ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫 ふ 3-4)

著者 :
  • メディアワークス
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840213929

作品紹介・あらすじ

積層都市「ケイオス・ヘキサ」の北東に「百手巨人」が出現。帰依に失敗した機甲折伏隊は壊滅。事態を重く見た市政当局は「アザナエル」の投入及び、『プロジェクト・トリニティ』の始動を決定した。その要となる最凶最悪の悪霊スレイマンは現在、幾重もの精神拘束を掛けられ、黒革のコート、黒いブーツ、黒い制帽の正面に、目をかたどった徽章、右前腕部に細身の黒い呪力増幅杖を固定され、あの積層都市の守護者-"ブラックロッド"として稼働していた…。『ブラックロッド』シリーズ三部作、堂々完結。

感想・レビュー・書評

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  •  和風サイバーパンクとも言うべき、ケイオス・ヘキサ三部作の終章。
     2巻でちょっと勢いが落ちていたが、最後は相変わらずの疾走感&詰め込み感で安心した。
     独特で、コアなファンがちょいちょいいそうなのもわかる。

  • 相変わらずイカしてるけどスケールでかくし過ぎな感。ラストは置いてきぼりがひどいしw
    主人公がいないというか、基本的に内面に入り込まないのもあって、小説を読んだというより洋画を見たような感覚。作風がより映像的な描写にシフトしたのかな?ぜひ映像化して欲しい所だけど、そうすると用語の外連味が活かせなくなるしなー (需要の不足はさておく

  • ライトノベル「ケイオスヘキサ」シリーズ最終作(?)です。
    やりたい放題やって、風呂敷をたたみ切れなかった印象です。

  • オカルトパンク完結編。人工的に作られた天使が高層都市へ襲来する。

  • 前二作の登場人物や設定やほのめかしや未来の可能性をこれでもかと全部ぶちこんだ感じ。この世界ではどこかぶっ壊れてないと生きていけないのだなあ。スレイマンの暴走っぷりや独特の戦闘シーンなど読んでいて楽しいけど、詰め込みすぎて話がまとまりきらなかったようにも思う。上下二分冊ぐらいで書き込んでほしかった…というのは贅沢か。

  • 「ブラックロッド」「ブラッドジャケット」と続く「ケイオス・ヘキサ三部作」の完結編。「ブラックロッド」で筒を準備し、「ブラッドジャケット」で玉を込め、そしてここでドカンと大きな花火を打ち上げました、みたいな感じ。ケレン味たっぷりのド派手な展開が続き、読んでいて痺れっぱなしだった。

  • 最終作ブライトライツホーリーランドは、三部作の集大成的な位置付け。主人公に、「史上最悪の魔術師」スレイマンと、ロングファング、そしてブラッドジャケットにも登場した元機構折伏隊・ナムの3人を据えている。
    話のスケールは前2作を上回るが、小説として成功しているかどうかは微妙。最後はほぼ投げっ放しだし。東方三部作の中では駄作。

  • ケイオスヘキサ最後の一品.
    主人公であるスレイマンの外道キチガイっぷりが素晴らしすぎる.

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著者プロフィール

第2回電撃ゲーム小説大賞<大賞>受賞。『ブラックロッド』(電撃文庫)でデビュー。著書多数。

「2017年 『ある日、爆弾がおちてきて 【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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