キノの旅〈2〉the Beautiful World (電撃文庫)

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著者 : 時雨沢恵一
制作 : 黒星 紅白 
  • メディアワークス (2000年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840216326

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キノの旅〈2〉the Beautiful World (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

  • 後書きに作者らしさが出てた。自分は好き。

  • アニメは2003年でしたか。もう10年も前になるんですね。いつか読みたいと思いながら読む機会がありませんでした。多分に示唆的で、風刺的な話ばかりで、ウィットに富んでいるというか、皮肉めいているというべきか。お気に入りは「自由報道の国」。人によって見方がこれほどまでに変わるというのは、現実の報道を見ていても実感させられるところです。「優しい国」は・・・やはりラストのさくらの手紙が切ないですね。

  • 連作短編8編と、口絵に「狙撃兵の話」という短いストーリーが、さらにエピローグの後には、第5話「絵の話」の後日談である「続・絵の話」が、収められている。

    第2話「過保護」、第7話「本の国」は、多少寓意が効きすぎているかなと思う。個人的には気にならない程度だけれども、人によっては鼻につくと感じるかもしれない。第8話「優しい国」は、キノが普段は見られないほど旅先の人びとと関わっていて、新鮮に感じた。ライトノベルの枠に収まりやすいストーリーではある。

    反対に、第4話「自由報道の国」、第6話「帰郷」では、ストーリーの展開から隔たったところにキノが置かれていて、シニカルだけれども透徹した雰囲気をかもし出している。「自由報道の国」は、多少説教くさいエピソードになるのかな、と予想していたが、いい意味で裏切られた。

  • キノの旅2作目。
    最初の旅とか、「森の人」って名前の銃を手に入れる話とか。
    物の見方は見る側によってものすごく変わるという話とか。

  • 雰囲気が好きです。
    『優しい国』には感動しました。いい年なのに泣かされるとは思いませんでした。
    作者の才能が恨めしいです。

  • 読むと書くとでは大違い。
    でも、書く人がいるか読めているのだ。
    読める人は書けることのすばらしさもまた理解できるはずだと私は思う。
    彼らは本当に読んでいるのだろうか。

  • ほのぼのした話もあれば、背中がひやっとする話もあるなぁ。
    優しい国は、悲しくなった…ううう。

  •  見事というしかない、連作短編である。

     掌編とも言えそうな非常に短い作も含まれるが、にもかかわらず、うまく構成された捻り、時代を超えた普遍性を有する問題意識と人間像。
     しかも報道活動によるバイアス形成や絵画価格形成の非論理性といった社会問題から、死を眼前にしつつも生きる意味と死せる意味とに葛藤するという哲学的な題材まで幅広い問題に目配せのいく作品だ。

     そういう意味で、現在からみて過去を描いた作と未来を描いたという違いはあるが、星新一を彷彿とさせるストーリーテラーと言えそうだ。感服である。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    砂と岩の砂漠の真ん中で、キノは空を見上げていた。晴れている。頭を下げて、石造りの口を開ける井戸を見た。涸れている。「だから言ったとおりだよ。最初からこれじゃあ旅なんて無理だよ。キノ。旅人に一番必要なのは、決断力だよ。それは新人でも、熟練の旅人でも同じ。違う?」「いいや、エルメス。それはきっと運だよ。旅人に一番必要なのは、最後まであがいた後に自分を助けてくれるもの。運さ」人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・ファンタジー


    +++1

  • 1巻より毒が薄まっているかも。全8短編のうち、鮮烈な残酷さを保ってるのは、「人を喰った話」と「帰郷」くらい。それでも、童話的で淡々とした語りによるシンプルなメッセージ力は、他のラノベにはない魅力。最終第8話の「優しい国」は、前評判と違ってめちゃ親切な国の謎。最後のサプライズな真相に驚かされつつ、物哀しい余韻の残る秀作。おまけの「続・絵の話」も、絵画を見る目のない大衆を皮肉っててなかなか。今までのところ少なくとも、読んで損した気分にはならないシリーズ。もし進路希望調書に"旅人"って書いてあったら、これが原因の中二病です、ドラミ先生。

  • キノの旅2作目。
    1作目と構成はほぼ同じ。
    短いストーリーがいくつも。

    暇つぶしにはもってこいです。
    なかなか心にしみるエピソード(「優しい国」)もあって楽しめた。

  • 優しい国と絵の国が好き

  • 印象に残ったのは「人を喰った話」「魔法使いの国」「優しい国」の3つ。「優しい国」の結末に何かやるせない気分になった。手厚い歓待をうけて暖かい気分になったのにもう二度と会うことも出来ないというのは読んでいて複雑。「自由報道の国」は読んでいてよくわからなかった。連作の短編が続きながら読んでいて色々な気持ちにさせてくれるラノベ。長く支持されているのも解る気がした。次も借りてきているので読んでいきたいと思う。

