空想科学読本11

著者 : 柳田理科雄

• メディアファクトリー (2012年3月16日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、中高生に人気の漫画やアニメを題材に、できる限りそれらの世界の根幹にかかわる疑問を扱っている。『とある科学の超電磁砲』御坂美琴の「レールガン」の仕組み!『デュラララ!!』平和島静雄の「道路標識引っこ抜き」は可能か!?『ぬらりひょんの孫』リクオの「妖怪時間」の謎!『ヌードファイター柚希』「脱げば強くなる」は本当か?などなど、誰もが注目の人気作から、知る人ぞ知る魅力作まで、科学の目で真剣に考えれば、それぞれの世界はますます面白くなる。

感想・レビュー・書評

[✿なな✿さんの感想 · 2021年10月23日]

大切な人から借りた本。
様々な漫画やアニメ、特撮モノ、ゲーム等々のふとした疑問に真面目に向き合っている内容。

分かる・分からないがどうしてもあるため、アドバイス通り「気になる項目だけ読む」ことにしました。
『ウサギとカメ』のウサギがどれ程寝たのか、『蜘蛛の糸』の糸の丈夫さ、アンパンマンのアンパンチの威力等、オタクでもオタクでなくても興味をそそる項目があると思います。
(ただ、注釈が頁を跨いでいたり、どの部分のことか分かりにくいのが少し難点でした……)

個人的には幼い頃大好きでよく読んでいた『大きなカブ』という絵本のカブの葉の丈夫さが1番ツボでした♡

[小凛さんの感想 · 2013年3月23日]

全国の高校・高専に毎週FAX送信している『空想科学図書館通信』の原稿を元に、漫画やアニメを科学的に解析するシリーズ１１作目。


おなじみのシリーズですが、かなりすっとばして１１作目。と言うのも、今回は新しい作品が多数取り上げられているので、知っているものが多かったから。とは言え、『うさぎとかめ』や『蜘蛛の糸』など古典関する素朴な疑問が解明されているのも嬉しかったです。
それにしてもやはりヒーローはけた外れてすごい能力を持っているなぁ・・・でもその能力をなんと無駄にしていることか・・・。
次回も大いに期待です。

[seisei highshool さんの感想 · 2012年9月11日]

404 ヤ （11）　登録番号9132

[jushugunさんの感想 · 2012年6月17日]

今回は37もの疑問を科学的に計算。？的なものもありますが、そこは御愛嬌。毎回毎回大変ですね、と労いの言葉をかけたくなります。

[sakiminさんの感想 · 2012年6月10日]

高校生の質問に答え、毎週図書館にFaxで配布しているシリーズ！
私が高校生の時に始まったから、結構長く続いているので、そこにも感心！
いつものノリで質問に答えるこの手法はもはやお家芸？

この本をきっかけにして、すこしでも勉強に興味をもてばいいね
何事も継続ってすごいと思う

[りぶっくま（安城市図書館ファン通信）さんの感想 · 2012年5月2日]

【新刊情報】空想科学読本　１１　404/ﾔ/11　http://tinyurl.com/7cuhnnm　「とある科学の超電磁砲」「デュラララ！！」など、最新の漫画・アニメに関する３７の疑問に対して、科学と想像力を武器に、感動と爆笑の結論を導き出す！ #安城

[miyaさんの感想 · 2012年4月20日]

世にこの本のネタは尽きまじということか（笑）

[カナメさんの感想 · 2012年4月18日]

2012年3/14〜2012年4/17

著者プロフィール

1961年鹿児島県種子島生まれ。東京大学中退。学習塾の講師を経て、96年『空想科学読本』を上梓。99年、空想科学研究所を設立し、マンガやアニメや特撮などの世界を科学的に研究する試みを続けている。

「2021年 『空想科学学園　理系脳を育む４冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」