※キノの旅2 the Beautiful World (電撃文庫 し 8-2)
- メディアワークス (2000年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840216326
感想・レビュー・書評
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ほのぼのした話もあれば、背中がひやっとする話もあるなぁ。
優しい国は、悲しくなった…ううう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1巻より毒が薄まっているかも。全8短編のうち、鮮烈な残酷さを保ってるのは、「人を喰った話」と「帰郷」くらい。それでも、童話的で淡々とした語りによるシンプルなメッセージ力は、他のラノベにはない魅力。最終第8話の「優しい国」は、前評判と違ってめちゃ親切な国の謎。最後のサプライズな真相に驚かされつつ、物哀しい余韻の残る秀作。おまけの「続・絵の話」も、絵画を見る目のない大衆を皮肉っててなかなか。今までのところ少なくとも、読んで損した気分にはならないシリーズ。もし進路希望調書に"旅人"って書いてあったら、これが原因の中二病です、ドラミ先生。
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優しい国と絵の国が好き
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111
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人を喰った話。
過保護。
魔法使いの国。
自由報道の国。
絵の話。
帰郷。
本の国。
優しい国。
本当にそのまま、人を喰った話でした。
食べ物があるって…食べ物にした、の間違いでは。
過保護は、『過保護』ほ方向が間違ってる感じです。
魔法使いは、考え方が多数かそうでないか。
突如こんな事を言われたら、確かに鼻で笑います。
絵は…見る人の問題ですし、受け取り方の問題。
初っ端の時点で間違ってますし。
それをいうなら、自由報道、もそうですが。
帰郷は、落ちに微妙な感じがします。
離れていたら、というのは、よくある事。
あちらとしては、いなくなった事により
逃げのびられた、と感じるやも?
本の国は、単なる批評するのが好きな人達の集まり。
優しい国は…最後に何だかくるものがありました。
知らされていなくとも、なんとなく、感じるのです。