よつばと! (1) (電撃コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840224666

感想・レビュー・書評

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  • 何気無い日常を全力で楽しめるよつば。それはたまに人を巻き込んでしまうけど、ほっこりとする。子供嫌いだから現実にいたら嫌だけどね。あと、言葉遣い悪いのが引っかかる。。

  • よつばちゃんと一緒にいたら楽しいんだろうな。
    と思うけれど、子どもといるのってとても大変。
    子どもが周りにいると、子ども中心の生活になりがち。
    まさに子ども中心の生活に生きる大人たちも描かれていてとても素敵です。

    よつばちゃんの言動はよつばちゃんが生きてきた短いけれど不思議な時間から出てくる、突拍子もなくて面白いものばかり。
    それに翻弄される大人たち。
    それがとても楽しい漫画です。

    次の巻では、よつばちゃんはどう暴れるのでしょうか?
    とても楽しみです。

  • いつでも今日が、いちばん楽しい日!

    なんてことない日常が、よつばを通してみるとどうしてこんなにもキラキラしてるんだろう!読んでると幸せな気持ちになってくる魔法のマンガ!よつばとこの世界のみんなに出会えてよかったー!

    一巻綾瀬家との出会いが一番大きな出来事かな。あさぎと風香と恵那。それぞれのキャラらしい出会いで改めてみるとこのころからやっぱり彼女たちは彼女たちなんだなーと思ってしまう。

    あとジャンボは一巻であさぎにあってたとは。なんとなくあってなかったような気がしてたから地味に驚き!

    入院中によんで、とってもたすけられた漫画。純粋にほのぼのとした日常を感じさせてくれる。すごい漫画。

  • 現在12巻まで発行されている「よつばと!」、本当に面白くてかわいらしい作品です。
    何気ない日常の光景が丁寧な描写で描かれていて、絵でも話でもキャラクターでも満腹になります。
    ぜひ、よつばと宝石箱のような毎日を体験してもらいたいです。

  • よつばかわいい!

  • あいつはなんでも楽しめるからな よつばは無敵だ

  • 少々人の悪意というもので凹んでいたので、久しぶりに読み返した。

    読んでるうちに何度も声を出して笑った。

    そして元気がでてきた。

    たかが漫画かもしれないけど、その漫画に救われることもあるんだな~

    雨に濡れにいくよつばのように無敵になりたいな。

  •  この漫画には子供のずるさも、すばしこさも、高慢さも、自由も、気ままも、幸せも、横柄さも、怒りも、欲得感情も、移り気も、臆病も、節度のなさも、嘘も、本心も、笑いも、涙も、痛みも、――要は子供の全てが描かれている。
     それゆえに、面白い。

  • よつばととーちゃんとその仲間たちの日常を描く。子どもの視点も大人の視点も、あずまきよひこはよく捉えていて上手い。変に萌に媚びないとこもいい。すっごい笑えるし、なんだか読んでいて元気も出てくる。センチな想いに駆られることもなく、子どもと大人たちがわいわい楽しく生活する姿に和まされる。いい作品。

  • 夏休みの前日、ある街に引っ越して来た5歳の少女、よつばと、とーちゃん。
    お隣さんの綾瀬家を巻き込んだドタバタで懐かしくって心温まる毎日。


    主人公が女の子の「クレヨンしんちゃん」。
    全体のイメージはこんな感じだろうか。それでも印象は全然違う。
    主人公のよつばと、とーちゃんに血縁関係はない。
    とーちゃん曰く「海外で拾った」らしい少女がよつばなのだ。
    その後、よつば曰く「ひだり、ずーっとひだり、さいご、ちょっとみぎ?」にあるという、じーちゃんとばーちゃんの家で育ったという何ともミステリアスな設定で始まる。この世界では“みすてりあす”という感じだが。

    物語という物語はなく、まるで宇宙からやって来た未知の生物のように、何に対しても不思議がり、興味を持って全力で接するよつばの日常が淡々と、丁寧に描かれていく。

    ぎゅうにゅうが大好き。
    覚えたての“ちきゅうおんだんか”のためにクーラーで地球を冷やす。
    とーちゃんの友人でセミ捕りのプロ、略してセミプロのジャンボと虫捕り。
    雨が降れば外に出てズブ濡れになってはしゃぐ。

    “無敵”のよつばに接する大人たちや、お姉さんたちも、そんな少女に物を教え、その度に子ども特有の素直さや感性に気付かされ、風情や本質を見つめ直していく。
    かといって本編に説教じみた描写はなく、子どもの目線で見た世界と、日々、広がっていく少女の世界を“感じ取っていく”作品となっている。

    登場人物も魅力的で、自分の失恋を絵に描いて説明する高校生の風香。面倒見はいいのだが、年下のよつばに子ども扱いされる小学生の恵那。悪戯好きで子ども心を巧みに操り、時に利用してしまうズル賢い一面もある大学生あさぎ。
    よつばが、かーちゃんと慕う、この3姉妹の母も天然ボケで愛らしい。

    とーちゃんの友人で、この街に越してくる前からよつばの事を知っている花屋のジャンボや不良サラリーマン、ヤンダも少女の友人やライバルとして全力で接している。

    どの人物にも押しつけがましくないキャラクターが確立されていて、例えば、よつばと二人になったときの可笑しなやりとりが、ちょっと目線を上げたときに自分の目に映る現実のように想定できる、架空の日常にもなってしまう。

    そしてこの世界は遠くない誰にでも訪れる現実の記憶と混ざり、幼少の自分を重ね、毎回クスリとさせる各エピソードに懐かしさを感じていく。
    良き大人に見守られながら、よつばの新しい発見や出会いに大喜びする姿に同調し、その素直過ぎる反応に思わず微笑んだり、ホロリとさせられていく。

    ―いつでも今日が、いちばん楽しい日。
    作品を通して貫かれるテーマは、日常で忘れてしまいがちな極当たり前のことを思い出させてくれるようであり、大事にしまっていた昔の日記を読むような気恥ずかしさのようであり、気持ち良く、くすぐったい。



    あずまきよひこ、その他の著書

    ・あずまんが大王
    ・わらびー
    ・天地無用!(イラスト・デザイン)

    などなど。

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著者プロフィール

あずまきよひこ:マンガ家。代表作『あずまんが大王』『よつばと!』

「2021年 『よつばと!(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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