キノの旅 (7) the Beautiful World (電撃文庫)

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著者 : 時雨沢恵一
制作 : 黒星 紅白 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2003年6月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840223867

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キノの旅 (7) the Beautiful World (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

  • ■書名

    書名:キノの旅〈7〉the Beautiful World
    著者:時雨沢 恵一

    ■概要

    人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。
    短編連作の形で綴られる、第7弾。

     ▼収録話

    「何かをするために・b」
    「迷惑な国」
    「ある愛の国」
    「川原にて」
    「冬の話」
    「森の中のお茶会の話」
    「嘘つき達の国」
    「何かをするために・a」

    ■感想

    キノシリーズ、第7弾です。

    この巻、面白いです。

    「迷惑な国」「冬の話」「何かをするために」の3つが好きですね。

    「迷惑な国」は話的には読んでいてイライラするので好きではない
    のですが、裏を返せば、自分もこうやって考えている部分があるな~
    と思い、好きとしています。
    自分と物語の登場人物で違うのは、程度の差だけです。
    これを読んで頭で考えると、自分のご都合主義(矛盾)がはっきりと分
    かりました。

    このような文化、宗教、考え方の違いは、論理的なものではなく、感情
    的なものなので、分かりあるのって本当に難しいです。
    この物語のように、一方が自分の考え方を押しつけてしまうと結局戦争
    に発展するように思いますが、押しつけないで妥協点を探せば違う物語
    が成り立ったのではないかと感じました。
    (恐らく、わざとだと思いますが。。)

    本当に世の中には、灰色の部分が蔓延しているな~


    「冬の話」は医療が許されていない国に辿りついた医師の話です。
    中々、深いです。
    医師の過去の事情と葛藤ともう少し丁寧に描いても良いのでは?と
    思いましたが、この医師の行動は、医師の鏡だと思います。
    また、この話では、珍しくキノが感情を揺さぶられている描写があ
    るのも、面白い点です。


    「何かをするために」は、キノが旅に出る前の、キノと師匠の物語
    です。(a,bで分ける必要性は皆無だと思いますが・・・)

    キノが(恐らく)初めて自分の身を自分で守った話だと思います。

    人を疑わない事の怖さ、人を信じる事のむずかしさ、自分の身を守る
    事のむずかしさ、文化を知ることの大事さなど、色々と考えさせられ
    る物語です。

    細かいですが、キノが、現代よりも女の子なので、話し方の違いも
    面白い部分だと思います。

  • 『生きていると 悲しい
    生きていることは 悲しくない』

    全体的に、
    う?ん、まぁ面白いか。
    大きく外れてはいないなと思った。
    「森の中のお茶会の話」くらいかな?
    意外。。。とはいいたくないけど、う?ん、ありかな。

  • スパルタ指導が始まったのはこの後なのかな。
    そして強くなったんだろうな。
    その前から色んな意味で強かったみたいだけど。

    ちょっと通りますよの国。

  •  「嘘つき『達」の国」ほか、人間関係の襞を浮かび上がらせる趣きの第7巻である。

  • キノの旅8作目。 オススメの話は「ある愛の国」、「森の中のお茶会」。 どちらもキノの師匠の話ですが、両方ともオチが良い。 前者はずっこけるような面白いオチであるが、後者はちょっと怖い。 後者の方はさらに前半のほのぼのとしたお茶会と後半の老夫婦の謎が解き明かされるところのギャップにうすら寒さを覚えた。

  • ときおり語られるキノの幼少期エピソード。ある時期までは無邪気で子供っぽいのにいつ頃からあんなスレた感じになってしまったのだろうか。でも現在のキノも年齢的には15才前後くらいみたいだし髪長かった頃からまだそんなに時間も経ってないような気もするけど

  • 【資料ID】155523
    【分類】913.6/Sh29/7
    文学のコーナーに並んでいます。

  • 口絵カラー部からいきなりあとがきってどういうことなの…(笑)「森の中のお茶会の話」は思った以上にエグかった。唐突にこういう話も混ぜてくるから油断ならないですね。とりあえず師匠のメイン話は注意か?「嘘つき達の国」はある意味これがハッピーエンドなんだろうか。物理的には薄い一冊ながら、相変わらずいろいろな印象を与えられますね。

  • 相変わらず極端な国ではあるものの、現実の社会のもつ側面をすこし強調しただけだなと思いつつ読み進めました。

  • 図書館で借りた本。
    「迷惑な国」国自体が大きな戦車のように、常に移動している国と、それを遮ってしまった国の話。
    「川原にて」シズがバギーと出会った話。
    「冬の話」宗教的に、自然治癒以外の回復手段が許されない国。病気やけがの時は、異宗教の人に殺してもらう話。
    「山の中のお茶会の話」山の中に住む老夫婦と、師匠がお茶をした時の話。グロい。
    他、短編。

  • 表紙はシリーズを通して1番好き。映画化にもなった「何かをするために」が収録。"キノ"の母は、きっとキノに殺されたかったのだろう。息子に先立たれ、そして息子の遺品を持ってきたキノに。そんな母親が哀しくて、切ない。心にズシンときます。

