ドラゴンブラッド (MF文庫J)

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著者 : 伊上円
制作 : 一葉モカ 
  • メディアファクトリー (2010年10月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840135481

ドラゴンブラッド (MF文庫J)の感想・レビュー・書評

  • シリーズ既刊3冊。未完なんでしょうね。
    登場人物の名前が凝っている。殺人鬼の娘が変わっていた。
    イラストの一葉モカが良い。一巻のとか特に。

  •  ひとことで言って筆者の粗さが目立つ作品だった。
     主人公の秋良(アキラ)は事故で死にかけた時に悪魔の眷属として雷龍となる。雷を操る力が元の人間に加わったというのではなく、アキラ自身が雷光で形成されているらしい。結果として雷を攻撃に使えるだけでなく、金属の中に電流として流れ潜んでみたり、更には、物理攻撃が全く効かないという強力な能力を持つ異能者である。そんな彼が、前世が鬼であるため、本能で衝動的に人を殺してしまう文字通りの殺人鬼の少女と出会う。躊躇なく鉈を振り下ろしアキラが切り裂かれたはずが、身体を雷光に切り替えることで無傷で、彼女にとっては敵わない相手となり、不思議な関係のままパートナーとなり敵と戦うことになる。
     とまあこの辺までは大きな不満はない。ところが話が進むと、アキラの能力を知る敵は2日で全身ゴムでできた人形達を送り込んでくる。どっかのワンピースみたくゴムは電気を通さないので強敵という設定らしいが、ほんとに雷光の力を持つなら簡単に破壊できるんだが。まあそこはいいとしても、なぜかゴムの身体の敵は電気そのものであるアキラを掴み、痛みつけることができるらしいのだ。なんでぇ~と疑問符が並びだしてからはもうダメ。その後の敵にもよくわからない力で電気となった身体を抑えこまれたり、骨を砕かれたりとどうも設定がちぐはぐ。どうも普段の人間の形は雷龍としては不完全体なので、強い異能者によっては身体を掴まれてしまうようだが、わかりにくい。しかも序盤の敵からそれだから殺人鬼の彼女には絶対の力を示すと言われてもご都合主義的に見えてしまう。敵が全く触れることもできない主人公じゃ戦いにならないので、ちょっと特例を設けたんでしょうけど、はっきり言って安直。
     そもそも登場人物のフルネームが雨音櫛秋良(あまねぐしあきら)だったり、殺人鬼の少女は全無壊世(うつなしかいぜ)などなど、痛すぎる。まあこういう人は有名作家にも居りますが、何がいいと思ってこんな名前をつけるんでしょうね。センスが肌に合いません。
     更に細かい話をするようだが、アキラやカイゼの話し言葉の中に変な言葉遣いがある。絶対作者が普段使ってる言葉だと思われる。要するにキャラ形成が十分できてない気がする。一葉モカさんの艶のあるイラストのおかげでかなり救われている部分はあるけど、シナリオが目立ちすぎる展開のためキャラクタが自由に動き回れていない印象。
     まあいろいろ言ったが、結局のところ主人公のアキラが嫌いなんだよな。別の作家の作品に似た性格の主人公がいて、そいつも嫌いだったけどほとんどそっくりなので全然同調できず。変なところで寄せ集め的な作りも目についた。
     それでも3点つけたのは、その作風を1巻まるごと貫いていた点。よくも悪くもこれが作風だと言えるものがある点は個々のオリジナリティが低かろうが評価することにしている。
     今回第2巻も同時に購入していたので、この後、続巻を読む予定。

  • キャラの名前が完全に西尾維新の影響受けてて、んでバトル描写が割とショボい。主人公の能力が危険度SS+なのは分かったけど、それなら最後まで主人公の力で戦ってほしかったかも。まぁ1冊目だししょうが無いかな。伸びに期待。

    この絵師の絵はミク以外で初めてみたけど、安定しないね。

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ドラゴンブラッド (MF文庫J)の作品紹介

天音櫛秋良、16歳。真っ白な髪の毛とちょっと目付きが悪いことを除けば、いたって普通の高校二年生だ。今日も真面目に、とっつきづらい同級生の藍さんと一緒に授業をサボっている。ところで、この街で起こっている怪奇事件。これを解決せよ、とある友人に依頼された俺は、夜の繁華街に情報収集に出た。そこで出会ったのは-。「わたし、壊世っていいます」ネコ耳型のフードを被り大鉈を振るう、謎の少女だった!過去に魔神と契約し、雷撃を操る俺は平凡な日常を取り返すため戦うことになる。血よ、吼えろ-。第6回新人賞受賞、異色の作風を持つ新進気鋭作家デビュー。

ドラゴンブラッド (MF文庫J)はこんな本です

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