キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))

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著者 : 時雨沢恵一
制作 : 黒星 紅白 
  • メディアワークス (2000年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840215855

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キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))の感想・レビュー・書評

  • 大分以前ですが後輩がラノベならこれ、と推していたので図書館で借りてみました。ものすごい売れてるみたいなので期待してたら肩すかしを食いました…

    内容が全然Beautiful worldじゃないですね…。そこが美しいって言われても納得出来ない。通り一遍にこんな国があって酷いね~と言う感じで終わるのであまり後にも残らない。所詮、キノが旅人であり客観的に外側から問題を見ているだけなので問題を解決しようともあまりしてないですし。そりゃ、旅人ならイヤになったらどこか行っちゃえばいいものね。現代風のおとぎ話か昔ばなしみたいなイメージなのかな?と思いました。続きもこんな感じならばあまり読みたくないなあ。それでも人と人のふれあいには美しいものがあるとかならば良いのですがこの短編だと救いがないので…

  • 狂った国をめぐる旅。
    どいつもこいつも狂っているが、狂っていると断じはしない。
    教訓を暗示させるような書き方が昔話っぽいと思った。
    銃へのこだわりがすごい。

  • 購入したのはいつ頃なのか正直覚えていません。そして読み終わったのもいつ頃なのか覚えてません。ですが、この作品は名作です。

  • これは良い、なかなか好きだ

    終始淡々としたキノのキャラクターと、どこか人間の愚かさを皮肉ったような構造をしている様々な国の雰囲気がとても良い

    相手の気持ちが全部わかれば真に分かり合えるだろう、多数決こそ真の民主主義だ、大人はそうあるべきなのだ、平和に犠牲は付き物なのです......

    様々な国に住む色々な人。自身の間違いに気が付く人もいれば、最後まで自分こそが正しいと信じて疑わない人もいる。でもキノはその間違いを断罪するなどということはない。冷静に、覚めた視線でそれを眺める。それがこの作品の他のライトノベルとは一線を画すところだと思う。そしてだからこそ、どこか胸にズキリと刺さる何かがあるのだ

  • 中学生時代に流行っていた記憶があります。友人がハマっていました。…が手を出さず仕舞いで、人気らしいね~と横目で見ていました。
    新刊が出るということで特設棚を作ってみたところ、回転の速いこと速いこと!
    びっくりしながら読んでみたら、あっという間にハマってしまいました。面白いです。

    『怪談レストラン』のようなショートショートです。
    キノとエルメスが旅する様子が、各国ごとに短くまとまっているのでとても読みやすい。
    内容は寓話的。世の中「みんなが幸せに暮らしました。めでたしめでたし」だけではないとわかりはじめた中高生には受けるだろうな~という印象です。
    「大人って汚い」「正義ってなに」「世界は理不尽であふれている」…という感じでしょうか。
    それから憧れかな。キノのようにひとりで野営が出来て、戦えて、旅ができる。そんな自由な生き方への憧れ。

    おそらくキノが旅するきっかけとなった事件の物語はどきっとしました。

  • 中学生の時に、自分と同じ名前が書いてあるからとゆー理由で手にした初めての小説。
    それまでは、漫画ばっかりだったが、すーっと読みきれる内容で、私が小説にハマるきっかけでした。

  • 現代版星の王子さま。5巻あたりからマンネリ化していきますが、ラノベにはない叙情的文章が新鮮でおもしろかった。

  • キノという名の少女と、その相棒でモトラドのエルメスが、いろいろな国を旅してまわる連作短編集。「人の痛みが分かる国」「多数決の国」「レールの上の三人の男」「コロシアム」「大人の国」「平和な国」の6編をを収める。このうち、第5話の「大人の国」は、キノが旅に出るきっかけについてのエピソード。

    キノの取る行動にいつも共感できるわけではないし、それなりに重い問題を乾いた描写で戯画化するやり方に飽き足りなく感じることもある。でも、それはどんなにきっちりと描き込んだ作品でも同じことだろう。この本で著者は、1つに国に3日間だけ滞在するキノにも似て、読者に「問いかけ」だけを置き残して淡々と次のエピソードに移ってゆく。

    黒星紅白氏の瀟洒なイラストも、作品の雰囲気とマッチしている。

  • この作品の絵は、実は母校の卒業生が描いていますww
    私達より先輩だけど。
    私のお薦め☆
    キノとモトラドが色んな国に行って旅する話^^
    短編だから読みやすいし、国によって違う面白さを味わえるから、良い!

