クリスティ ハイテンション1 (MFコミックス)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840119184

感想・レビュー・書評

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  • ホームズの姪による探偵マンガ。


    『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』などの有名な探偵マンガは読んだことがあるが、正直うざくて読んでられない。謎解きを延々とワンパターンで見せられると、数話で飽きる。毎回同じような謎解きをやって何が楽しいのか分からない。やはり、探偵モノは小説で読むに限ると思い、いい探偵マンガの存在を諦めていた。そんなときに目にしたのが、この作品である。

    この作品は、店頭で『QUO VADIS』といっしょに並んでた。先に『QUO VADIS』を手に取ったのだが、非常によかったので、同じ作者の作品ということでこの作品も手に取ったという訳だ。

    同作者の他作品も読んでみようと思ったのは、俺の好きなマンガ『パタリロ!』の作中で、魔夜峰央が新谷かおるを紹介してて、名前を覚えていたという背景もある。魔夜峰央が紹介しているということは非常に昔からいるマンガ家なのだが、そんな古いマンガ家が今の時代でも読める作品を売っているというのは非常に興味をそそられたからだ。「おもしろくないはずはない」と思わせるに十分な材料がそろっていた。実際読んで見ると、予想通りというか、期待以上におもしろかった。


    謎解きだけで話が進むのではなく、ヒロインとホームズの関係をうまく織り込み、サブキャラを大量に登場させることで、謎解きよりストーリを楽しめる探偵モノだ。俺はヒロインよりムチ女がお気に入りになるほど、ストーリ性が高い。さすが最近のあほなマンガ家とは違うなぁと思う。

    絵柄は昔の少女マンガっぽく、目が大きく、非常に好みが別れるが、それを差し引いても、十分にストーリを楽しめるマンガっぽい探偵モノと言える。

  • 実家で読んでたシリーズ(親所蔵)・その4
    またの名を「好きなんだけどこの作品について語れる知り合いが周りに全くいないシリーズ」とも言う。

  • 初版 帯

  •  2015-12-20

  • 全巻読了!
    さすが大御所、の読み応えあり、だったけれども
    最終巻のアレは掲載紙がアレだったからですか><

    なんか続きそうな伏線いっぱいあったのになー
    残念!

  • 主人公は10歳の伯爵令嬢で
    かのシャーロック・ホームズの姪
    頭良くて度胸もある少女すげー
    ホームズがいい味出してます

  • 実は、この作家さんの漫画大好きなんですよ。
    昔の職場で「砂の薔薇」「クレオパトラD.C.」借りて
    それ以降ハマりました。

    そろそろ新刊ないんだろうか・・・と探してみたら
    見つけたので即購入。

    やっぱ面白くていいなぁ!

  • 昔の少女漫画のようなかわいらしい絵柄。


    主人公はかの有名な探偵、シャーロック・ホームズの姪、クリスティ。
    そしてそれを支えるひと癖もふた癖もあるメイド、ノーラとアンヌマリー。
    ホームズ自身も登場します。


    ホームズの世界をあらたに描き起こす本格ミステリがいま開幕。

  • 久々に手に取った新谷センセの新刊コミック。かわいい女の子達がバリバリ活躍する作品は大好きです♪2巻も楽しみにまっています!

  • う〜ん・・・2巻に期待します。

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著者プロフィール

1951年4月26日生まれ、大阪府出身。
高校時代から少女マンガに傾倒し、高校卒業後に上京。
72年にりぼん漫画賞佳作に入選し、73年「りぼん」4月大増刊号に『吸血鬼はおいや?』を発表してデビューする。
同年2月、マンガ家の佐伯かよのと結婚、3月に松本零士の零時社に入社する。
3年半ほどのアシスタント生活を経て77年に独立、「月刊プレイコミック」に「戦場ロマン・シリーズ」を連載して本格デビューする。
さらに同年「増刊少年サンデー」に発表した『ファントム無頼』(原作/史村 翔)がヒットし、一躍注目を集める。
以後、精密なメカニック描写と魅力あふれるキャラクターが織りなす物語で、多くのファンの支持を獲得。
85年、『エリア88』および『ふたり鷹』で、第30回小学館漫画賞を受賞。
航空マンガやカーアクション物のほかに、『クレオパトラD.C.』、『砂の薔薇(デザート・ローズ)』など、女性を主人公とした作品もファンを熱狂させている。

「2023年 『新谷かおる航空機グラフィティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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