吸血鬼のおしごと4 The Style of Mistress (電撃文庫 す 5-4)
- メディアワークス (2003年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840222716
作品紹介・あらすじ
組織の追っ手から逃れるため、湯ヶ崎町から離れることを決心した月島亮史。レレナが両親と住む予定の町に、その住まいを移すことにしたのだが、亮史が行動を起こす直前に組織はいち早く彼の居場所を突き止めた。吸血鬼の"従者"たちで組んだ部隊を湯ヶ崎町へ派遣したのだ。目的は、吸血鬼・月島亮史の捕獲である。その影に暗躍するのは、亮史の過去を知る少女・上弦。彼女は、亮史と同じく、常人を遙かに凌ぐ能力の持ち主、吸血鬼の"主人"であった…。第8回電撃ゲーム小説大賞「選考委員奨励賞」受賞作第4弾の登場。
感想・レビュー・書評
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亮史と上弦が再会し、「組織」の攻撃が開始されます。
あいかわらずストーリーがきれいにまとまっている印象です。展開の仕方も、1巻や2巻のようなもたついている印象はなく、すいすい読めました。
ただ、女の子のキャラクターがそろいもそろってワン・パターンなのは、いったいどういうことなんだろうと訝しく思います。それも、雌ネコにまで同じキャラクターをあてがうというくらいに徹底しています。上弦って、亮史にはない人間的な感情の深みを秘めながらも、「鬼」であることに誇りを持ち、感情のゆらぎを心の奥深くに押しとどめようとしているキャラクターのはずだと思うのですが。それなのに、感情のままにジタバタする場面が多くて、見苦しいことこの上ないというか、何というか。
わざわざ従者に子どもっぽいツルを置いたのは、上弦とキャラを対比させるためじゃなかったのかと疑問に思います。主従そろって泣いたりわめいたりしているのは残念すぎます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2009/05/28
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<内容>
組織の追っ手から逃れるために、湯ヶ崎から離れることを月島亮史は決意するが、行動を起こすより早く、組織が動き出した。
そして、その影には亮史の過去を知る少女……それも、<主人>の上弦がいた。
<感想>
上弦編?の前編。。
やっぱ普通に面白いですなぁ。
特に最後の休憩が……(ぉぃ
ここがヤバイってのが中々ないもので、強く薦めることは難しいんだが……
時に、上弦からの逃走劇でのトラップ。
あれ…………吸血鬼からしてみれば実体化してようと幽霊か本物かなんて、見分けられるんではないのか? いや、まぁ焦ってたら別なんでしょうね。はい。それだけっ(ぇ -
ダンボール2