ずさんな家計を整えました。 ずぼらさんのためのお金安心塾
- メディアファクトリー (2012年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840148252
感想・レビュー・書評
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上大岡トメさん著、日経新聞でも度々記事を見かけるファイナンシャルプランナー畠中雅子さん監修のお金の管理術指南書。
無駄遣いはいけないとか、老後に備えて2,000万円は必要等、胸がチクチク痛むテーマだが、読んでよかった1冊だ。
家計の肝は、日常的ではない「特別出費の把握」に鍵がありそう。
無駄を一切排除してお金を貯めたところで、日々愉しくなければ本末転倒。
美味しく、楽しく食べて、好きなことにお金を費やし、愉しみや悦びを噛みしめる。
食べるものも食べずに病気になっては本末転倒。
「節約の亡者」では哀しすぎる笑。
特に参考になった項目は以下の通り。
1:日常的な生活費よりも家計の決め手は「特別出費」(多めの被服費・旅行・冠婚葬祭・家具等)。
2:半年に一度特別出費の把握と見直しを行う。多すぎる項目は次の半年は8掛けを目指す。
3:特別出費は年間の出費予定表を作成して把握しておく。
→衝動的に買ってしまうことも避けられる。
4:ライフプランで人生の予算を立てる。
→年単位で住宅ローン完済、年金受給予定や介護保険支払いの増額等を把握しておく。
数多くのファイナンシャルプランナーがネットや書籍で家計について説いているが、「しっかり」「ちゃんと」「ムダはダメ」の定石が多くもやもやしていたところ。
人によって得意不得意もあり、家計の管理や日常的な家計簿作成等も必ずしも全員できて当然ではなさそう。
同世代の上大岡トメさんと畠中雅子さんの本音トークにほっとして、愉しい老後を目指したいところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特別出費に目を向けることが大事なんだと気付かされた。
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2022/06/08
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2022/06/08
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わたしもakiraさんの感想がタイムラインに出てきて、わぁ!って気持ちでした(^^)
こちらこそどうぞお願いいたします♪わたしもakiraさんの感想がタイムラインに出てきて、わぁ!って気持ちでした(^^)
こちらこそどうぞお願いいたします♪2022/06/08
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ズボラな私にはありがたい、というか、これならできそうと思わせてくれた。かなりシンプルなので、こまめな方は物足りなく感じるかも…
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家計簿をつけるのってマメさが必要だよなぁ…と思ってましたが、年2回の総資産額チェックと特別出費チェックから家計を把握する方法もあるんだと学べました。
トメさんのコミックエッセイは取っつきやすいのでお金の入門編としてはありがたいかと。 -
金銭の管理だけは割としっかりとしていると思うので楽しく読めたけれどあまり参考にはなりませんでした。
家では通帳を合計して以前と増減を比べることを年末にしているので年2回だともっとしっかりと管理できるかな、とは思いました。年の前半に使い過ぎた場合に後半を抑えて帳尻を合わせることができそうで良いかも。
漫画が多くて気軽に読めました。 -
イラストで読みやすい。
特別費を制すものは家計を制す。
家計管理は年2回の通帳確認で!
収入支出がきちんと合致しているかを見極める。 -
まず、著者の上大岡トメさん。46歳まで行き当たりばったりのお金の使い方をしていて(未払い・税金の督促状・学校の集金日に遅れる等々)、よく上のお子さんの大学入試・引越し代を捻出できたな…というところに驚き。
ライフプランはとりあえず10年分をできるだけ詳細に、予定も夢もすべて書き込む。できるできないやお金のことは考えない。
家計を見直したくて、ここ最近家計管理の本を読みあさっているので、目新しい内容はなかったけれど、イラストも可愛く、読みやすいので、暗くなりすぎずに頑張ろうって素直に思える本。難しいことは書かれていないので、最初の一冊におすすめ。
図書館蔵書 -
「自分が思ってる以上にたくさん使ってる。そして使途不明金が多い!!」なんて怖い言葉(笑)家計簿はつけなくてもいいんだってー(安心してください、まだ続いてますYO)。年2回、7月頭と12月末の全通帳残高=総資産額を出し、それぞれ一つ前の額を引くと半年分の収支がわかる。トメさん、予想以上のマイナスって、きっと私もだ(笑)そして生活費はほとんど毎月似たような額であって、怖いのは特別出費。。。
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自分ではない金損感覚が薄い人間のためにと思って手に取った本だったが、その用途だとあんまり。しかし、自分がしばらく忘れていたお金の面での「将来計画」を思い出させてくれた。からいシミュレーションになりそうだが、いいきっかけ。
トメさんタッチが変わってきたね?
キャンペーン後の方が安いかも/目標が貯金へのモチベーションになる/子どもへの費用は、一時的なイベントよりも後々のために/親が健康なうちに①老後資金がどれくらいあるか②いまの生活が維持できなくなったらどう暮らしたいか③そのお金で介護費用を出していいか を聞く/支払いで借りができたら、スマートに返す -
タイトルを見た瞬間、読まなきゃと思った!!
毎月、家計簿をつけているけどお金の流れは把握出来ず現実を知る事に目を背けてきた…
この本を読んで、恐ろしいけど一度ちゃんと全体の収支を把握しようと覚悟が出来た。お金の体力をつけるために。