娘が学校に行きません 親子で迷った198日間

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840149488

感想・レビュー・書評

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  • 野原広子さんの『消えたママ友』『妻が口をきいてくれません』を読んで面白かったのでこの本も。
    そしたらこちらはフィクションではなく、
    野原広子さんとお嬢さんの実話でした!

    登校拒否を乗り越えた話で、
    いや、まわりのプロの先生たち素晴らしいなあと。

    でも何より嬉しかったのは、お嬢さん自ら
    「私のこと描いて」と言って、この作品ができたということ。
    当時はとても辛かったでしょうけど
    すでに「整理された時間」となったということです。

    この本を参考にして、多くのかたが悩みから救われたら
    いいなと思いました。

  • 長男も小学生の時に学校に行けない日々があり、あの時の私の心情と重なって読み続けていきました。あ〜私も精一杯だったなぁ〜。ポロリホロリと思い出しました。どうしても焦ってしまう。
    親は笑って子どもと向き合うか‥1番大事な事だけど1番難しい事だね。コミックエッセイで分かりやすくサクサクと読了!!

  • コミックエッセイなのであっという間に読めます。親はただ見ているだけでいい、というのは実に難しいこと。じっと「待つ」ことの難しさ。でも、それが一番。戦っているのは子供自身だから。疲れてボロボロの子供をふんわり包む暖かい布団のようになりたいものです。

  • 図書館で見かけて何となく手に取った一冊
    私も・・・不登校ならぬ、「会社行きたくないよ病」だから??(笑)
    早めの夏休み・・・ロングバケーションが欲しいなぁ
    まあ、学生みたいに40日も休んだらもう会社行けないですけどね
    ^_^; 根っからの怠け病です

    同じくらいのお子さんをお持ちのお母さんには「他人事じゃない」テーマだよね
    でも、支えてくれる環境が良かったね
    決して焦らずそっとそばに寄り添い、良いタイミングでそっと背中を押してくれる・・・
    自分の時代にも不登校の子や保健室登校の子がいたなぁ
    その子たちはそのままずっと不登校の子供からひきこもりの大人になったみたいだけど
    今の時代は自分が学生だった頃より生きにくい時代みたいだから

    今は元気に学校に通っている娘さんから「描けば」って言われてこの本が出来たようです
    「学校に行けない」って一言で言っても、その理由は千差万別だけどちょっとでも「心の荷が下りる」人がいるといいね

  • 「明日になりたくない ずっと今日でいたい」と言って夜更かしする娘さんの気持ち、よくわかって泣きそうになりました。頼りない担任の先生も、むしろその頼りなさが好印象です。保健の先生、校長先生が味方になってくれたのは、お母さんが、決して学校を敵扱いせずに、問題に取り組んだからなのだろうな、とも思いました。

  • 世の中の不登校に共通する話だった

  • 登校拒否児の周りに、今はこんなにプロの大人が存在して、長い目で見てフォローしてくれる場合もあるんだと感心。辛い話だけど、こういう待遇を受けられたのは幸運だと思ったし、他のケースでもこうあって欲しいと願う。でもきっと、教師の負担は昔より増えてるのがしれない。

  • 図書館で読んだんだけど涙をこらえるのが大変だった

  • うわ〜すごい良かった(/ _ ; )
    娘が学校になかなか行けなくて、ずっと体調が悪かった時の事を思い出してしまった。

    我が家の場合も保健室の先生にすごく良くしていただき、
    娘も私も大変救われました。

    作者の娘さんは壁を乗り越えて強くなられたんですね。
    うちの娘も学校に行けるようになってずいぶん変わりました。

    親も子も、色んな人に助けられながら成長していくんですね。

  • 【内容】
    今やクラスに数名は不登校児がいる時代。明日はうちの子の番かも…?もしもそうなったとき、親として、子どもとどう向き合えばいいのかを、じっくりゆっくり描いたコミックエッセイです。つまづきから少しずつ力を得て立ち上がり、やがて学校に通えるようになった娘と、焦り、戸惑いつつも一緒に歩んだ母の198日間の日々を、セキララに描きます。

    【感想】

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著者プロフィール

イラストレーター、漫画家。著作に『消えたママ友』『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』『離婚してもいいですか?』『離婚してもいいですか?翔子の場合』(KADOKAWA)など。 http://ameblo.jp/nohahiro/『野原広子のブログ』

「2023年 『赤い隣人~小さな泣き声が聞こえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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