  • 人を喰った話。
    過保護。
    魔法使いの国。
    自由報道の国。
    絵の話。
    帰郷。
    本の国。
    優しい国。

    本当にそのまま、人を喰った話でした。
    食べ物があるって…食べ物にした、の間違いでは。
    過保護は、『過保護』ほ方向が間違ってる感じです。
    魔法使いは、考え方が多数かそうでないか。
    突如こんな事を言われたら、確かに鼻で笑います。
    絵は…見る人の問題ですし、受け取り方の問題。
    初っ端の時点で間違ってますし。
    それをいうなら、自由報道、もそうですが。

    帰郷は、落ちに微妙な感じがします。
    離れていたら、というのは、よくある事。
    あちらとしては、いなくなった事により
    逃げのびられた、と感じるやも?
    本の国は、単なる批評するのが好きな人達の集まり。
    優しい国は…最後に何だかくるものがありました。
    知らされていなくとも、なんとなく、感じるのです。

  • 【資料ID】155713
    【分類】913.6/Sh29/2
    文学のコーナーに並んでいます。

  • 図書館で借りた本。
    キノの旅第2作目。 旅人キノと、愛車エルメスの旅物語。 「優しい国」がかなり切なかった。そういうわけがあったんだね・・・って感じでしんみりした。 「本の国」は、起きてる時はほぼ、本を読んでて、それで経済が回っているのが不思議。そんな国ならぜひ行ってみたいが、点数をつけて、評価するのは苦手なので、そっとしておいてほしい。

  • キノの旅は皮肉でできております。

    そういわれても納得できるような話づくりなんだけど、それでいて嫌味が無い。

    人を助けることは正しいことなのか?間違っていることなのか?人は美しいものか、醜いものか?

    そんなことを考えさせてくれる。はずのテーマで書かれているのにそれほど重みを感じない。

    陰鬱な空気に支配されている世界なのに、それでいて苦しくない。

    不思議な二人の話。不思議に嫌いになれない話。それがキノの旅だと思う。

  • 「狙撃兵の話」
    「人を喰った話」
    「過保護」
    「魔法使いの国」
    「自由報道の国」
    「絵の話」
    「帰郷」
    「本の国」
    「優しい国」

    ちょっと悲しい話が多い中、魔法使いの国は愉快で応援したくなった。

  • 人気ラノベってことでとりあえず一冊だけ読んでみた。これだけだとキノが少女なのか少年なのか確信がもてない。普通のラノベと違って淡々とした寓話のような語り口、人を喰ったような感じがクセになりそう。

  • どの国も極端でやられたって感じです。

  • 十代後半、と描写されてる章があった。わざとかな?
    ラノベってこんなにはやく読めるもんか、と驚いたので続きも読もうと思います

  • 主に主観と客観のズレの話。好きなのは自由報道の国。優しい国もまぁ好き。正直絵の話の続編はいらないかな。あとがきも好き。

  • 面白いなぁ。最近色々なラノベ作品を手当たり次第読んでみてるけど、その中でも抜群に面白い。というかとても好み

    人の性を皮肉ったような様々な国と、それを見つめるどこまでもドライなキノの視線が素晴らしい。この人文才あるよなー

    でも「魔法使いの国」みたいに痛快な話もあれば「続・絵の話」みたいに少し寂しい話もある。「優しい国」とかは何かオチがあるだろうとは思ってたけど……悲しいよね。「帰郷」なんかはなんとも言えない余韻が残る。「過保護」とかはもうまんま現代の教育問題というか。

    なにしろどれも凝っていて読み応えある

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キノの旅〈2〉the Beautiful World (電撃文庫)の作品紹介

砂と岩の砂漠の真ん中で、キノは空を見上げていた。晴れている。頭を下げて、石造りの口を開ける井戸を見た。涸れている。「だから言ったとおりだよ。最初からこれじゃあ旅なんて無理だよ。キノ。旅人に一番必要なのは、決断力だよ。それは新人でも、熟練の旅人でも同じ。違う?」「いいや、エルメス。それはきっと運だよ。旅人に一番必要なのは、最後まであがいた後に自分を助けてくれるもの。運さ」人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。

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