- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840131162
感想・レビュー・書評
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以前の作品でもちらっと出てきていた和歌山での田舎暮らしをまとめて書いたもの。よくあるカントリーライフ礼賛ではなく、また、田舎をそれとなく見下した都会人の体験記でもなく。そこらへんがグ印のいい所なんだなあ。
田舎の良さというのは、あ〜もう堪忍っていうたまらん所と背中合わせだ。虫との戦いや(すごいのが出てきてたぞ)くみ取りの大変さや、地元の方々とのおつきあいのビミョーな感じとか、そういう苦労があってこそ、自然の美しさへの感動があり、人の情に触れる体験がある。「生活」というより「旅」だったと振り返るグレゴリさん、実感がこもっている。悲しく辛い出来事もつづってあって、そこはしみじみ読んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グレちゃんが旦那さんのヨコチンと和歌山の山奥で田舎暮らし
田舎暮らしの理想と現実を知る事ができます
田舎の良さって色々あるのかも知れませんが、やっぱり私は「虫」…虫が苦手なので無理かも(T . T)
まぁ私自身も北海道の田舎で育ってますが、ここまでの田舎ではないので(周りに徒歩で行けるお店や病院、図書館などなどは揃っている)車でしか行けない親戚の家に行くと、虫、牛や馬の糞の臭いで毎回辛かった記憶が…なので私は無理!w
グレちゃんも載せていたけど、写真を見るだけなら田舎って素敵〜ってなるかも
でも暮らすとなると話は別ですね
田舎暮らしに憧れてる人はこの漫画読んでみてからの方がいいかもしれません -
エコ・ロハス・素敵な田舎暮らし・マイ○○
こういう流行を無批判に受け入れるでもなく、
ひねくれて全批判するでもなく、
自分の見える範囲で面白おかしく描いている、
そうゆうの、いいよ。 -
虫とか噂好きなとことか、やっぱり自分には田舎暮らしは無理だ、と分からせてくれた。田舎暮らしのリアルな現実を教えてくれて感謝。
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漫画家である筆者が、旦那さんとともに和歌山県のくそ田舎に住んだ時の話を漫画エッセイにしたもの。
田舎出身から見たら、まあ長くは住まないだろうなあと思っていたけど、やっぱりそうだった。
家賃が安いとか、でも修繕費がかかったとか、道無き道に近い道を通るから荷物が大変とか、虫とか、肥溜めとか、色々描かれているけど、4年程度じゃまだまだ中身は薄っぺらいです。
暇つぶしの読み物にするにはいいかも。
都会しか知らない人は、いきなり山奥の田舎に住んではいけないと思うの。
車がないと不便だなという程度の地方都市に住むのがオススメだと思う。
そこなら近くに自然もあるし、車でちょっと走ればスーパーもあるから、田舎を味わってみたい、憧れ程度の気持ちの都会人にはいいんじゃないかなあと思う。
自分が雪国田舎出身なので、余計にこの本の中身に賛同できなかっただけかもしれない。 -
田舎暮らしで気になることの一つにトイレ事情がある。なかなか詳しく記載されたものに出会えなかったのだが、この本でだいぶスッキリした。人生観を変えるくらいの気合がいるだろうことも書いてあるが、考えてみればそうなんだろうなぁと納得。
ほかの田舎暮らし情報では得られない内容で、参考になった。 -
極端な田舎は、生業がそこで完結するなら成立するだろうが、そうではなければ、苦しいという事か。
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はじめに
第1話 うちの家賃は5千円
第2話 しぶちんお引越し(前編)
第3話 しぶちんお引越し(後編)
第4話 田舎暮らしはじまる
第5話 山笑う
第6話 虫のモンダイ
第7話 肥のモンダイ
第8話 田舎のお付き合い
第9話 ネコが来た
第10話 知られざる和歌山弁
第11話 ウワサのモンダイ
第12話 ネコ事件
第13話 都会に近い田舎へ
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あとがき -
■面白かった。
■田舎暮らしに憧れてはいたのだけれども,
やはり,ま,大変ですよねぇ~と。
■家賃は5000円と格安かもしれないけど,
その他の雑費で,何だかんだでお金が出ていってしまう。
■都会と田舎の中間(トカイナカ)が
コスパや便利さを考えると無難なのかもしれない。