  • 「迷惑な国」
    「ある愛の国」
    「川原にて」
    「冬の話」
    「森の中のお茶会の話」
    「嘘つき達の国」
    「何かをするために」

    「迷惑な国」の起承転結の綺麗な感じが好き。
    前後に付いているエピローグが本作は少し長い。
    キノと同じく母親の行動は私もよく分からない。

  • 迷惑な国、と嘘つき達の国が好き。この巻では優しさってなんだろうと考えさせられる。中東の考え方では、誰にも迷惑をかけずに生きることは不可能だ、という前提がある。日本の若者に限らず、俺は他の人に迷惑をかけていない、と思う人はたくさんいる。思い込みだ。…減点は師匠の話とか何かをするために、があんまり好きじゃないから

  • 今回は、他国や通り道にある人々への迷惑を顧みず動き続ける「迷惑な国」、安楽死について考えさせられる、決して治療を行わない国のお話である「冬の話」、狂気の地下室のインパクトが強すぎるのと、”ししょう”のコミカルな面が垣間見える「森の中のお茶会の話」、優しい嘘に溢れた「嘘つき達の国」など。もちろん、キノが”キノ”となって旅をするようになった始まりの物語である「何かをするためにa・b」が最も印象的。そして、毎回自由すぎる「あとがき」はなんとついに巻頭カラー・・・。

  • 安定して大好き。どこまで読んだか忘れてしまって取り急ぎ借りてみたら、以前にも読んだことがあったものだった。「嘘つき達の国」が好き。「冬の国」は、もっと書き込んで欲しかった。
    あとがきは冒頭カラー。

  • 再読。

    【カラーなあとがき】
    あとですらない。
    あとがきのアニメ化のためにはまずキノのアニメが流行らないとなあ。
    キノのアニメがやってもあまり興味持てないかも

    【何かをするために】
    何かをするためには踏み出さなければならない話。
    感情豊かなキノが可愛い

    【迷惑な国】
    面白かった。
    確かに通せんぼする国もあるんだろうけど、動く国とはまたすごい。
    キャンピングカーの国版か

    【河原にて】
    シズと陸が使用してる車に出会ったエピソード。
    陸とはどこで出会ったかはまだ謎なので知りたい

    【冬の国】
    生きるためにその国のルールに従うか否か。
    旅人さんもまたいい人だったんだろうな

    【森のなかのお茶会の話】
    完全無欠な師匠の弱点発覚

    【嘘つきの国】
    みんな優しいな、優しい嘘つきだ

  • ☆3.7
    キノの旅、7巻。
    キノがキノになった時の話だった。
    このシリーズ読むと、自分もモトラド乗って旅に出たくなるんだなぁー。

  • 迷惑な国、は、最後になるほどね、と。
    キノにとっては良い国だったのかな。(笑)

    冬の話、は、キノの旅、っぽいなぁと思った。
    こういう閉鎖的な国が出てくると、すごくいい。テンションあがる。

    キノが料理下手っていうのもなかなか。
    確かに非常食系とか、歓待されてごはん食べる描写はよくあったけど、料理する描写って今まであまりなかったような。
    ②くらいでウサギ捌くとこがあったけど、あれは捌いて火を通して、ちょっとした味付け、ってくらいだったような気がするし。

  • ストーリー 5 登場人物 4 言葉遣い 4 描写 3
    伏線回収率 5 感情移入 4 熱中度 5

    まずイラストが最高。黒星さんの本気がついに炸裂した。
    ……目次のシズ様以外。
    1巻と逆で、読んでいくにつれ面白くなっていく。
    ……「森の中のお茶会の話」以外。
    全体的にすごく惜しい。

  • なんとなくいいはなしもある。

  • この巻は、けっこう面白い話ばかりでした。とりあえず特にお気に入りな3本の感想を。
    「迷惑な国」は両方が迷惑すぎて想像するとかなり笑えた(笑)子供がキノを描くのかと思うとちょいほのぼの。子供がんばれ。
    「嘘つき達の国」
    は、とりあえずみんな幸せなら良いなあと思いました。

    …で、一番好きなのが
    「森の中のお茶会の話」
    です。
    とりあえず思ったのが、お茶どころじゃねえええええぇ(爆笑)この老人達がなんなのかが書かれてないのがまた恐い。でも好き。師匠にも怖いものあったのねー

  •  絵の銃が特徴的だったな

  • またまた低迷感が....
    "嘘つき達の国"

  • 生きていると 悲しい
    生きていることは 悲しくない
    ―I am alive.―

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キノの旅 (7) the Beautiful World (電撃文庫)の作品紹介

-モトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)の反対側で、運転手が草の上に座っていた。両足を前に出して、後ろに手をついて、そして空を見上げていた。春の暖かい太陽に、蒼い空を背景にいくつかの雲が流れていく。運転手は十代中頃で、短い黒髪に精悍な顔を持つ。黒いジャケットを着て、腰を太いベルトで締めていた。-人間キノとモトラドのエルメスは"動いている国"に出会い入国する。その"動いている国"が進む先には"道をふさいでいる国"があった(「迷惑な国」)。他全8話収録。短編連作の形で綴られる、新感覚ノベル第7弾。

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