、という話。一途なんだけど、男を見る目がないんだなぁ。
絲山さんや川上弘美さんの書く話になんか似てる気がする。いや、川上さんの方がまだ救いがある気がする。
恋は盲目、しかし、てるこの盲目っぷりはちょっといらつく。
イラつくけども若干の心地よさを感じるのはなぜでしょう。
先のわかってしまった片思いほど無駄なものはない。
でもそんな片思いに恋してる自分が好き!な自己愛。
片思いでも両思いでも一人でも
とりあえず、自分が自分をちゃんと認めてたらそれでいいんじゃない。
読んでてテル子にいらいら。
いらいらしてしまってるということは、角田光代の思うつぼ?
自分はこうはならないと思っているけど、程度の差はあれ何かに盲目なのはちょっと幸せそう。
報われない先を追いかける事は、時に痛切で時に満悦。片想いをする方のエゴ、される方のエゴが交わることなくのびていく。出てくる人物の誰ひとりもを魅力的だと思えなかったので、それがこの小説をよりリアルにしているのかもしれないが、あまり好きではない。
ダメ男に盲目な女は見苦しい。てことが言いたい本なんやろうか。
盲目では無いにせよずるずると今に至る私も人の事は言えない。
角田光代最高傑作はこれだと思うのです。しばらくぶりに読んでみましたがあいかわらずおもしろいっ。マモちゃんが万人に好かれるタイプじゃないからこそ理解できるテルコの動き。
テルコを「こんな感じ?」とばかりに操る角田才能が好きだぁ。
女性が恋にのめり込んで一歩間違えるとこんな恐ろしい事になってしまうんだ・・・と恐怖で怯えた一冊です。 主人公のOLのテルコが片思いの男性のために尽くすお話。でもその尽くし方が尋常じゃない。というか、尽くしたり、強いこの愛情を悟られて嫌われないようにする異常な行動は読んでいて目を覆いたくなるほどでした。 仕事中に彼からの電話に出たり、彼と会うためには早退遅刻は当たり前。彼女の世界の中心に... 続きを読む »
いまの私には、ちょっと良くない・・・。それは別にこういう恋愛をしているからという意味でなく、こういう痛い感情をたとえ本を通してでも、あまり感じたくない敏感な時期ということだ。逆に言うと、それだけこの小説がうまい。
ほぼストーカー、でも都合よく利用されちゃってる主人公に読んでいてイライラ。でも、ここまで人を好きになれてその人の為になら何でもできるという確固とした意志にはあっぱれだ。
でもやっぱり自分だったらこんな恋愛はしたくないな。
角田光代と言う人は、
こういうおバカな?不器用な?女の子を書かせたら
ピカイチなのではないでしょうか?
淡々とすすむテルちゃんの恋心と日常に
まったくもって共感出来ないのだけれど
たぶん友達にいたら 放っておけないというか見てられない、
まったくもー!おめぇってやつは!と腹を立てながらも
そんな彼女の危うさに 魅了されてしまいそうにも思う。
マモちゃんみたいな男には、一切魅力を感じないなー!
やっぱりこの人の文章は好きだなー
でも、ストーリー的には、じれったい感じ。
アホか!って思うけど、そのアホさが自分に似てるんだよな
長編小説 おそらく現段階で最も好きな作家さんであろうよ、角田さん。 長らく遠ざかっていたのは図書館にあるものはほぼ読んでしまったからというだけのこと。 アンソロジーでは読んでいたし、そしてそのたびにやっぱり大好きだなって思っていたわけで。 「これ読んだっけ・・・」という一抹の不安を覚えながら借りてみたのがこの1冊。 幸い未読だったので本当にうれしか... 続きを読む »
私が彼女の友達だったら、「あんたバカじゃないの?」って一喝してやりたい。相手の男もしょーもないヤツだった。好きもここまでくると醜いというか悲惨だなぁ。ラスト・・・もう少し何とかならなかったのかな。途中までは面白く読んでいたので少しガッカリ。
その中に主人公は両面性な性格を持っている。「こんなのありえない!」ってくらい恋愛至上主義だ、マモちゃんも至上主義なテルちゃんだが、自分に当てはまるところもあり、どきっとさせられる。マモちゃんは、たぶん、そんなにひどいおれさま男ではなくて、テルちゃんは逆自意識過剰だと友達からのコメントだった。好きな人にイラッとされる自分の答えを見つけたくて一気に読んだ。恋に悩む人はぜひだと思った。 傍から見たらイマイチな男なのに、本の中に山田テル子はマモちゃんが好きでたまらない。そして仕事も生活も捨ててしまう。自分は共感できなかったけれど、こういう不器用な愛もあるのだろうな。恋愛技術にテストがあるとすると間違いなく落第だよ。ちょっと不思議なキャラを角田さんが丁寧に書いている。なんか読んだと、愛が不思議なものと深く感じた。だが、やはり今このような本が多いので、なんかも読みたくない感じがした。
6/20
登場人物の恋愛感がみんな極端。でも、こういう人って、気づいているかどうかはアレにしても多いんだろうなぁと読みながら思った。
角田光代って、個人的に空中庭園のイメージが強いからこんなのも書くんだってビックリ。
全然ひとごとじゃねーよーと思いつつ、ページをめくるごとに血の気が引いた。
あんまりにも、登場する女性が自分の考え方や恋愛感と近くて。
結末には、絶望しながらなんだか安心しました。
あー自分の首をしめながらでも、人間は幸せになれるー、と思いました。
ハッピーエンドや、すっきりな幕引きじゃダメ。
まだ降りてはダメ。
って、いう自分がいるので。
私の中にも。
でもすげー。
これはすげー。
私は角田さんの描く、ダメ女に関する長編小説が、死ぬほど好き。
めっちゃ共感する。

なんて情けない、駄目な女なんだ、と心の中で罵倒しつづけていた。
マモちゃんへの深い愛情が勿体無いな。
その執着心が理解できるような分からないような。
でも、マモちゃんの親友と付き合ってマ...





