好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫 ダ・ヴィンチ た 4-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840132367

作品紹介・あらすじ

はじめて恋を失って、はじめて本気で好きだったのだと気づいた-。有川浩、朝倉かすみ、梨屋アリエ、石原まこちん、吉野万理子、紺野キリフキ、宮木あや子ら七人の人気作家たちが、人生はじめての大切な失恋を綴った小説アンソロジー。終わった恋、始まらなかった恋、始めてはいけなかった恋…七人七色の失恋のカタチ。はじめての失恋には、恋愛のすべてがつまっている。

感想・レビュー・書評

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  • 何でこんなタイトルの本を借りてしまったんだろう。借りたときは恋の予感でご機嫌やったのか…今はひたすら胸が痛いけど、一度借りたものを読まないのは読書道に反するから読む。

    双子の兄の婚約者に惹かれる弟、社内不倫、ずっと一緒にいる同性の親友への気持ち、愛娘が溺愛するアニメの作者へ嫉妬する売れない漫画家の父、新入社員を狙う社長、とげ抜き名人、言えなかった告白と突然の訃報…

    紺野キリフキさんの「とげ抜き師」と宮木あや子さんの「はじめてのお葬式」が良かった。この二作は星4つ。他は正直微妙…

    私も今とげ抜きが必要かな…大きいのが根深く生えてしまっているかも。それでも、好きだった彼をいきなり亡くした鳥居よりはいい。

    • まろんさん
      hetarebooksさん、こんにちは。

      なんだかこの頃レビューが少ないけど、忙しいのかな?と思っていたのですが。。。
      いつも溌剌としてい...
      hetarebooksさん、こんにちは。

      なんだかこの頃レビューが少ないけど、忙しいのかな?と思っていたのですが。。。
      いつも溌剌としていて、才気あふれるレビューが眩しいhetarebooksさんが
      こんなレビューを書かれると、ファンの私も胸が痛みます。
      それでも「一度借りたものを読まないのは読書道に反するから読む」というところに
      hetarebooksさんらしさが滲み出ていて、うれしいような切ないような。
      きりっと鉢巻を締めて、特大のとげ抜きを手に
      今すぐにでも駆け付けたくなってしまいました。

      2012/12/02
    • hetarebooksさん
      まろんさん、ありがとうございます。

      まろんさんのコメントにうっかり涙ぐんでしまいました。職場が変わったり、恋もなくしたりでちょっと抜け...
      まろんさん、ありがとうございます。

      まろんさんのコメントにうっかり涙ぐんでしまいました。職場が変わったり、恋もなくしたりでちょっと抜け殻みたいになってしまってました。

      ねじり鉢巻でとげ抜きに駆けつけてくれるまろんさんがいれば、もう少し頑張れそうです(*'-'*)
      2012/12/03
  • 有川さんと、宮木さんは突出してたかなーって印象。

  • 『タマママーンを探して』が1番すき。
    まさに、タイトル『好き、だった』ってそのもの。イイね。
    『いっせーのー、ぶたーーーー。』
    スッキリ爽快^_−☆
    広く捉えたら、これもまた『失恋』か?
    テーマに読み手が縛られると、つまんなくなっちゃうかもしれないけど。
    ライトノベルらしい作品ばかりで、楽しかったです。
    朝倉かすみさんの『ノベライズ』の『それでもいい』と『そんなのいい』のこだわり、私は好き。
    朝倉さんらしい、どこか他人事のような距離感は好き。
    ラノベに難しいこと求めません。
    清々しさと爽快感があればそれで私は満足です。
    その点では、有川浩さんのはちょっと足りないかな。有川ファンなだけに。宮木あや子さんの話はザンネンながら『セレモニー黒真珠』読んじゃったから既読だし。
    アンソロジーに載せた作品は載せたらダメだよー。読んでない作家さんに興味があって作者買いする人ががっかりしちゃうじゃん。まあ、人気作家さんにつられ買いする私としては、石原まこちんさんと出会わせて貰えたので、文句言えませんけど;^_^A

  • すんなり読める、短編集。

    「そんなの構わない」というフレーズと、『はじめてのお葬式』の話が好き。

  • 有川浩を筆頭に七人の作家が作り上げた恋愛小説アンソロジー。
    有川浩は以前の作風にちょっと戻っている感じがする。禁じられた恋の切なさを(やや若い人向けに)よく描いている。
    個人的には
    有川浩、宮木あや子、吉野万里子が当たりかと。

  • 有川さん目当てで買って積読してたもの。

    紺野キリフキさんの「とげぬき師」は元ネタがあるのかな?独特の世界観だったなあ


    すっごい好きなものはなかったけど、さらさらっと読める。

  • 人の数だけ失恋があるんだなぁ。
    そして失恋を通して自分も知るんだろうなぁと思う

  • 有川先生の失恋の演算目当てに購入。
    思わず、読後に解説ブログをぐぐったくらいには、ちょっと、すぐには理解できなかった。

    有川先生は短編だと結構こういうの書くんだね。

    んー難しい、が感想です

  • それぞれの作者さんの小説の1章をまとめた小説。読んだことあるのがあった。

  • 豪華な作家陣だったけど、いまひとつピンと来ず。短いから読めたかなー。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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