なぜ人妻はそそるのか? 「よろめき」の現代史 (メディアファクトリー新書 28)
- メディアファクトリー (2011年6月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840139588
感想・レビュー・書評
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http://honz.jp/3310HONZのレビューで見つけたので、読んでみる。戦前の姦通罪、『武蔵野夫人』、『チャタレイ夫人の恋人』、団地妻、にっかつロマンポルノ、金妻、『失楽園』、その下地となった有島武郎と波多野秋子の心中、『不機嫌な果実』、AV、出会い系、デリヘル、そして現在は「寝取られ」へ。
<目次>
はじめに
第1章 武蔵野の雌鳥が啼く
第2章 妻はよろめき告白する
第3章 蒸発する女と団地妻
第4章 団地妻は郊外の一戸建てを手に入れ、金曜日の妻となった
第5章 人妻の出生証明書と死体検案調書
第6章 PTA会長がAVに出る時代に
第7章 汝の隣人としての人妻が不倫を語る
第8章 「寝取られ」の世界と人妻たちのこれから
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へー。
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読了。理解できたが、しんどい。
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戦後の小説、映画、テレビドラマ、人妻へのインタビューによって、人妻の性的魅力の変遷を綴っている。
本来ならモラルを守るべき奥さんたちがタブーを犯すことにより本能を刺激される。これは、タブーが高いほど興奮度が高まるという快楽の法則によるものらしい。
そして、さらには「寝取られ」へと昇華していく。
奥が深い世界だ。 -
昭和30年代から現在に至るまでの「人妻」の存在が変遷していく様がよくわかる。ただ、知識としての内容は薄い。201311
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面白かった。でも欲求不満になる。どうすりゃいいのよ>封印。
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奥様方がどうしてこんなにも性の対象となったのかを戦後の習慣から、しきたり、法律、文化、現代のメディアなどの様々な点から分析したもので内容はいたって大真面目なものでした!
人妻好きなアナタは是非どうぞ!! -
社会を知れる一冊です。タイトル書いでした。
結論として、なんか男って情けないイキモノだなあと痛感しました。