キノの旅 (3) The Beautiful World (電撃文庫)

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著者 : 時雨沢恵一
制作 : 黒星 紅白 
  • メディアワークス (2001年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840217095

キノの旅 (3) The Beautiful World (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

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  • キノの旅、第三弾。秀逸な話「同じ顔の国」「機械人間の話」

  • 『知っているのか 知らないのか 知っているのか』

    「差別を許さない国」の×××××が知りたい。

  • それぞれの国はともかく、この世界自体がなかなか容赦のない世界のように思える。
    でもそれはこの私たちのいる世界も変わらないのか、私自身がぬるま湯に浸かっているだけで。
    そして、その世界を股にかけて旅をしているキノさんが、容赦ない判断を迷いなくできるのは、当たり前のことなんだろう。
    何にしても、みんな大真面目に生きてることだけは間違いないみたいだ。

  • 3~4巻を一気読み。

  • 第一話「城壁のない国」麻薬の怖さを伝えるのに効果的。切ない。第四話「機械人形の話」人間のために働く機械と機械のために働く人間の話。そして誰もいなくなった。第五話「差別を許さない国」差別をやめようという人ほど差別的という矛盾。井の中の蛙。
    次々とよく思いつくな。異色だけど、変わらず風刺が効いてるショートショート。wikiによると、作者はバイクとガンとアニメのマニアで、作品の根源は銀河鉄道999だとか。なるほど、線路とシリーズは続くよどこまでも。

  • 印象に残った話は「差別のない国」「終わってしまった話」。「差別のない国」の答えがピンと来ない。まあ答えを想像するしかないのかな。「終わってしまった話」は最初キノがエルメスと別れた後の話かと勘違いしてしまった。じっくり読むとそんなことは無いのだが。あと、この作品は1話完結方式で進んでいくが、3冊読んだがこの作品の独特な読後感にまだ慣れない。感想とは関係ないがショートショートで有名な星新一さんの小説もこんな読後感になるのかなと勝手に想像してしまった。続きも読んでいきたいと思う。

  • 「愛と平和の国」
    愛があれば平和になる。
    平和ボケとかのレベルを通り越した国。

    「雲の中で・b」
    何にも見えない世界。
    雲の中ってどんだけ高いところにいるんだろう。

    「城壁のない国」
    大人だけが吸える不思議な草。
    仕方ないといえば仕方ない終わり。
    ただ、どうにかならなかったのかなと少し思ってしまった。

    「説得力」
    パースエイダーの練習。
    旅に出る前のお話だろうか。
    まだまだパースエイダーを使い慣れていないキノのお話。

    「同じ顔の国」
    男と女、二つの顔だけ。
    性格により少し違うと言えど、全く同じ顔しかいないっていうのは気味が悪いと思った。

    「機械人形の話」
    壊れた機械人形と不自然な家族。
    違和感の正体はこれだったのか。
    機械人形たちの最後が悲しすぎる。

    「差別を許さない国」
    差別用語の基準とは。
    一番差別をしているのは、きっとこの国の住人たち。

    「終わってしまった話」
    十年後に過去を振り返る。
    冒頭の言葉にキノのお話かと思いきや…。

    「雲の中で・a」
    見たくない景色と、見えなくなった景色。

  • 愛と平和の国。
    城壁のない国。
    説得力。
    同じ顔の人間。
    機械人形の話。
    差別を許さない国。
    終わってしまった話。

    扉絵かと思ったら物語だった最初。
    こちらは、1巻で分かれた彼。
    2巻でも最後に出ていましたが、ある意味レギュラー?

    城壁のない国…は、役に立たなかったら終了。
    しばりつけるものもあり、裏切り者はでない。
    けれどあの最後は…当然と言えば当然の状態。
    次の説得力は、たまに会話に出てくる『師匠』の
    本体が登場。
    ほんわかしている口調なのに…恐ろしやw

    同じ顔の国は、確かに知識としてなければ
    トラウマになりそうな国です。
    外見は一緒でも、中身が違う。
    そんな技術を持っているのですから
    最後は当然の状態、だと思われます。

    機械人形のからくりは分かりましたが
    国については…なるほど、と。
    そして使い手がいなくなった彼らは
    もはや存在理由もない、現実。

    差別を許さない国、が一番謎です。
    外に出れば謎解決、なのですが、『×××』に
    一体何が入るのか…。
    普通に考えれば補充かな? と思うのですが
    出てからの会話を考えると、お片づけ??

    そして最後。
    最初は本の国の人かと思ったのですが、違いました。
    非常に迷惑な試練です。
    迷惑がかからないような試練に
    ぜひ変えてほしいものです。

  • 【資料ID】155689
    【分類】913.6/Sh29/3
    文学のコーナーに並んでいます。

  • 図書館で借りた本。
    「城壁のない国」遊牧民の国で、旅人を歓迎するが、大人たちはやたらとタバコを吸い、煙だらけだった。
    「同じ顔の国」文字通り、みんな同じ顔で、男か女か、あとは年齢と、しぐさやちょっとした性格の癖で見分ける。最終的に黒いヤツのような不死身さが不気味だと感じた。
    「機械人形の国」は、機械人間だという、老婆がある家族の元で身の回りの世話をして暮らしていた。ちょっと切ない話。
    「差別を許さない国」は、差別は絶対に許さない!と言っている国民が、一番差別をしているじゃないかっていうオチでした。
    「終わってしまった話」10年後の話なのかなぁ。すっかりだまされましたけど。

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真っ白だった。上も、下も、右も、左も、ただ白かった。「見事に何も見えないな」「見事に何も見えないね」「でも、すぐにまた、見えるようになる」「見えるようになるだろうね」「ねぇ。見えるようになって、目の前にきれいさっぱり何もなかったらどうする?ちょっと嬉しくない?」「ああ。でも、そんなことはありえないことを、ボクは知ってるからね」「晴れたら、どうするつもり?」「そうだな…、ここにいても仕方がないし、ボクにできることもない。出発するだろうな。それだけだ」人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。短編連作の形で綴られる、大人気新感覚ノベル第3弾。

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