ジャンクション

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840120937

感想・レビュー・書評

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  • ジャンクション、高速道路と高速道路が交わるところ、原則。ジャンクション写真集、魅入られて静かに興奮してくる。スタートは、高速道路の構造各所の名前の解説、ジャンクションの形式の分類でやや堅苦しく始まるが、メインの各ジャンクションの写真が始まるともうもうただただ圧倒される。圧倒的に夜景のほうが映える。個人的ベストは阿波座JCT、次は大黒JCT。複層のデッキが重なり合う様は見飽きないフォルムで圧巻でした。

  • 何番煎じでもいいのでジャンクションや高速道路系の写真集はドシドシ発行して頂きたい。

  • ジャンクションを下から見上げた写真。

    箱崎ジャンクション
    川口ジャンクション
    有明東ジャンクション
    両国ジャンクション
    阿波座ジャンクション
    堀切ジャンクション
    葛西ジャンクション
    美女木ジャンクション
    小管ジャンクション
    東大阪ジャンクション
    江戸橋ジャンクション
    信濃橋ジャンクション
    北港ジャンクション
    鳥栖ジャンクション
    有明ジャンクション
    一ノ橋ジャンクション
    三郷ジャンクション
    久御山ジャンクション
    松原ジャンクション
    天保山ジャンクション
    内本町ジャンクション
    辰巳ジャンクション
    大黒ジャンクション

  • 建築
    写真

  • 沖縄には無いジャンクション。
    旅行に行った際は、ほぼ必ずジャンクション巡りをする。
    篠崎、両国、天保山etc...


    東大阪市役所の展望ロビーから見たジャンクションは鳥肌卒倒モンでした。

  • ジャンクション萌えには堪らない一冊。というか、やっぱりこういう需要もあるんだなぁと嬉しくなってしまう。幼少期に某ジャンクションのすぐ傍で育ったため、自分にとっては原風景なのだけど…

  •  学生時代、「巨大建造物が好き」という同級生がいて、当時建設中だった沖縄都市モノレールの軌道を楽しそうに眺めていたものだ。
     その時は「そういう人もいるんだな」くらいにしか思わなかったが、以来、何となく僕の中でも巨大な建造物というのが気になる存在になっている。
     といっても僕が住んでいる沖縄には巨大と言う程巨大な建造物はそんなにない。本当に感嘆したのは東京に住んで、首都高速道路に乗った時だ。都会の街中をこんな高速道路が横切っている!個人的にはなかなかの衝撃だった。

     前置きが長くなったけど、そんな風に「デカい構造物を見るのが好き」という人々がいる。そして、そんな人向けの本もあったりするのだ。
     最初本屋でこの本を見つけた時は、こんな本があるのかと半ば呆れたものだが、手にとってみるとなかなかどうして面白い。
     ジャンクションの写真集。マニアックだが、登場するジャンクションはどれもダイナミックでカッコいい。特に表紙になっている「箱崎ジャンクション」は、ジャンクション好きなら一度は訪れなければいけない聖地である。著者が「ヤマタノオロチのよう」と評するくらい圧倒的な存在感を持っており、畏怖さえ感じる。藤沢周が『箱崎ジャンクション』という小説を書いている程だ(内容はジャンクションの話という訳ではない。念のため)。
     このほかにも日本全国様々なジャンクションが紹介されている。ジャンクション、高速道路を連結する交通の要衝。そんな場所だからこそ、存在感のなかに儚さや虚しさを感じてしまうのかも知れない。そこは決して車が立ち止まる場所ではないからだ。

     建設中のジャンクション、古くて錆の浮いたジャンクション、田舎町のジャンクション…それらをパラパラめくって眺めているだけでも楽しい。文章から伝わってくる著者の過剰なジャンクションへの偏愛も素敵だ。
     ジャンクションの形態の説明やジャンクション見学の際の心得など、妙に親切な解説も読みどころ。

     人類が造り上げた圧倒的スケールの構造物。そこには毎日たくさんの車が通り、たくさんの人々が通り過ぎていく。たくさんの人生を支えながら、全身をめぐる血液のように日本中に車を送り出し続けるジャンクションは、単なる通過点ではない。
     夜景としてもポイント高い場所多数。でもこれらが有名になってデートスポットになったりしたらちょっと寂しい気がする(絶対ないけど)。

  • 近代美、だね。

  • 借り物。BLAMEとか好きなので、ジャンクションいいねw あくまで景観に萌えるだけだが

  • 1600円の価値はあります。

    実際に見に行きたくなる。


    ジャンクションは芸術だ。

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著者プロフィール

写真家/ライター。1972年生まれ。工業地域を遊び場として育つ。
千葉大学工学部卒業後、松下電器株式会社(現Panasonic)に入社。シンクタンク部門に10年間勤めた後、写真家として独立。出版、
イベント主催なども行っている。
著書に『工場萌え』(石井哲との共著、2007年)、『団地の見究』(2008年)、『ショッピングモールから考える』(東浩紀
との共著、2016年)、『立体交差』(2019年)など。
Instagram: @ken_ohyama、Twitter: @sohsai、Facebook: 大山顕(Ken Ohyama)。

「2020年 『新写真論 スマホと顔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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