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この作品からのみんなの引用
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いつか自分が死んだときには海に埋葬してもらえたらいい。〈砂海の墓場〉で砂の一部に生まれ変わって、そうしたらハーヴェイが行くところにいつまでもどこへでもついていくことができるだろう。砂の海、砂色の空、砂混じりの風――砂はこの荒野の惑星を包み込んで、いつでもどこにでもあるのだから。
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「あいつは、大丈夫だ、不死人っていうのはあんなことで死なないんだろう?でもあんたは普通の女の子だから」
「ハーヴェイだって普通だよっ!普通に痛いし普通に傷つくし普通に落ち込むし、そんな当たり前のことがなんで」
― 275ページ -
「人間はなんで時間がたつと変わるんだろうな……」
青白い月明かりのせいか普段よりさらに無表情な印象を受ける横顔をキーリは無言で見下ろして、ハーヴェイはこの惑星みたいな人だと、漠然とそんなことを思った。この惑星はきっと今も昔も変わることのない姿で、人間たちが勝手に繰り広げる愚かな歴史を無関心に見守ってきたのだろう。
― 294ページ
みんなの感想・レビュー・書評
なんか前作と違うなーって思ってたら、連作短編っぽくなかったんですね、今回は。
砂の海を渡る船とキーリの過去が中心の話でした。
ハーヴェイが不器用で可愛い!(笑)
「キーリ」の続編。
海が見たい、と言っていたキーリの要望通り、蒸気船で海を渡ります。
相変わらず、人には見えないものたちに振り回されるキーリと、
大怪我ばかり負わされる不死人・ハーヴェイの、
噛み合ってないのにかけがえの無い感じが、
すきだと思いました。
このまま、お互いへのやさしさと執着をじっくり積み重ねていけばいい。
しかし幽霊船のところでは、ちょっとうっかり泣きそうになってしまった…
ベタなものはベタだからこそいいです。
霊感の強い少女・キーリと不死人と死霊の旅 読了日:2007.08.14 分 類:中編 ページ:325P 価 格:570円 発行日:2003年5月発行 出版社:電撃文庫 評 定:★★★+ ●作品データ● ---------------------------- 主人公 : キーリ 語り口 : 3人称 ジャンル: ライトノベル 対 象 : ヤングアダルト向け 雰... 続きを読む »
砂の海は砂漠のようなものなのでしょうか。
風景がよく描けているし、読み入ってしまいました。
キーリとハーヴェイ(+兵長)が共になって旅に出た訳ですが
これもまた様々な出来事が起こります。
船ではお坊ちゃんのユーリに会ったり、船から落ちてしまったりもしますし・・・。
ハーヴェイの過去にも触れるこの本の話は切ない話が多いかも・・・。
1巻に続いて。なんだかすごいすらすら読めてその早さにびっくりした。ラノベ(に対する私のイメージ)でありがちな、文章のまどろっこしい、わざとらしい重ねづけは少ない気がして、文章は割と好感が持てる。しかしハーヴェイ…仕方ないのかもだけど痛いな何度も(笑)
強くてもろいひとたちの話。展開ベタだけど好みだ、二巻目って難しいのに良かった。あとこの先「教会」のひとたちがどういうふうに表現されてくのかも気になるな。
14のキーリと〈不死人〉ハーヴェイ、そしてラジオの憑依霊・兵長は、“砂の海を渡る船”に乗ることに……。
乗船前、町の海岸で、キーリは動いている3体の小さな人形達を見かけ、追いかけていく。繁華街を抜けて、その人形達が行き着いた先は、寂れた鍛冶屋だった。キーリが中を覗くと、店の主は一心不乱に作業しており、その傍らでロボットが器用に立ち働いていた。キーリは、そのロボットに招き入れられて店の中へ。しばらくして、その店の様子が変なことに気づき帰ろうとするキーリ。しかし……!?
海に出たことで1巻よりは明るい雰囲気になった・・・ような?感じかな。
トリ・ペリの話好きです。
ラストなんかはキーリとハーヴェイのそれぞれの心理描写がうまいなぁと。
シリーズ第二弾。幽霊が見える少女キーリと不死人のハーヴェイ、ラジオの憑依霊の兵長は広大な砂の海を渡る船に乗る。今回も様々な霊に会いながらハーヴェイの過去の話も絡みつつ事件に巻き込まれていく、といった感じ。前作なかった要素としてキーリの昔の記憶がある程度提示された。が、謎は深まるばかり。2007/04/15

列車の旅から船旅へ。
ハーヴェイの保護者っぷりにニヤニヤ。
前作はハーヴェイの辿って来た過去がメインでしたが、今作ではキーリの過去についても少しずつ触れられています(幽霊だけでなく不死人まで...





