| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
-
勇気づけるなら、あなた自身の言葉で励まして
― 172ページ -
「バカ、お前、太平洋戦争に較べたらそんなのなんでもないぞ」俺もつい笑ってしまった。そりゃそうだ。国家と国家の生死をかけた問題に較べたら俺個人の悩みなど屁でもあるまい。いきなり「太平洋戦争」と来る意表の突き方も見事だ。何より、笑い飛ばしてもらうってのは、悩みの解消法としてそれ正解。気に入りました。
― 169ページ -
無数の言葉の中に、大切な一言はきっと宿るのだと思う。大切な一言を見つけ出すのは、自分ではなく相手なのだ。一行の価値は相手が決めるのだ。そう信じたいと思う。
もどかしいと感じるのは、無言であることよりずっといい。
― 220ページ
みんなの感想・レビュー・書評
オーケン目当てで購入。当たりでした。よかった、おもしろかった。こんなに簡単にしあわせな気持ちになれるんだったら、ずっと鞄に入れておいたほうがいいよね、なんてね。誰かに手紙を書きたくなったのは、どの話に影響されたんだっけ。ともかくも、おすすめです。
文字数が限られているせいかどの作家さんもコレ!という話しばかりでほんとに面白かった。すぐに元気が出てくる話しばかり。
ちなみに私はこれをキッカケゆ大槻ケンヂさんの大ファンになりました。
「コミュニケーション」をテーマにしたエッセイ集。電話、FAX、メールなどそれぞれのつながり方、エピソードが集められています。
特に気に入ったのは
大林宣彦「賢者の自由」
瀬名秀明「一言が伝えられない」
です。
37名もの人気作家さんが書かれたエッセイ集。コミュニケーションを題材にした物語はどこか暖かく、人との繋がりの大切さを感じさせてくれる。アナログからデジタルに変わっても、伝えたいという切実な気持ちは変わらないと、そう思えるものだった。
ずっと読みたいと思っていました。
37人の著名人がそれぞれ「伝えること」を語る本。
それぞれ良いことを言っているのだけれども、あまりにも短すぎて印象に残らなかった、というのが率直な感想です。
エッセイだけでなく小説もあったりするので、余計にもっと長いものが読みたくなります。
FAXを使う話に妙に惹かれたのは、今いちばん使わないもので、昔無性に使いたくてたまらなかったからだと思いますが、
メールや電話ではなく、FAXで思いを伝えるって良いなぁと地味に思いました。
いちばん覚えているのは、大槻ケンヂさんのお話で、
自分の悩みごとも、戦争に比べればほんと大したことないなー、ということと
勇気づけるなら自分の言葉で、ということに
何だか今更な話だけれども慧眼でした。
好きな著者が多く、心に残るフレーズが多かった!
ちょっと時代背景が古かったのが残念。
もっと前に読んでおけば良かった作品!
37人の作家さんによるエッセイ集。 「日本テレコムと『ダ・ヴィンチ』が「コミュニケーション」をテーマに、 さまざまな作家の方にエッセイやショートストーリーご執筆の協力をいただき、実現した企画」とのことで、 そういう背景があるからこそ、電話・FAX・メールを題材にした作品が多い。 一編一編はかなり短く、そのため文章としてのまとまりがそれぞれ素晴らしい。 これを読んだら、きっと誰かとつな... 続きを読む »
短編集で詩や手紙を読む感覚に近く読みやすい。
それぞれの後に載っている写真や一言、嫌いぢゃない。
簡単なことばなんだけど、何度も読むうちに違う読み方になったりするから面白い。
誰かに手紙を書きたくなります。かしこ
37人の作家さんが、それぞれ自分へまたは誰かへの手紙や一言などを記した本です。
短編なので3分あれば一個ずつよめて、気分転換には最適です。
それぞれみなさん一度聞いたことがあるような方々なので、
なんやかんや興味を持てました。
一世風靡した作家さんもいて、その一世風靡した時の感動の個人的な感情も垣間見えて、割りとうれしくなります。
私は、田口ランディさんの、気持ち悪かったり怖かったりした話を、気持良い話にしてくださるので好きです。
物語じゃないんだね。
フィクションがすきなんだけど、、
たまには、良かった。
あったかい気持ちになれたよ。
川上弘美の名を発見したせいでつい衝動買い。ところが川上弘美より高橋源一郎の“白紙”にやられた。人の死の最も終わりに接する仕事柄、日頃親子にまつわる死の物語は多数目に耳にしているが、これには泣けた。この本に関しては自らの衝動買いに感謝。
この本を買ったのは、 BOOK・OFFで100円だったし、 今をときめく人気作家たちがオムニバス形式でショート・ストーリーを書いていて、 名前は見たことあるけど読んだことない作家が結構いたから、 気に入る作家がみつかるかな、 っていう、今後読む本の参考にしたかったからです。 会社の行き帰りの電車でちょっとずつ読みすすめようと思って、バッグに入れたは良いけ... 続きを読む »
(鷺沢萌・山本文緒・北方謙三・宮本輝・江國香織・五木寛之・藤沢周・ 松岡祐子・田口ランディ・大沢在昌・森絵都・篠田節子・夢枕獏・ 角田光代・有栖川有栖・山川健一・鈴木光司・藤田宣永・村山由佳・ 北村薫・小池真理子・松尾スズキ・石田衣良・山本一力・大林宣彦・ 川上弘美・大槻ケンヂ・馳星周・高橋源一郎・唯川恵・石坂啓・ 鴻上尚史・重松清・谷村志穂・瀬名秀明・坂東眞砂子・乙一) ... 続きを読む »
「伝える」ことを題材にした毎月の広告を短編集化。文字数が決まっていたからか、純度の高い、珠玉の物語がいっぱい。さらに全ての短編の中に「決めぜりふ」が入っていて、そのコトバだけでもぐっとと来る。誰かにプレゼントしたいぐらいの最高傑作。瀬名秀明さんの「無数の言葉の中に、大切な一言はきっと宿る」が個人的ベスト!
さらさらと、
でも深く。
ささいな日常に
ふと、うかんだ一言からなる
そばにいないけども
近くにいる人に
君に、ささぐショートストーリ。
自分の中から
浮かんだ言葉は
一言を伝える時
饒舌よりまさる。
とてもシンプルながらも
結構難しいことですね。
思いは、
意外と単純明快な
言葉と心から
伝わるはず。
私が好きな言葉。
翼がないから
電話をかける。
有栖川アリスさん。
撮影 西郡友典
装幀 小林正樹
田口ランディさんの「モーニング・コール」、よかったです。短い文章だけれどそれぞれに個性が出ていて、とても温かい気持ちになりました。

重松清さんの「朝日が向かっています」が一番気に行った。広島で育った自分としては、東京に引っ越してかなりの年月が経つ今になっても、冬の東京の落日の早さにちょっとした違和感を感じる。