  • 人気絶頂の頃に友達に貸してもらって読んだけど合わなかった。つまり「このくだらない美しい世界」とか何とか言いたいんでしょうか。世の中の矛盾や理不尽さについて客観的に淡々と語られていくだけだけど、そんなものはここに書くまでも無く当たり前の事で、私たちはそういう世界の中で生きているし、私たちが信じている常識は非常識にもなりうるものだし、もし矛盾に気付いたとしてもそれに折り合いをつけて生きていかないとこの社会に居られないわけで。だからこの小説は単に現実というものを分かりやすく示しているだけなのでそこには何の感慨も湧かなかった。

  • ルールに縛られ、自分を見失って生きる人たち。
    自分で考えることをやめた人たち。
    この世界には人間が溢れているようで、その実誰もいないのかもしれない。

  • 2003年、WOWWOWの無料放送枠で放送していた「キノの旅」というアニメを見ていた。
    人間のエゴや悪や弱さに対する痛烈なメッセージを感じる作品で、印象に残っている。

    主人公のキノとエルメスにもう一度会いたくなって再読。

  • 再読。
    読んだのが昔過ぎて、ひとつひとつの話は綺麗に忘れてたけれど、静かな、クールな中に、時々ぽんと包まれてるあったかい感じは記憶のまんまだった。
    にしても、『大人の国』の話は衝撃だった…今のキノは、こうやって生まれたのか…

  •  凄腕ガンマン(ガンガールか?)と人語を話し解する自動二輪車とが織りなす連作短編の紀行譚。

     主人公のキノの性格に熱さがないわけではなく、また、童話めいた書きぶりは牧歌的な雰囲気を醸し出す。
     しかし、醒めた筆致で現実をシビアに活写する上、所詮は旅人=傍観者の冷やかさも兼ね備えているのは、どことなく「銀河鉄道999」を彷彿とさせるファンタジー小説だ。

  • 自分は基本的に短編作品が好きだ。どうにも長いものは読み続けられないし、書けない。
    遠い昔といっても10年くらい前にトチ狂っていたのかラノベ作家にならなれるんじゃないかなんて思ったことがあった。そのときに参考書として買ったのがこのキノの旅の第一巻。
    まあもちろんこんなに時間が経ってから読み終えているのだから参考も何もあったもんじゃないし、ラノベ作家になっている訳もない。

    キノの旅は自分が中学生時代からもう人気だったこのを気を記憶している。好きな友人がいたのだ。だからといって借りはしなかったし、その当時はラノベ系のものには手を出さずにちょっとカッコつけた様な本を読んでいた。

    自分の経緯などいい加減にして感想を書くのなら、半異世界の旅行記。といのが一番かもしれない。けれど、やはり主役がいて、ストーリーもあって、ラノベなのだと、決してそれがつまらないといっている訳じゃないし、それがないとただのビーズがばら撒かれている状態だろう。
    ただ、やはり第一巻だからなのか少しキャラクター性に不安定感を感じたのが正直な感想だ。

    時雨沢さんの作品はまだ何作も積まれているので、そちらも消化しないとと思うが……過去の自分よ。何故“旅”でなく“学園”シリーズを買い集めたよ(苦笑)

    なんにせよ、機会があれば続編やアニメも見てみたいと感じました。それに、これだけ色々な国を考えられるのは凄いことだなとも。
    しかし、まあ、作者のことをある程度知っていると、趣味に走ってるなーという描写が多々あるのは苦笑いで流しておこう。きっと誰だってそうなのだから。

  • 歴代ラノベ売上ベスト20に入ってる古典ラノベシリーズ。不思議な国々を旅するキノとエルメスの連作短編ファンタジー。キノは性別不明の旅人で、エルメスはしゃべるバイク。といって何かを解決するわけではなく、その国で起こったことを見て聞くだけの通りすがり。各エピソードは、極めて単純化されていながらも、常に不条理と残酷さをはらんでて、余韻を残すものが多い。イソップの寓話のようでもあり、コロシアムの闘いはハンターハンターのようでもある。児童向けということだが、一種独特の雰囲気と、淡々とした語り口は、わりと好きかも。

  • いろいろな価値観があるそれぞれの「国」を旅するキノの視点からの物語。
    モトレド(バイクみたいなの)のエルメスもいいキャラクターです。
    生徒の人気があるのもわかるかな。

  • 不思議で切ない。どうしようもなく理不尽で、理解ができないことや、理解のできない人が世界にはたくさんいる。でもそれを責めることも嘆くことも筋違いで、ただキノはキノの道を行くのだと思う。

  • アニメ化されているのは知っていたが、中々見る機会がなく原作を図書館で見つけたのでこの度読んでみた。人間キノと言葉を話す二輪車エルメスが旅をして色々な街を訪れる話らしい。ところで4章までのキノ(男性?)と5章からのキノ(12歳の女の子?)は同一人物なのか?。5章の話は1~4章までの前日譚という理解でいいのか?。それとも入れ替わったのか?。その辺が読んでいてちょっと理解できなかった。ともあれ、先を読んでいくと理解できるのかもしれないので、続きを読んでいきたいと思う。

  • 前から気になっていた本です。ようやく読めました。うむ。好きだな、こういうの。

  • 前から気になっていた本です。ようやく読めました。うむ。好きだな、こういうの。

  • キノという少女が、バイクにまたがって旅をする短編連作。
    どの話も皮肉が隠れているというか、極端だけど世の中を移しているというか。

  • シリーズ一作目。
    ライトノベルをなめんな!黒星紅白をなめんな!

  • 107(2015年では100冊目)

  • ”世界は美しくなんかない そして、それ故に美しい”
    独特の世界観の中にみえる
    人と世界の美しさ。
    思わず考えさせられる旅物語。

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