空想科学読本6.5

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  • メディアファクトリー
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本棚登録 : 169
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840123877

作品紹介・あらすじ

『空想科学読本6』で、たくさんの読者の質問に答えているうちに、柳田理科雄は大きな不満を覚えるようになってきた。「なぜ誰も、ウルトラの父がつけた成績表や、星飛雄馬がクリスマスに暴れていた件について、聞いてこないんだっ!?」21世紀のいま、そんな質問がじゃんじゃん届いたら大変だが、業を煮やした柳田が、自ら問うて書き下ろしたのが本書である。ショッカーのマヌケな世界征服計画、怪獣を輸送する無謀な人々、空想科学の世界には必ず登場するにせヒーロー…。常軌を逸した話がてんこ盛りの一冊、果たして読者はいるのかっ。

感想・レビュー・書評

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  • 筆者の疑問点を集めた一冊。ウルトラ兄弟の成績表は面白かった。

  • 著者が自分の疑問を自分で解決しちゃった1冊。
    悪の秘密結社のダメダメ作戦とか、星飛雄馬のクリスマスパーティとか、偽ヒーローになぜだまされるか、など重箱の隅話が楽しい。

  • 感想未記入

  • 今回は柳田さんが自分の疑問を自分で解く初の方針!
    うすいけど、おもしろさは変わらないので空想科学読本好きはぜひ!

  • 空想科学読本6の裏面とも言うべき本である。
    6が『空想科学 図書館通信』を通して構成されているのに対して、本書は筆者が自分自身に質問し、答えるという趣向である。当然取り扱っている題材も現在の高校生達からすれば古い題材である。
    ところが、中身をみると 「確かに不思議」 と頷けるものが多々あり、それらを検証しているところが面白い。
    例えば にせヒーロー に騙されるのを見て「何であんなに簡単に騙されるの?」とか思ったことはないだろうか。本書ではこれらを含めて11本が取り上げられているが、ウルトラ兄弟の成績表に対する採点などは爆笑モノであり、筆者の軽妙なタッチが面白さを大きくさせていると言えるだろう。

  • 【要約】著者が「空想科学」のふとした疑問を科学的に解明していく。
    《感想》シリーズものなので、1から読むとよい。

  • 26-29 Sep 2008 図書館の新着本
    思ったよりラフな本だった。著者の突っ込みにさらに突っ込みを入れつつ,楽しく読んだ。ビジュアル的に面白い話が多い。
    突っ込みどころ,というかさらに計算を続けて楽しめる部分が大きく,通勤の暇つぶしに好適だった。
    例えば...キングコングの輸送手段の話で...いろいろ検討した結果,ヘリウム気球が一番いいんじゃないか。でも直径20mのものが6000個必要(笑)。話はここでおしまいになっているが(それでも脚注まで使って書いているのだが)さて,これを縮尺を正しく図にしてみるととんでもなくて面白い。
    著者の計算に文句をつける人もいるようだが,それはナンセンスだと思う。

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    ヽ(´∀`*)ノ わーい♪

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著者プロフィール

1961年鹿児島県種子島生まれ。東京大学中退。学習塾の講師を経て、96年『空想科学読本』を上梓。99年、空想科学研究所を設立し、マンガやアニメや特撮などの世界を科学的に研究する試みを続けている。

「2021年 『空想科学学園 理系脳を育む4冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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