小説ロボジー

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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840143257

作品紹介・あらすじ

家電メーカーのダメ社員3人は社長の命令で二足歩行型ロボットの開発を命じられたが、博覧会直前に大破させてしまう。その場しのぎで体型の合う老人をだまして中に入れ披露すると、なんと意外な大絶賛。ところがこのジイさん、只者ではなくて…!?映画界の鬼才・矢口史靖書き下ろしハートフル・コメディ。

感想・レビュー・書評

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  • まあ単純に面白かった。
    深みはないけど、映画はちょっと観たくなった。

  • ちょっとだけドキドキハラハラ、そしてほっこり。読後感の爽快な楽しいお話でした。

  • 三人の男を更生する姿が私の胸を強く打ちました。ニセの二足歩行ロボットを「超多機能ロボット」と偽っていたけれど、あることがきっかけで「本物をつくってやる」と決意したところが印象的です。

  • 読みやすかったです。読み終えたらなんだかいい気分になりました。

  • 愉快な話しだった。
    ある電器メーカのロボット開発部に配置された3の若手社員。社長から二足歩行のロボットを製作しロボット博に出品を命ぜられる。ロボットに関するなんのノウハフを持ち合わせずロボット博に製作が間に合わない。そこで3人はロボットの外装の中に人を入れることに・・ところが中に入ることになった爺さんが暴走の連続で偽ロボット疑惑が勃発。3人はバレないように奔走するが・・最後は爺さんの機転により疑惑の危機を脱する。しかし再び爺さんはロボットの中に入るんだろうなと思わせる余韻を残した。映画ではロボットの動きそして誰が演じているんだろうかって楽しみ。

  • 読み終わって最初に思った事は映画が見たい!小説も面白いんだけれど、中身が爺さんのロボットの動きは映像を見た方が確実に面白い気がする(^^)「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」等々と並んで「ロボジー」も私のお気に入り映画になる事は間違いない!

  • いかにも映画の原作って感じ。映画が見てないけど、番宣の雰囲気とよくマッチしていた。でも、ちょっとドタバタが過ぎるかな。もう少し爺さんと3人の友情?が深まるところがあった方が良かった。ケーブルテレビのディレクターは余計かな。

  • 映画を見に行く機会がなかったので原作を読んでみました。
    読み始めると、一気に読了できてしまうくらい話も軽く
    内容も文句なく楽しい作品。
    ロボットの中に人間(しかもお爺さん)が入っているなんて
    普通に考えたら絶対にバレるでしょこれはっ!って思いましたが
    最後までこれはロボットなのだ!という終わり方に、こんな楽し
    いナンセンスなファンタジーもありかなって、読みながら思い
    ました。

  • 最初は苦し紛れだったロボット巡業も老人や学生と触れ合っていくうち、エンジニアもロボット作りに本気になり、ついに完成させるという姿に感動した! 話がよく出来ているなあ・・・

  • おじいちゃん。

    老人の孤独を感じ取ってしまったよ。
    もっともっと、ロボット開発部が発展しますように。
    ニュー潮風はかわいすぎる!

    映画みてからのー小説だったから、台詞とかまでぜーんぶ映画と一緒なのはなんだか薄っぺらい。
    でも読みやすーい。

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著者プロフィール

矢口 史靖:第7回PFFスカラシップ作品「裸足のピクニック」(93)で、劇場映画監督デビューを果たす。男子高校生がシンクロナイズドスイミングに挑戦する「ウォーターボーイズ」(01)で注目を集め、日本アカデミー賞の優秀監督賞と脚本賞を受賞。続く「スウィングガールズ」(04)では、東北地方を舞台にスウィング・ジャズに熱中していく女子高生を描き、同最優秀脚本賞を受賞した。その後も、オリジナル脚本のコメディ作品「ハッピーフライト」(08)、「ロボジー」(12)などを監督し、ヒットさせている。

「2017年 『映画公式ガイド『サバイバルファミリー』の歩き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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