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みんなの感想・レビュー・書評
(No.12-28) 短編集です。ほとんどはホラーっぽい話。 先日読んだ「エムブリヲ奇譚」がとても良かったので、以前出版されたこれも読んでみました。全部で7編収録。 主人公も設定もバラバラな話ですが、一編読むごとに、切なくて、哀しくて、やるせない気持ちでたまらなくなりました。 私は単行本で読んだのですが、装丁や栞紐がぞくぞくするほど素敵です。ネットの画像で見る限り文庫版よりずっと良い... 続きを読む »
グレー乙一と黒乙一が楽しめる一冊。鬼物語は完全に黒。seven room のような気分を味わえる。鳥~と死者~は白っぽいグレー乙一で良かった。死者~は号泣してしまった。111208
情景の美しいホラーという感じで好みでした。
中のしおりがあるものに見えて、一瞬ドキッとしました。
…おばあちゃん、まるで後を追うみたいだったね。病院で、返事をしないおばあちゃんにむかって、話しかけてたよね。「ねえ、音楽は聞こえてる?」(「死者のための音楽」より)。怪談専門誌『幽』の連載で話題騒然の作家、待望の初単行本。 (BOOKデータベースより) *** 恒川作品に似ていて、でもさらに暗く、若しくは切なく、哀しくした感じでした。 どのお話も結構好きです。 「長い旅のはじ... 続きを読む »
http://yaplog.jp/y-sketch/archive/191
未だに細い3本のスピンが謎(笑)
乙一さんがツイッターにて別名義で出したとおっしゃっていた怪談短編集。読んでみて納得。確かに乙一さんの作品で味わえた雰囲気がこの作品には広がっていました。怖いけど切なく、心が温かくなる短編集でした。
お気に入りの作品は、未完の像、鬼物語、鳥とファフロッキーズ現象について、死者のための音楽。
どの話にも、必ず死者が出てくるのですが・・・不思議と、おぞましいとは感じませんでした。 むしろ、読んでいると心が静まってくる感じがして・・・文章が、とても淡々と書かれているからかもしれません。 現実と非現実の狭間にあるような場面は、人それぞれの解釈ができるのではないでしょうか。 明るい話ではないので、結末を自分なりに想像をすると切なくなりますが、それがむしろ心地良いです。 特に印象... 続きを読む »
おばあちゃん、まるで後を追うみたいだったね。病院で、返事をしないおばあちゃんにむかって、話しかけてたよね。「ねえ、音楽は聞こえてる?」 怪談専門誌『幽』連載に書き下ろしを加えて単行本化。
乙一が中田永一と同じく別名で書いた短編集。怪談専門誌に連載していただけあって怪奇な設定にところどころ黒乙一を感じさせるが、物語はみな切なさの残る白乙一作品で、その微妙なさじ加減がいい味わいを出している。もっと話題にもなってよさそうなのに…と思う。
(B)
もうオープンにされたようなので書きますが、乙一の別名義が中田永一の他にもあったなんて、つい先日まで知りませんでした。山白朝子さん、初耳。よく見れば帯が乙一です(笑)うん、確かに「黄金工場」あたり特に乙一っぽいです(でも言われなければ気付かないかも)「鳥とファフロッキーズ現象について」で泣かされました。装丁がシンプルなわりに凝っていて美しいです。トレーシングペーパー、浮かび上がる文字、それにこの栞・・・髪の毛ですか?きもち悪いな!(笑)
ちょっとグロテスクだったりホラーだったりの短篇集です。
山白朝子さんの初の単行本ですが、これまた乙一が仮面作家として書いているのではと言われています。
『百瀬、こっちを向いて。』の中田さんか山白さんか…どっちかの帯に乙一がコメントを寄せていたんですよね。それもまた怪しいという笑
確かに黒乙一っぽい話ばかりでした。
しばらく読んでないので記憶が曖昧だったりもするんですが、怖いけどいい話だった…ような?
すごく面白くて一気に読み終えてしまった記憶があります。
…よし、読み返そう。
山白朝子さんが何者であろうと作品の素晴らしさに変わりはないのだあ!!
名作ばっかり!
どの話の質も高い。
ホラーというよりはミステリーに近いことから恩田陸に近い所はあるけど、最近の恩田陸の短編と比べるとこっちの方が断然おもしろい!
ただ新人の文章ではないかな。。。
作者は乙一だと言われているけど、こんなにいい本が読めるならどんどん覆面で書いて下さい☆

息苦しく、眼の裏が熱さを通り越して痛いほど哀しいのに心が暖かくなる短編。ぞわりと恐ろしくはない、物悲しいホラー。
淡々としながら情熱的に生きる様とざわめくような死に心を動かされた。
どれも素敵だけ...





