夢の中の少女―ひとり百物語怪談実話集 (幽BOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840134460

感想・レビュー・書評

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  • 2019年1月25日

    イラスト/ヒロミチイト
    デザイン/池田進吾(67)

  • あとがきの1話を含めて、101話の怪談。

    さすがに自分体験、は少なくなったらしく
    聞いた話、が前回よりたくさん。
    とはいえ、体験した話を自分が聞いてくる、なので
    出所は確からしいです(笑)

    人違いをした幽霊なんかは、ちょっと面白いですが
    起こしてくれたから、とうっかり感謝をしたら
    大変な事になるとは…。
    やはり、付き合い方が大変です。

    しかし、全編通してじんわりと出てくる少女。
    これが一番怖いです。

  • 1作目の方が恐面白かった。愛犬とお父さんの話、犬がなぜ猫に生まれ変わってきたかの話に感動。

  • 立原さんの本は読んでいて心を温かくしてくれる何かを含んでいる。著者本人見るタイプではあるが霊感体質ではないという微妙なポジションであるがどちら側についても真実のみが大切というスタンスを持っているのが好きだ。

     

  • 実話系怪談第2弾。
    不思議な話満載。
    猫が犬の生まれ変わりって……
    この猫ちゃんは他の動物には嫌われているのかな?(1巻ネタ)

  • 個人的には前作よりこっちの方が好き。犬や猫の話では涙が止まらなかった。

  • 淡々とした語り口で意外に怖い話やら不思議な話やら、怪談とは言えない話など収録した不思議な雰囲気の本

  • またまたやって参りました。ひとり百物語実話集の第二弾!

    今回もまた立原さんの周囲に集まる怪談の数々。さりげなく現われては消え、またふらりとやってくる。知人、兄弟、愛猫、果ては生徒まで巻き込んで、怪談は着実にその数をましてゆくのです。さて、あと百話が集まるのも時間の問題ですね?

    実はこの本。一晩で読みまして…、つまり夜に一人百物語をやりまして…、金縛りにあったり白い女の人を見たりはしなかったのですが…「悪夢」を、見ました。そりゃあもう。もう夜に一人百物語はやるまいと思うには十分な威力を持つ悪夢でした。

    さすが、見返しにお札が印刷してあるだけあります。
    一晩で百話読んでしまった人がいましたら、安心してませんか?大丈夫だと思ってませんか?だって予防線としてあとがきに×××××があるから(読んだ人には分かるでしょう)
    でもよく考えてみて下さい。最後のお話、あれ…怪談ですか?怪談風味のエッセイじゃないですか…?

    さてこれで百話ぴったり…、ですね?

  • 立原流百物語第2弾。
    著者やそのお友達が実際体験された話なだけに、非常にリアル。
    ちょいちょい登場される加門七海さんが頼もしい。
    立原さんが何か可愛いです。いや、そら怖いですよね…。

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著者プロフィール

立原透耶(たちはら・とうや)
大阪府生まれ、奈良県育ち。北海道在住。日本SF作家クラブ会員。
一九九一年、『夢売りのたまご』でコバルト読者大賞を受賞し翌九二年デビュー。二〇〇〇年までは「立原とうや」名義で活動。小説家としての作風はファンタジー、SF、ホラーなど多岐にわたる。華文SFの翻訳も手掛け、『三体』シリーズでは日本語版監修を担当する。大学教員の顔も持つ。

「2023年 『蘭亭序之謎 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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