蟲と眼球と殺菌消毒 (MF文庫J)

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  • メディアファクトリ-
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840114707

作品紹介・あらすじ

あれからひと月-。「エデンの林檎」の不思議な力を手に入れながらも、仲間の鈴音や愚龍と共に日々平穏に暮らそうとするグリコのもとへ、賢木財閥から二人のエージェントが送りこまれて来る。その使命はなんと、「グリコの両親になること」!?慣れぬ「家族生活」にすっかり調子が狂うグリコ。一方その頃、町では手長鬼と名乗る怪人が残虐な事件を起こしていた。その犯行に超常のものを感じたグリコは、手長鬼と対決する決心をするが…。グリコの不器用な優しさが読む者の胸を打つ!未曾有の学園ファンタジー再開。

感想・レビュー・書評

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  • 蟲と眼球と殺菌消毒 (MF文庫J)

  • 読了、70点

    **
    不思議な林檎を食べたことにより不老不死の力を得た、グリコ、鈴音、愚竜の周りで再び起こる事件。
    さらにグリコに人間らしさを身につけさせようとして両親となる人間が送られて来てグリコは少しずつ人間的な日常を取り戻すが……
    シリーズ第2巻
    **

    ということでテディベアに続く2作目。
    テディベアは一応話としては閉じて終了していますがこちらは、シリーズとして走り出す一冊と言う感じで完全に途中という印象。
    様々な伏線が登場した状態で終了しております。
    お話しの展開としてはグリコが人間としての感情を取り戻すあたりからどん底へ突き落される部分が山場で良い意味で読んでいて欝になる著者の力量を感じさせる一冊。
    この著者の他の作品は未読な為、著者が最終的にどういう結末を好むのかわからず、ある意味ワクワクしながらシリーズ続巻へ手を伸ばします。

  • 再読
    殺菌消毒さん怖美しい……

  • 蟲と眼球と〜シリーズ二作目。
    今回は戦闘的描写が多かった気がする。前作と比べると色あせた感じもあるが、十分面白い内容だと思う。

  • 手長鬼こと相沢梅ちゃんが可愛い!!

    幼くて無邪気で馬鹿で・・・「ゼキ君」に一途で可愛い!


    嘆木狂清が相沢梅に首輪を付けて軟禁したり一緒にお風呂に入ったりと変態行為を行うくだりが面白い!!ッ!

  • 中二心をくすぐられるキャラ名(読んでいた当時既に中二ではなかったけど)。素敵です。

  • いやあ、日日日のキャラのネームのつけかた好きだなあ。
    西尾維新みたい。

  • やはりグリコは一環の初めて比べてかなり人間らしくなったなあと。火乃と樹夫との「家族ごっこ」も大分楽しそうだった見たいだし。やはりキャラクターに思い入れてしまうと、そうゆう日常、というのが大切であるし、壊さないで欲しいと何度も切実に思ってしまう。2巻は何度読んでも凄く悲しくなる。肉人形にしないでっ!と重いながら読んでいくという。クルキヨと梅ちゃんの日常も壊れて欲しくないのだけれど。

  • ちょっとグロいけど面白かった

  • 2010年2月8日読了
    どうしてこうなった、の一言に尽きる。

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著者プロフィール

高校在学中に第8回角川学園小説大賞・優秀賞をはじめ、合計五冠の新人賞に輝く。ライトノベル、一般文芸とジャンルにとらわれず執筆を続け、著書に『狂乱家族日記』(エンターブレイン)『私の優しくない先輩』(講談社)。TVアニメ化もされた『ささみさん@がんばらない』(小学館)も執筆。

「2020年 『桃瀬さん家の百鬼目録2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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