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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
妹に借りる。
連作形式の怪談話としてはイマイチ。
ありきたりな因縁話で、読んでいて怖いと思えなかった。
江戸の吉原にまつわる怪談噺が連作形式で語られていく時代小説。
「八幡の鏡」「鼠の道中」「遣手猫」……中でも一番恐ろしいのは、拾えば命がないという「赤い櫛」。
情感たっぷりと吉原という閉鎖的にあった遊郭の町の雰囲気を味わうことができる。加えて習わしや仕組み、当時の花魁の様を覗き見ることができるという点で怪談としてだけではなく、江戸の一部を担っていた吉原の歴史を知るという部分においても面白いものだと思う。
語り手は変わるが一貫して一人称視点で語られ、基本的に当時の言葉遣いだが読み易い方で、華やかではあるが裏で抱える無常感に包まれた世界を上手く表現できていると思えた。
現代とかけ離れた情景だからこそ浸ることができ、ある意味幻想的でもあるのかもしれない。
借り物。
吉原で起こった怪談話を、
吉原の中にいるひとたちが代わる代わる語っていく。
うーん。
「吉原手引草」の構成と同じなのは、
わざとなんでしょうかね。
会話で進んでいくので、
読みやすいけれど、
背中が寒くなるほど怖いかと言われれば、
そんなにでもないような。
夜中にやってるオムニバス形式の怖い話くらいの怖さかなぁ、と思いました。
もし、その櫛が落ちていても、拾ってはなりません。手にとって見てもいけません。赤い櫛だと気がついたら、近くに寄ってはなりません。一目散に逃げ出すのに限ります。できることなら吉原から出てしまうのが一番いい。大門を出たらできるだけ遠くに逃げてしまうんです。吉原遊郭「百燈楼」で語られる七不思議。「八幡の鏡」「鼠の道中」「遣手猫」……中でも一番恐ろしいのは、拾えば命がないという「赤い櫛」。噂を聞いた怪談好きの若旦那が、妓夫に誘われるままに入った廓の中で、芸者やら太鼓持ちや遣手婆らの怪談を聞いてゆくうち……。第2回『幽』怪談文学賞・長編部門特別賞賞受賞作。
遊郭を舞台にした怪談話。それぞれの人物がそれぞれの立場から語る形式の連作。華麗で淫靡で、そしてぞくぞくと恐ろしい物語。
最初に登場して、そこからどの物語にも繋がってくる「赤い櫛」がかなり恐ろしいです。こんなもの見つけちゃったら……どうしましょう。しかし一方で、その「赤い櫛」ってビジュアル的にはとても映えるんですよね。他にも遊女の着物や持ち物等、美麗さの溢れる表現が多いので。読んでいると頭の中には華やかな情景が浮かびます。
その華やかさの裏に潜むおぞましさ……遊郭って、たしかに恐ろしい場所なのかもしれません。
古本屋にて、表紙とタイトルが気になって購入w
怖い話・・・嫌いだけど、なんとか読めましたが後味が・・・うーん
吉原の遊郭、百燈篭に関わる怪談。
一話ずつ、話し手が変わり、徐々に確信に迫る。
それぞれに、奇譚であり、霊がからみ、花魁の、新造の、禿の、遣り手の恨みつらみを軽妙に描き出している。
吉原の雰囲気と江戸時代の雰囲気に浸りたいならすごくいいかも知れません。
また、極度に人を恐怖に陥れるわけではなく、あくまでも怪しい、物の怪の、存在をきれいにまとめているのでホラーが苦手でも大丈夫かと
拾ってはならない、蒔絵の赤い櫛・・・「赤い櫛」 白いおしろいの下に隠されたものは・・・「死化粧」 新嫁が迷い込んだ、永遠に続く同じ布団の同じ部屋・・・「八幡の鏡」 握り鋏と巻きつく黒髪・・・「紙縒の犬」 古の大夫に惚れた道楽人の決意・・・「幽霊の身請け」 廓は猫も悩ましげ・・・「遣手猫」 女の誇りが惨状を呼ぶ・・・「無常桜」 狂った女とやってくる鬼・・・「紅葉狩り」 ... 続きを読む »
第2回「幽」怪談文学賞長編部門特別賞受賞作。
すげー完成度の高さ!
