ブッタとシッタカブッタ 1 こたえはボクにある

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840107716

感想・レビュー・書評

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  • ぐっどうぃる博士のお薦めで読んでみました。
    博士は前にこう言われました。
    「僕は仏教徒ではありませんが、哲学として、禅宗の考えと、原始仏教の考えがとても好きです」
    私もだいたいそんな感じ。ぐっどうぃる博士を知る前から。

    この本の内容は仏教的な考えを簡単に4コマ漫画にしたもの、だと思います。
    出版して10年後に装いをあらたにして、男の人でも買いやすいようにしたそうです。

    悩んでいる人、落ち込んでいる人にぜひ読んでほしいです。
    自分もかつて心が弱っていたときに仏教的な考えに救われました。

  • 偏りカチカチに固まった脳ミソをリセットしたい時に。

    大げさに自分探しの旅とか言って外国にいかなくても
    深く深く自分を見つめ直し考えれば
    答えは出てくる。

    あなたの言う本当の自分ってどんな自分?
    こうなりたい、こうでありたいと望む理想の自分の事?
    じゃあ今のあなたはニセモノなんですか?
    向上心とエゴは紙一重、答えは誰も知らない、わからない、
    自分で悟るしかない。

    色々な事に気づかせてくれる一冊です。

  •  この本は、私が担任をしていた専門学校の学生が教えてくれたものです。ちょっと古いですが,1997年4月6日付けの朝日新聞に載っている記事から転記します。
     ストレスを抱えたビジネスマンやOLたちの間で、マンガ『ブッタとシッタカブッタ』、(作・小泉吉宏)のシリーズが静かなブームになっている。お釈迦様の姿をした「ブッタ」を案内役に、主人公のブタ「シッタカブッタ」が心とは、自分とは、悩みとは、幸せと不幸せとは……といろんなことを考えていく。本の帯に「心の運転マニュアル本」「『心』を語る本」と書かれ、精神科などの病院が待合室にそろえていたり、医師が患者に薦めたりもしている。現在3冊出版されているが、「精神科で売れる漫画なんて初めて」といわれ、続編を期待する声もある。

  • ブッダの教えみたいな本を読もうと思い…手始めにこのシリーズを借りて来ました。
    ちょっとまだこの世界観に馴染めず…ですが、なんでも自分の心が感じているもので誰がとか何がとかではなく自分の問題ということはわかりました。2巻に進みます(´∀`*)

  • 自分の心の総点検(スキャン)をするのにとてもいい本。自分は今何にとらわれているのか。何のために求めているのか。それは本当に必要なのか。この本を考えながらじっくりゆっくり読んでいくと、自分の心と対話することができる。
    定期的に幸せを感じているときも、不幸だと思いこんでいる時にも読み返したい名著。

  • ブタが恋煩いや自分探しをしながら自意識の存在に気づき、向き合い、ありのままの自分を受け止めていくまでの過程をイラストで描いた作品。

    4コマで抽象的に描かれているため、答えのようなものはなく、「なにが言いたいんだろう」と立ち止まって考えさせられることもしばしば。

    「果たしてそんなもんだろうか」と首を傾げたり、
    「あぁ、たしかにこういう捉え方は好きだなぁ」と府に落ちたり、
    そんな一つ一つが自分の価値観なんだと再発見できる一冊。

  • 昔読んだのを読み返してみました。自分で気づくように促す構成になっていますが…誘導の仕方が鼻につくと言うか…素直に読めませんでした。

  • 母校の先輩が書かれた本です。私はこの本に救われました。高校生のとき学校に行くのがつらくて、個室で勉強していいよと言われたとき、その部屋にあったのがこの本でした。

  • なかなかよい。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA62817567

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著者プロフィール

小泉吉宏(こいずみ・よしひろ)
1953年静岡県浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業。漫画家、絵本作家。著書に第45回文藝春秋漫画賞を受賞し、累計250万部のベスト&ロングセラーとなった『ブッタとシッタカブッタ』(KADOKAWA)シリーズや、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した『大掴源氏物語 まろ、ん?』(幻冬舎)のほか、絵本『コブタの気持ちもわかってよ』(幻冬舎)、『戦争で死んだ兵士のこと』(KADOKAWA)など多数ある。また、卒業式や結婚式で読み継がれている詩『一秒の言葉』の作者でもある。

「2021年 『生きるん。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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