と思いきや、既に作家さんとして活動されている方とのこと。
なので、大賞ではなく特別賞なのだそうです。
他の作品も読んでみよう。面白かった!
吉原のとある遊郭で語られる、拾えば命がないという赤い櫛。
その赤い櫛にまつわる怪談話を関係者に聞いてまわるうちに…
最後に語られる赤い櫛の正体にビビります(汗)
(゜∀゜;ノ)ノ
吉原遊郭「百燈楼」で語られる七不思議。「八幡の鏡」「鼠の道中」「遣手猫」…中でも一番恐ろしいのは、拾えば命がないという「赤い櫛」。噂を聞いた怪談好きの若旦那が、妓夫に誘われるままに入った妓楼の中で、芸者やら太鼓持ちや遣手婆らの怪談を聞いてゆくうち…。第2回『幽』怪談文学賞長編部門特別賞受賞作。
えぇっ!そうだったのか!
関係者に一人づつ話を聞いていくうちに
おっとびっくりな展開に。
地味に怖い話。
内容紹介
第2回『幽』怪談文学賞・長編部門特別賞賞受賞作。
もし、その櫛が落ちていても、拾ってはなりません。手にとって見てもいけません。赤い櫛だと気がついたら、近くに寄ってはなりません。一目散に逃げ出すのに限ります。できることなら吉原から出てしまうのが一番いい。大門を出たらできるだけ遠くに逃げてしまうんです。吉原遊郭「百燈楼」で語られる七不思議。「八幡の鏡」「鼠の道中」「遣手猫」……中でも一番恐ろしいのは、拾えば命がないという「赤い櫛」。噂を聞いた怪談好きの若旦那が、妓夫に誘われるままに入った廓の中で、芸者やら太鼓持ちや遣手婆らの怪談を聞いてゆくうち……。第2回『幽』怪談文学賞・長編部門特別賞賞受賞作。
怖くなかった。文体はそんなに受け付けなくはなかった。
「幽」で読んだ「あーぶくたったー」の方がずっとよかったから、腕をあげているんだと思う。新刊出たら読む。
提灯部屋の話だけ好き。
幽ブックスからして、勿論心霊系の話になるわけですが、どうしても怪談話は細切れになりがちで難しい。いっそうのこと京極さんみたく、弁当箱の厚さ並みの長編にすれば雰囲気に飲み込まれていきやすいのですが、「遊郭のはなし」はちょっと薄いかも。暇つぶしには丁度良く、持ってこいなんですけれど。
遊郭を舞台にした連作。客の一人が見世に関わる者に『怪談』を聞いていく、と言う趣向。こういうの好きです。
いまなんかさらっと怖いこと言ったー!みたいな感じでした。面白かった。
江戸は吉原の楼閣で、雨の日にやってきた若者が、女郎屋に関わる様々な人間に赤い櫛にまつわる怪談を尋ね回る話。
舞台といい、語りの体裁といい、「吉原手引草」を彷彿とさせる。ただ、あちらがミステリーであるのに対して、こちらはホラー。途中から話がおどろおどろしくなってきたな、と思っていたら、あれよと言う間にすごい展開で決着してしまって驚いた。
ホラーはホラーでもちょっとB級なホラーだ。
なんだかせっかくそれまで語られてきた妖しい雰囲気が、最後で壊れてしまってもったいない気がする。
吉原遊郭に関する「怖い話」。実際いろいろあったんだろうなぁ。下層の方は特に悲惨だったろうし。生き地獄というか。肝心の本の方の感想ですが、特に怖い感じでもないし、あまりおもしろくないので中断。
と思ったがガンバッて読了。最後で最初の赤い櫛の謎が解ける仕組みでした。精神的に怖いというよりスプラッター系でした。話とは関係ないですが「かごめかごめ」という歌は吉原から来たのかなぁと思った。






